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「そして」番外編【綺】5.潜在

遅ればせながら補足←一日勘違いしてた(汗)

傷ついて、結果他者を傷つけることをよしとするようになるか、逆に他者の痛みに思いを馳せ、傷つけることを避けるようになるか、中々の分岐点な気がします。

ナシュアナは後者。乳母の信念に多分に影響を受けています。
だから、自分が優位になっても、セルナディアたちに復讐しようとはしないし、それを周囲、例えば仲が良くなったフェルドリックなどに望むこともない。
今回のように、自分はこうだ、あなたの考えも行動も受け入れない、と面と向かって主張するぐらいがせいぜいです。
ミレイヌの謝罪を受け入れたのもセルナディアたちの劣位を笑わないのも同じ理由。

損も多いですし、すっきりはしませんから、情けないと思う方もいらつく方もいらっしゃるかもしれません。が、この子はこういうふう、ということで。

次回――というかもう今日の分更新されてますね――は新章、建国王だったり、ロンデールだったり、花祭りだったり、隣国ドムスクスの将軍だったりです。

ではまた。雨ですねえ。緑に雫が映えて綺麗です。
あなたの今日がほっとできるものでありますように!

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