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「そして」16-9.罠

残酷/グロ描写あり=苦手な方は回避願います。
月曜の朝からなんてものを、と突っ込んでるあなた――大丈夫、私もそう思ってます←それこそが大丈夫じゃないという説もある

この先出てこないので、仮面の男についての補足。
なお、話の筋には一切関係ありませんので、読まなくても何ら問題はないです。

幼少期、彼は親子で魔物に遭遇して襲われた際に、自分だけ助かろうとした母親に魔物に差し出されました。
結果的には母親は無傷、仮面の男の方は顔に傷を負いつつも助かったわけですが、その後母親に傷を理由に疎まれます。
仮面と男の方はそれでなお関係を修復しようと努力していましたが、成人したのち、それが無駄な努力であったことを悟って、母親を殺しました。
国内外の事情を鑑みて、年の離れた兄の公王はそれをもみ消し、代わりに彼をいい様に使いました。今回カザックでの策謀を実行させたのもその一環。
兄は弟の有能さは知っていて恐れていましたが、弟が壊れていることには気付いていませんでしたので、弱みを握ったとしか思ってなかった、という次第です。

次回はアレックスVS仮面の男です。
引き続き残酷/グロ描写ありです、苦手な方は避けてください。

ではまた。
故あって早起きしているのですが、日が顔を出す直前の空気が爽やかで、ものすごく好きです。
「夜間は植物の光合成は停止してる、つまり微々たるものでも酸素濃度は低下しているはずなのに、謎」
「うん、たった今爽やかじゃなくなった」
てか、爽やかさを酸素濃度で量ろうとすんな、と思う私は今回ばかりは間違ってないと思います。
あなたの朝は(多重の意味で)爽やかでありますように&楽しい一日を!

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