補足です。
郁。
文字通り問答無用。謎は全部おいておいて、とりあえずカィセンテは黙らせたほうが面倒なことにならない、と考えて、その通りに実行した次第。
うん、男性特有の急所を蹴ったの。思いっきり振り抜く勢いで。
それも鬼ですが、創作物の常套、『悪役の語る場!』を作ってあげる親切心も、彼女には一切ありません。悪役が謎を自ら解いて解説してくれることを期待する殊勝さも可愛げもありません。
鬼か悪魔か……って、ヒロインです、確か。時々自信がなくなるけど。
ちなみに、ニュースとかで「内臓破裂」って形容されるの、結構な割合で男性特有の急所らしいよ?
で、そのヒロイン、カィセンテをカィセンテだと察していたくせに、「知らなかった」とぬけぬけと言い抜けて、責任もキギナに押し付けました。
『稀人でありトゥアンナの孫』という事実については、「妄想」「信じるのは馬鹿だけ」とキギナたちを物笑いの種にして誤魔化した、と。
ちなみに、「稀人ではない」とも「孫じゃない」とも一言も言ってません。
究極の性悪です、今更ですが。
ついでに、そういう人ですので、シャツェランがカィセンテに郁の容姿について話していない理由も、「シャツェランは私の容姿について、他者に言及するほどの関心はない」になるわけです。シャツェランを信用しているとかの可愛い理由ではありません。
トゥアンナ。
郁の父方の祖母で、カィセンテの異母姉にあたります。
バルドゥーバ国王子との縁談を嫌がって、勝手に惑いの森に入り、日本に渡りました。
護衛としてトゥアンナの後を追った、郁の母方の祖父コトゥドも巻き込まれる形で日本に。
その事実を隠し、コトゥドが彼女を攫って逃げたことにしたのが、当時の国王であったトゥアンナの父と太子の兄です。
とはいえ、それで話がついたのは国内だけ。
相手国のバルドゥーバには、その辺を探られないために相当額の金銭と領土を渡しています。
キギナ。
バルドゥーバから嫁いできた、現ディケセル王妃の腹心がディケセルの宮宰で、その腰巾着です。
宮宰の指示で動いてカィセンテを連れてきたわけですが、タ-ゲット=郁の性質の悪さは、彼としても宮宰としても想定外だったと。
シハラ。
郁の母方の祖父コトゥドの姉です。
コントゥーシャ大神殿のNo.2で、郁の色々を察して助けてくれましたが、既に故人です。
そんなところ?
次回は、カィセンテの握る情報をめぐって郁VSシャツェランです。
が、ネットから離れることが多くなりますので、更新間隔、週一程度になるかもです。
のんびりお付き合いいただければ幸いです。
さて、と……スギ花粉、一気にすごくなりましたね。
この前、お世話になっている先生と呼ばれる立場の方とご一緒した際に、花粉症がつらいという話になりまして、
「昨日、興味本位でスギを揺すってみたんだよ。そうしたら黄色い煙がぶわっと舞い散ってさあ。ほんと、恐ろしいよねえ」
花粉症のくせになんでそんなことした、というのも気になるんですが、この方、93歳。
うん、爆笑(誤用)しました。いい年して楽しすぎる。
あなたにもちょっと面白い春の便りが届きますように!&良い夜を!