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「故地奇譚」30-8.硝石

ついに硝石! KNO3! 黒色火薬の原料! 世界三大発明の一つ! ロマン、そう、ロマン!!←異論は認める

日本では昔、作中と基本同じやり方で、合掌造りで有名な五箇山地域などで作られていました。
ただ、原料の窒素源は蚕の糞で、含まれる窒素の量が少なかったたために、生産効率は低かったとのこと。もう一つ、床下の土を使うやり方もあって、そちらはさらに効率が悪かったようで。
畜産の盛んなヨーロッパでは家畜の糞尿を利用した方法もあったみたいで、こっちのほうが効率ははるかに良かったらしいです。

今はこれら以外の方法、売っているお手軽材料で作ることができますが、良い子はやめておきましょう。出来上がる物質は危険物です。肥料にもなるけどね。

後で参考文献を追加しておきます。

なお、子供の頃作ってみようとして、雨よけを作り、その下の土に糞尿を集めて混ぜていたところを、うっかり母に見つかって問い質され、最後には変な性癖ではないかと心配され出して、仕方なく火薬を作りたいだけと白状したら、今度は火のように怒られました。
なぜまずいことに使う前提で話されているのか心外で、抗議もしてみたけど、「性格と日頃の行い」と断罪されて終わりです←言い返せないのが切ない。

今なら怒る彼女はいないので、やれるかもしれない。が、いい大人がそんな怪しいことをやっていたら、それはそれで通報案件かもしれない。
世の中って厳しいよねーってところで、次回警戒する江間、その次に完全に自覚が出た&こじらせ出したシャツェランです。
どんなところだよって突っ込みは今更です←開き直った


さて、と。一気に冷えてきましたねえ。これぐらいの気温、好きです。
で、肌寒さのあまり気付く――衣替えなんてものもこの世にはあった。
まあ、最近四季の境が減ってきた気がする、つまりは適当でいいに違いない! とこれまたダメ人間感いっぱいに決定しつつ、さようなら。
あなたの午後がちょっとの楽しいと温かみに満ちた、素敵なものでありますように!

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