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「故地奇譚」28-12.行く先

郁と菊田は、郁が言っているように、『合わない』の一言に尽きます。
目の前で生じている事象に対し、他者だけでなく自分も含めて状況を客観視して処理/対処するタイプの人と、主観的にとらえて処理/対処するタイプの人がいます。
郁は前者、菊田は後者。

周りの評価は、
前者が『冷静』『頼りになる』『冷たい』『何を考えているかわからない』『かわいくない』etc.
後者が『情緒豊か』『子供っぽい』『とっつきやすい』『素直』『かわいい』etc.
といったふうになりがちかと。
が、どんな性質もメリットとデメリットが表裏になっています。
どっちの性質が良くてどっちが悪いと判じられるものでは間違ってもありませんので、誤解のなきよう。

ちなみに、場面によってより有利、より不利は確かにあるので、両方使えるようになっておくに越したことはない、とこっそり呟いてみます←これがかわいくない発言なのは絶対
そう、厳然とした前者タイプでありながら、場面によって後者になれる江間が一番有利――こいつが一番腹黒です。

次回、福地がバハルにやってきて、です。

まとめてのお礼になって恐縮ですが、誤字のご指摘含め、すべて本当にありがたく拝見してます。いつもありがとう、大好きです!

ではまた。と言いつつ雑談。
最近知り合ったカラスが、旧知のカラスと顔見知りになったっぽいのです。
で、人の頭の上で顔を合わせると、毎回なんでだか賑やかになる――こっちを見て騒がないでいただきたい、と思わずにはいられない←世間の目が厳しい
というわけで、明日は変装して外に出てみようと思います。気付くかどうか、ちょっとわくわくです。
あなたの明日も面白いものになりますように&良い夜を!

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