年間
現代ファンタジーの短編ランキング

2万文字未満かつ完結済の作品を直近365日間のデータで集計しています。
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    【悲報】S級ダンジョンで全滅しかけたおっさん(42)、バグで『不老不死の銀髪幼女』にTS転生してしまう。なお、元のクズパーティが泣きながら追悼配信してる目の前に、ラスボスの遺品を持って乱入した模様/

    【手軽に一気に駆け抜ける、カタルシス極振りの全部盛りバズ無双!】 42歳の冴えない荷物持ち・佐藤タカシは、最悪なクズ勇者と元カノの聖女に嵌められ、S級ダンジョンの最深部で生贄に捧げられた。 ――誰もが俺の死を確信し、地上ではクズどもが同情を誘う「追悼生配信」で大金を稼ぎ始める。 しかし、ダンジョンのバグが発動した。 目覚めたタカシは、レベル999・全ステータス限界突破の『不老不死の銀髪ロリ真祖(美少女)』へと転生していたのだ! 「よお、ずいぶん俺の死体で儲かってそうじゃねえか」 敵からドロップしたマントを羽織り、たった今ワンパンで撲殺したS級ボスの遺品を引っ提げて、クズどもの生配信スタジオへ窓から乱入! 中身はおっさん、見た目は最強ロリの圧倒的ギャップに、世界中のネット民(コメント欄)が大熱狂! クズパーティの言い訳を全世界に暴いて完全社会的に抹殺(ざまぁ)した後は、最高級タワマンを全額一括で購入し、しま〇らのスウェット(キッズサイズ)を着て、気ままなダンジョン散歩&生姜焼き調理配信で秒で億を稼ぐ無敵のハッピーエンドへ! 大物ギルドの卑劣な罠も、国家最高戦力の陰陽師の襲来も、ただの「ため息(魔力圧)」で台風のゴミ袋のように吹き飛ばす! 「おっさんの本気、ちょっとだけ見せてやるわ」 (TS、ダンジョン配信、ロリ真祖、おっさん、ざまぁ、ネットの反応)を極限まで詰め込んだ、超高濃度・即効性のスカッと無双ファンタジー、ここに開幕!
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    凄腕エフェクト職人の俺、TS美少女VTuberとしてデビューするも、個人勢なのに配信画面のクオリティが神すぎて「国家予算並みのV」と勝手に誤解されて世界から注目される件/

    「……え? 個人勢の配信環境って、これが普通じゃないの?」 業界トップのゲーム会社で、数々の神演出を手がけていた凄腕エフェクト職人の『俺』。 ある日突然、目が覚めると超絶美少女(しかも一文無し)に変身していた!? 生きるために配信者(VTuber)を目指すことにした俺は、前世の技術をフル稼働。 「動く超美麗3Dモデル」や「映画レベルの魔法エフェクト」をすべて一人で自作し、個人勢VTuber『ルミナ』としてデビューを果たす。 本人は「まあ、これくらい標準クオリティだよな」と、のん気にゲーム配信をしているだけ。 しかし、その画面を見たリスナーや同業者、さらには国家機関までが大パニックに陥る! 「おい待て、あの髪の毛の物理演算どうなってんだ!?」 「一秒動くだけで数百万飛ぶレベルのエフェクトが常時発動してるぞ……」 「背後にハリウッドのスタジオか、米軍のスーパーコンピューターがいるのでは?」 裏に巨大組織がいると勘違いされ、勝手に神格化されていくTS美少女。 当の本人は、今日も元おっさん特有のガチすぎるゲームプレイと圧倒的技術力で、世界を無自覚に震撼させ続ける――! 『TS×配信×勘違い無双』コメディ、開幕!
  4. 書籍化作品2026年10月5日発売

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    F級ダンジョン配信者の俺氏、魔王をワンパン&無自覚に世界初【SSS級ソロ配信者】になっていた〜「戻ってきて」と泣きついても、世界中のリスナーが俺の味方なのでもう遅い/

    【配信×ネットの反応×実家ざまぁ! 現代ファンタジーのバズ要素全マシ無双譚!】 「登録者3人のゴミチャンネルがお前の遺産だ。そこで野垂れ死ね」 実家である大物配信者一族から『F級の無能』と罵られ、 誰も探索しない最底辺の【F級ダンジョン】に閉じ込められた少年、俺。 しかし実家は知らなかった。 俺が数年間、ただ生き延びるためだけに続けた筋トレで、 ステータスがカンストして【SSS級】の怪物になっていたことを――。 「暇だし、この前もらった過疎アカウントで配信でもしてみるか」 スマホの配信ボタンをポチッと押し、 たまたま目の前にいた最深部のボス(世界を滅ぼすレベルの魔王)を 「うわ、デカい犬!」と素手でワンパン。 それを見ていた数人のリスナーが大パニック。 『は?』『今チャージなしで魔王消し飛んだぞwww』 『フェイクだろ!? いや魔石が本物だ!!』 クリップ動画は一瞬で世界中に拡散され、 気づけば同乗者数100万人超えの世界1位のソロ配信者に!? 慌てた実家からテレビ番組を通じて「実家に戻ってこい!」と涙の復帰要請が届くが、 俺はそれを生配信中のスマホ画面に映し出し―― 「あ、クソ実家から着信だ。めんどくさいからリスナーの前で拒否&ブロックしよ」 『wwwwwwwwwww』 『ざまぁぁぁぁぁwwwwww』 『今さら遅いんだよなぁ!』 世界中の大物探索者やリスナー全員を味方につけた少年が、 無自覚なまま世界を魅了していく圧倒的成り上がり無双、開幕!
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    自分を犠牲に仲間を守った元勇者、ダンジョン溢れる世界に転生したので今度こそは平穏に過ごしたいと思います。病んだ仲間が世界をまたいで追いかけてくるなんて聞いてない。/

    家庭の事情で高校生に慣れないまま死んでしまった飛鍾士燕(ひしょうしえん)は神様と「もし魔王を倒してくれたらもう一度日本人としてやり直させてあげる」と言われて異世界に転移した。 時は流れて魔王との最終決戦。大切な仲間が出来た士燕は仲間を守るために自分を犠牲に魔王と相打ちになる。そして、目が覚めると現代日本のような世界に転移していた。 しかし、そこは士燕が知っているような日本ではなく、ダンジョン溢れるファンタジーな日本だった。 高校生にあこがれを持つ士燕はそんなファンタジー世界でも普通の青春を送る夢を諦めることが出来ずにエリート探索者養成学園に入学するのだが、そこにはなぜかかつての仲間の姿があり、しかも全員激病みしていて......? まぁ元勇者である士燕がそんな学園で平凡な生活を送ることが出来るわけもないよねって話。 これは平凡な青春を送りたい士燕とそんな士燕が好きすぎて異世界から自力で追いかけてくる士燕ガチ勢たちの物語
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    【漫画原作コンテスト版】隙間バイトアプリにダンジョン配信案件ありました/

    非正規で勤めていたブラック会社が倒産してしまった千軒一(せんけはじめ)は隙間バイトアプリ、スキミーでバイトを探していた。 見つけたのは高額報酬だが明らかに怪しいバイト。しかし無職になった焦りから、千軒一はその高額報酬のバイトに応募してしまう。 無事に採用されるも、それは実はダンジョン探索をしてモンスターを狩るバイトだった。 同時刻。世界中の人々が謎の存在の声を聞く。その内容は、これから世界中にダンジョンが生まれ、しばらくするとそこからモンスターが溢れ出すというものだった。 混乱する世界。そんなか、モンスターを狩る千軒一を含めた数人の様子が、ダンジョン探索者の紹介動画として、ネットで強制配信される。 前職のブラック労働に比べるとダンジョン探索を簡単に感じる千軒一。他のダンジョン探索者が苦労しているのと対照的に、サクサクとモンスターを処理していく千軒一の動画は大いにバズるのだった。 【シナリオ表記について】 下記の表記を使用しております ──地の文(前述の地の文が記載されているシーン) ・応募用につき、完結表記としております
    • 完結済 5話
    • 17,297文字
    • 更新
  8. 20

    無自覚なダンジョン修理屋、S級神器を90秒で直しただけなのに世界中でバズりました ~配信中に最強探索者の武器が折れまして~/

    無自覚なダンジョン修理屋は、最強探索者へ「三発目で折れます」と告げる。 予告は配信中、本当に的中。 メーカー最短40分のS級神器を90秒で直し、世界中でバズった。 全1話完結・約8,700字。 フィールド装備整備士・岸本直人の仕事は、探索者の武器を「安全に帰ってこられる状態」へ整えること。 ある日、公式攻略配信へ同行した直人は、S級探索者・新堂環の神器《天穿》に異常を見つける。 通常診断は【異常なし】。 それでも直人は断言した。 「新堂さん。その槍、三発目で折れます」 そして仲間を守るために放たれた三発目。 《天穿》は、直人が指した場所から本当に折れてしまう。 撤退路は崩落。 防衛結界の残り時間は、わずか90秒。 メーカーが「応急復旧でも最短40分」と告げる中、直人は工具箱を開いた。 「九十秒ください」 戦うのは最強探索者。 直人は剣を抜かない。 ただ、壊れたS級神器を直すだけ。 ――本人にとっては、それがいつもの仕事だった。 そして世界中が彼の話をしている夜、直人が気にしていたのは、妹の帰宅が二十三分遅れたことだった。 職人×現代ダンジョン×配信。 無自覚なフィールド整備士が世界中に見つかってしまう、職能無双短編。
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    会社帰りに駅前ダンジョンを毎日一層だけ歩いていた俺、十年間の記録を探索者協会に見せたら「これ、誰も知らない異常周期が全部載ってます」と言われた /

    食品商社で働く、ごく普通の会社員・坂木晴彦。 特別な戦闘能力も、ダンジョンの専門知識もない。 そんな彼には、十年間続けている日課があった。 会社帰り、駅前ダンジョンの第一層を三十分から一時間だけ歩くこと。 そして、気になったことを手帳へ一行だけ書き残すことだ。 濡れていた床。 いつもと違う風の匂い。 見かけた小さな魔物。 通れなかった道。 本人にとっては、ただの散歩メモだった。 ところがある日、毎年同じ時期に起きる西回廊の異変について何気なく手帳を見せたことで、探索者協会の研究員が十年分の記録に目を留める。 「坂木さん……これ、この第一層で私たちが把握していなかった周期が、全部残ってます」 協会には、その日の状態を細かく測る最新の観測データがある。 だが、十年前の同じ場所をもう一度観測することはできない。 短くても、粗くても。 同じ場所を十年間見続けた記録は、誰も持っていなかった。 西回廊の異変。 魔物の移動。 季節ごとに変化する水路。 何気なく残してきた一行一行が、やがて誰かの安全を守るための資料へ変わっていく。 会社を辞めるわけでもない。 最強の探索者になるわけでもない。 これまで通り会社帰りにダンジョンを歩き、気になったことを書くだけ。 これは、何者でもないと思っていた普通の会社員が、 十年間続けてきた日常そのものに価値を見つけ、 やがて探索者協会から必要とされる「観測員」になっていく物語。
  10. 20話分無料

    カードと猫と〈プレモン〉世界ニューゲーム/

    「ずらすにゃよ! 絶対にずらすにゃよ!? よし、今にゃ、合わせろにゃ!」 「へぇぇっきしゅんっ!!」(くしゃみ) 「ずーれーたーにゃぁぁぁぁ!???」  アップデートに失敗して起きた次元の歪み。主人公と〈神猫様〉が次元の歪みに攫われてから始まるストーリー。  ゴールデンウィーク、大型連休をとった主人公は久々に大学時代にハマっていたゲーム〈プレシャスモンスター16進化〉になぜか惹かれてプレイする。だが妙なイベントの後、テレビの中へと引き込まれた。すると目の前には大学時代ずっと来てみたかった〈プレシャスモンスター〉の世界があったのだった。  ゲーム内主人公に乗り移った本作主人公ヒイロは、〈プレシャスモンスター〉通称〈プレモン〉のリアル版をはじめからプレイする。  しかし、例のイベントの内容はどうやら〈プレモン〉の世界に影響している様子。  イベント映像で登場した元神猫様のゼスと出会い、ゼスを16進化させてイベント前の体を戻すことを約束してヒイロはリアル〈プレモン〉の世界を突き進む。  登場するモンスターを倒せばカードになり、カードからはモンスターが登場する。  全てのモンスター系統は16進化し。様々な姿へと進化する。  モンスターの進化を売りにする〈プレシャスモンスター〉というゲーム世界を全力で楽しむことに決めたヒイロは、相棒ゼスと一緒にまずは学園へ入学してストーリーをこなし、ゲーム知識を使い駆け上がっていく!  ニシキギ・カエデ最新作〈プレモン〉!  20話までで72000字の大ボリューム!  よろしければ読んでみてください!  また、ニシキギ・カエデの代表作 「ゲーム世界転生〈ダン活〉」もよろしければどうぞ!  https://kakuyomu.jp/works/1177354055504974517  2025/02/17から2枚目のイラストになりましたー!  写っているのはヒイロ、ゼス、スイリンと、アクリ、コルルです!  また1枚目のイラストである、ヒイロ、ゼス(ゼロ進)(1進化)(2進化)、スイリンと、エメリア、リネア(ゼロ進)は近況ノートに貼り付けてあります!  https://kakuyomu.jp/users/432301/news/16818093091346067796  ↑こちらからどうぞ。
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    プロゲーマーおじさん、ダンジョン配信でも1秒に16連撃を決めてしまいバズってしまう/

    十年前にダンジョンが出現し、ダンジョン配信が当たり前となった世界でおじさんは会社員をする傍らプロゲーマーとしても活動していた。 ある日、勤めていた会社が倒産したことにより、おじさんは専業プロゲーマーになってしまう。 プロゲーマーの収入で生きていけるだけのお金を稼いでいたおじさんにとって会社勤めは暇つぶしとゲームの息抜きとしていたので、日中が虚無の時間になってしまった。 暇になったおじさんは最近流行りのダンジョン配信でもやるかと思い立ち、ダンジョンでモンスターを倒し攻略する日々を送ることになる。 暇が高じて、ゲームで使っている技をダンジョン内で再現できないか試行錯誤した結果、おじさんは一秒間に十六連撃できるように……。 超絶技巧を身につけたおじさんだったが、おじさんということで人気は出ず、細々とダンジョン配信を続けながらプロゲーマーとして活躍する生活を送っていたが、超人気美少女ダンジョン配信者の窮地を救ったことをきっかけに超絶技巧が人々の目に触れてバズってしまう。 これは暇つぶしにダンジョン配信を始めたプロゲーマーのおじさんがダンジョンで無双してしまう物語。 ※AI補助利用は誤字脱字の指摘のみになります。
    • 完結済 8話
    • 7,901文字
    • 更新
  12. 48

    缶詰のパイナップルの方がいい。/

    • 完結済 1話
    • 9,927文字
    • 更新
  13. 55

    蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように【かぐや姫の章・人魚姫の章】/

    ※あらすじも序章のネタバレ注意です。 日本の片田舎にある「月読峠」には、出自不明で多種多様な「古地図」が、いくつも存在していた。 癖の強い店主が経営する古書店でアルバイトをしている男子高校生・楽々浦夜(ささうらよる)は、最近引越してきたばかりだという女子高生の辻文七巳(つじあやななみ)と「古地図」をきっかけに古書店で出会い、ともに地図について調べることになる。 地図に記された龍のマークを頼りに辿り着いた場所で、二人は巨大な蛇の化石を発見する。 このニュースは日本を超え、世界を震撼させる。   そして、無意味だと思われていた「古地図」が思わぬ価値を示したことをきっかけに、多くの人々が月読峠に導かれる。 新たな「古地図」を手に入れた夜と七巳は、再び巨大蛇の洞窟を訪れる。 彼らの持つ古地図は、いったい何処へ誘うのか? かぐや姫の章、開幕です。 ※成田良悟さんの序章の続きからとなっている為、こちらの「https://kakuyomu.jp/works/822139841980969846」序章→本作(かぐや姫の章)→(人魚姫の章)の順番でお読み下さい。 ※かぐや姫の章と人魚姫の章は少しだけ繋がりがありますが、単体としても読めるようになっています。
  14. 書籍化作品2026年9月15日発売

    [書籍9/15発売!]web版 見殺しにされた私が助けるわけがないでしょう?/

    2026/09/15、ビーズログ文庫[KADOKAWA]様より書籍が発売しました!  ※書籍版の試し読みはこちら→https://kakuyomu.jp/works/2912051607630392391 お読みくださり、応援してくださった方々に感謝申し上げます🙇🏻‍♀️ 書籍化にあたり大幅に加筆・改稿し、新規エピソードも追加しています。 王太子とのきゅんとする💖場面やセシリアの薬師としての活躍も増え、よりいっそう楽しめる内容となっています。 ※Web版と書籍版では、設定や物語の展開が異なります。 ヴァレンティア公爵家の令嬢セシリアは、王太子殺害の容疑をかけられ、処刑された。罪を否定することも、真実を訴えることもできないまま迎えた最期。その前に地下牢を訪れたのは、父、母、妹リリアーナ、そして婚約者ルシアンだった。そこで明かされたのは、あまりにも残酷な事実。妹リリアーナは、王太子に想いを寄せていた。その恋を叶えるため、彼女は媚薬を使おうとしたのだという。両親が店を調べ、ルシアンがそれを買いに行き、父親が金を出した――知らなかったのは、セシリアだけだった。 本来、誰かを殺すつもりなどなかった。だが、思惑は狂い、事件は最悪の形で表に出てしまった。そして、王太子が倒れたその場に居合わせたのが、セシリアだった。その結果、すべての罪は、何も知らなかったセシリアに押し付けられる。セシリアは、犯人として裁かれ、命を落とす――はずだったのだが…… これは家族と婚約者に裏切られたセシリアが、この世界の人生だけではない、かつて異なる世界で生きた、 もう一つの人生の知識と記憶を思い出し、人生を変えていく物語。セシリアを見殺しにした人達が自滅していくお話でもあります。
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    VRMMOで俺を寝取ったカップル、リアルでは同じ職場の部下だったので復讐します。/

    VRMMO『エターナル・ワールド』――世界最大級のプレイヤー数を誇るこの仮想現実ゲームで、橘湊は恋人・里香と共に最前線を駆け抜けていた。彼は彼女にプロポーズするため、希少アイテム「永遠の指輪」を密かに収集していたのだ。 しかしある日、里香は湊が残業でログインできない夜、ギルドマスターの恭介に告白され、あっさりと心を奪われる。湊が指輪を捧げる直前、彼女は恥ずかしそうに言った。 「ごめん……恭介さんのほうが、現実でもちゃんとした人なんだ。あなたはいつもゲームばかりで、将来が不安だった」 湊はギルドから追放され、里香と恭介はゲーム内で祝福される。湊の収集した指輪素材はすべて恭介に横取りされ、彼が里香にプロポーズする演出に使われた。 湊は半年間、ゲームから離れた。 そして――現実世界。 湊はある日、部署に配属された新入社員の顔を見て凍りつく。ゲームで自分を裏切った恭介だった。さらに、隣の席の先輩社員・里香が、愛おしそうに恭介の指導をしている。 二人は湊に気づかない。いや、気づいていないふりをしているのか。 湊の胸の内で、冷たい決意が燃え上がる。 「そうか……これがお前らのリアルか」 湊の役職は、IT戦略本部長。ゲーム内では雑魚扱いされた男は、現実ではこの会社のシステム権限すべてを掌握している。 彼はまず、社内の業務用VR会議システムに、『エターナル・ワールド』のログインデータを横流しする裏プログラムを仕込んだ。翌日、恭介と里香のアカウントは、運営から「不正ツール使用」と判定され、永久BANされる。 ゲーム内資産はすべて没収。二年分の課金も、希少装備も、ギルドの地位も――そして、二人の結婚資金として貯めていたレアアイテムの売却益も。 「何かの間違いです! 私たち、不正なんてしていません!」 必死に抗議する二人に、湊は静かに告げる。 「知ってるよ。不正なんてしてない。でも、データを改ざんしたのは俺だ。この会社の全システムに、俺はアクセスできるから」 そして彼は、里香と恭介の人事評価に、これまでの一切合切を書き込む。「不適切な業務態度」「情報管理体制の不備」「虚偽報告」――事実も嘘も混ぜて、退職に追い込むだけの資料を完成させる。 退職勧告の書類を突きつけられた日、二人はようやく気づく。かつてゲームで「雑魚」と切り捨てた男が、自分の人生のすべてを握っていることに。 「お願いです……助けてください……」 土下座する里香に、湊は微笑む。 「『現実』の話をしようか。君は、俺の将来が不安だと言ったね。でも、今ここで不安なのは、どっちだろう?」 ゲームの世界で奪われた指輪は、もういらない。 湊は今夜も、自分の席で静かに『エターナル・ワールド』にログインする。アカウントは新しく作り直した。一から始めるゲームは、案外悪くない。
    • 完結済 1話
    • 8,757文字
    • 更新
  16. 62

    「パートのおばさんが行ける階じゃない」そんなん言われたかて、売り切れの機械は全部回らな ~ダンジョン自販機の補充員、五十階の配信に映り込む~/

    「パートのおばさんが行ける階じゃない。補充は三階まででいい」 運営の主任さんはそう言うて、危険手当の申請書を突き返した。 うちは荻野恵子、四十九歳、大阪生まれ。ダンジョン内の自動販売機に飲み物を補充するパート。時給千二百五十円。 「せやけど主任さん、本部の端末に十階の売り切れ、出てますやん」 「探索者が我慢すればいい」 「我慢て。喉かわいた人を待たせるんは、うちの負けや。ほな、売り切れの機械は全部回りますんで」 魔物? 出てくるで、そら。ダンジョンやもん。 「仕事中や、邪魔すんな!」 一喝したら道を開けよる。何階の、どんな魔物でも。理由は知らん。うちは補充が忙しいんや。 十階で補充してたら、有名な配信者さんの画面に映ってしもた。 《誰?》《おばちゃん??》《魔物が道あけた……》 二十階では迷子のパーティに非常口を教え、三十階では売り切れの機械の前で泣いてた男の子にコーラを渡した。 《補充のおばちゃん来た!》《魔物より怖い》 主任さんが青い顔で呼び出した。「勝手に行くなと言ったろう!」 「売り切れの表示、本部に来てますやろ」 五十階の自販機は、十年前から誰も補充してへんそうや。
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    異世界帰還ゲート、荷物検査はこちらです ~聖剣は銃刀法違反のため没収となります~/

    「お客様、こちらの『ポーション』ですが……成分表示ラベルがありませんね」 「はあ!? エリクサーだぞ!?」 「薬機法違反で持ち込み不可です。今ここで飲み干すか、廃棄してください」 ここは千葉県成田市、異世界帰還者特別税関。 突如出現したゲートから帰還する「元・勇者」たちを待ち受けるのは、魔王よりも恐ろしい日本の法律と、疲れた中年係員だった。 持ち込まれるドラゴン肉(伝染病予防法違反)、喋る魔導書(公序良俗違反)、そして伝説の聖剣(銃刀法違反)。 相田健次(43歳)の仕事は、彼らが命がけで持ち帰った「夢と冒険」を、事務的にゴミ箱へ放り込むこと。 英雄の「特別」を剥ぎ取り、ただの日本人へと戻してやる「嫌われ役」 だがある夜、ボロボロの少女が持ち込んだ「折れた剣」を前に、おっさん係員は一つの決断を下す。 魔法もスキルも通じない日本で、彼が少女を救うために切ったカードとは──? 異世界ファンタジー×お役所仕事。 笑って、少し泣ける、帰還後の物語。
  18. 92
  19. 94

    異世界交流高校のPTA/

     鈴森崇文、四十三歳。平凡なシステム会社の係長である。  妻を亡くし、男手ひとつで育てた娘が高校に合格した。入学式に出席し、保護者説明会の教室へ向かう。ごく普通の、どこにでもある光景のはずだった。  教室にいたのは、スーツを着こなしたドラゴン、和装の白虎、宙を舞う妖精、背広から覗く不定形の何か——。  今年から始まった「異世界親交交流制度」により、娘のクラスには異世界からの留学生がいるという。当然、その保護者も人間ではない。  他の人間の保護者たちは、まるで外国人に接するように異種族と談笑している。なぜ誰もこの状況に疑問を持たないのか。崇文ひとりが混乱する中、さらなる災難が降りかかる。  竜族の長と白虎族の王——教室で最も存在感を放つふたりに、なぜかPTA会長に推薦されてしまったのだ。  貴様は漢気をみせた、と竜は言う。  百万の軍勢を得たと思え、と白虎は言う。  いや、そういう問題じゃない。  こうして崇文は、人間と異世界種族が入り混じるクラスのPTA会長として、否応なく奮闘することになる。娘の平穏な高校生活を願いながら——。  どうしてこうなった。
  20. 99

    のじゃロリ爆誕 〜130cmの逆襲〜/

    玉野舞、20代半ば。身長、130cm未満。 「見た目もカスなら、中身もカスだな」 会社では子供扱いされ、上司には罵倒される。 何のために生きているのか分からない日々。 天涯孤独の彼女にとって、唯一の心の支えは漫画の中の「のじゃロリ狐巫女」だった。 小さくても強く、気高く、皆に頼られる存在。 そんな存在になりたい。 でも、そんなものになれるはずがないと諦めていた。 そんなある日、世界中に「ゲート」が出現し、彼女は【召喚士】の力を得る。 炎を吐く子狐を連れ、着物を纏い、人々を救い続けた結果。 彼女の周りには、いつしか熱狂的な信奉者たちが集まっていた。 「……ワシ、漫画のあのキャラみたいじゃな」 これは、コンプレックスだらけの女性が、本当の「憧れ」へと成り上がるまでの軌跡。 ——小さくても、強く。そして、誰よりも頼られる存在へ。 ※本作は、連載中の本編『【ゲート×ソロ成長】孤独な少女は、影を纏い最強へ』の登場人物、玉野舞の過去を描いた短編です。  この短編単体でも最後までお楽しみいただけます!