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「そして」13-2.置き土産

フィルの扱いはこんなにならざるを得ない――だって、実際色々ずれてるし←容赦ゼロ

性別に関する認識もずれの一つです。
ああいう育ちゆえ、彼女は性別に対して常識も頓着もありません。加えて、世間の多くの人はそうじゃないと知らない。
だから「ロンデールはアレックスを気にしている」=「好き」という、世間一般の感覚的には可能性の低いことでも信じてしまう、と。
自分もアレクのこと、同性と思いつつ好きになってましたし。

ちなみに、フィルのこの性質に気付いていて、からかいと嫌がらせを兼ねてその誤解を補強した(@8-6.「不調和」)フェルドリックは、そのことを既に忘れています。色んな意味で悪です。

そんな二人ですので、建国王の野望を無残に打ち砕きました。
戦友も皆旅立った後でこの仕打ち――憐れな、と笑わ……同情しないではいられない。

次回はVSロンデール――誤解を抱えたまんまで、と目を逸らしてみる(ドキドキ)

ではまた。晴れたせいか、今日はひばりがよく鳴いてます。
ついでにウグイスも――が、この子の鳴き声は個性的。
「ほーほほほほほ…けっきょ!」 ←下手な子は自信なさそうなことが多いのに、なぜかいつも自信満々
「ほ、多くない?」 ←突っ込まずにはいられない
来年にはうまくなってるといいねえ。
あなたの今日も何かちょっと面白いことの見つかる日でありますようにー。

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