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異世界ファンタジーランキング

長編・短編すべての作品を直近30日間のデータで集計しています。
  1. 5
    前世で搾取され続けた元ブラック社員の男は、気づけば悪評高い貴族家の当主、ヴェイン・ラズグリムに転生していた。 もう二度と使い潰される側にはならない。今度は俺が人を使う側だ。 そう決めたヴェインは、荒れた屋敷を立て直すため、行き場のない者たちを安く拾い始める。濡れ衣を着せられた白髪のメイド、家を追われた才女、騎士団に嫌われた女傭兵団長、盗賊上がりの若者たち、片腕になって工房を追われた鍛冶師。 ヴェインとしては、低賃金で雇い、飯と寝床を与え、仕事中の怪我に薬代を出し、責任を押しつけられないよう書面を作っているだけ。 だが、この異世界ではそれがありえないほどの好待遇だった。 「低賃金で雇っただけなんだが……?」 本人の思惑とは裏腹に、拾われた者たちは屋敷に居着き、働き、少しずつ力を取り戻していく。楽をしたいだけの悪役貴族の周りに、訳あり人材ばかりが集まり、やがて領地そのものが動き始める。 これは、搾取するつもりの悪役貴族が、なぜか最強の人材たちに囲まれていく物語。
    • 連載中 74
    • 303,636文字
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  2. 6
    辺境伯令嬢リリアーナは、王太子の婚約者として誰からも愛される清楚な令嬢だった。 だが王都の貴族たちは知らない。 王国最前線の辺境が今日まで平穏だったのは、辺境伯家が代々その身を削り続けてきたからだということを。 ある日、王太子は大勢の貴族が集う夜会でリリアーナとの婚約を一方的に破棄する。 それは一人の令嬢を捨てただけではなかった。 辺境伯家が王国へ捧げてきた忠誠と献身を踏みにじる行為だった。 しかし王都の誰も気付かない。 辺境伯家がどれほどの犠牲を払い、 どれほどの善意で王国を支えてきたのかを。 婚約破棄を受け入れたリリアーナは辺境へ帰還する。 そして辺境伯は決断した。 「門を閉じろ」 守るのは領民のみ。 これまで当然のように行ってきた王都への支援も、周辺領地への援軍も、魔物の追撃も、すべて終わりだ。 助けても感謝されず、 尽くしても当然だと扱われ、 挙げ句の果てに忠誠まで踏みにじられた。 ならば、もう十分だろう。 辺境都市の門が閉ざされたその日から、王国は初めて知ることになる。 自分たちが見下していた辺境伯家が、何百年もの間、王国そのものを守っていたのだと。 これは、善意を失った王国が崩れ落ちていく物語。 そして、婚約破棄された令嬢が静かに故郷で暮らそうとしただけの物語である。
    • 連載中 101
    • 185,639文字
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  3. 8
  4. 9
    前世で愛してやまなかったダークファンタジーRPG『ルシフェル・サーガ』。 その世界へ転生した主人公が目を覚ました先は――物語の終盤、主人公たちの前に立ちはだかる最凶の悪役貴族。 レオンハルト・ヴァン・ナイトメア。 世界を滅ぼしかねない闇の力を持ち、数多くの悲劇を引き起こし、最後には勇者によって討たれる運命にある存在だった。 ゲームを知るレオンハルトは理解していた。 ナイトメア家は、世界を救うために必要な「最後の闇」。 主人公が聖剣を手にするには、乗り越えるべき絶望が必要なのだ。 ならば、自分がその役目を果たせばいい。 主人公たちの前に立ちはだかり、憎まれ、恐れられ、最後には無様に敗北する。 それこそが世界を救う唯一の道。 「俺は英雄になるつもりなんてない。俺は最後に倒される、最高の悪役になる」 そう決意したレオンハルトは、自ら破滅への道を歩み始める。 ……しかし。 運命は、彼の思い通りには進まなかった。 民を救えば「冷酷な悪魔ではなく、孤高の英雄」と呼ばれ。 陰謀を潰せば「帝国を影から守る賢王」と称えられ。 仲間を守れば「誰よりも優しい主君」と慕われる。 本人は世界のために悪役を演じているだけなのに、周囲からは「全てを背負う救世主」と誤解されていく。 さらに、彼のもとには本来なら敵対するはずだった者たちが集まっていく。 呪われた暗殺者エルザ。 才能を認められなかった錬金術師イリス。 神託に導かれた聖女リリアーナ。 失われた古代魔法を継ぐ魔法使いセレスティア。 彼女たちは気づいてしまう。 誰よりも悪役を演じながら。 誰よりも世界のために傷ついている少年の本当の姿に。 変わり始めた世界は、ゲームのシナリオから少しずつ外れていく。 「違う。俺はお前たちの敵だ」 「いいえ、レオンハルト様は私たちを守っています」 「俺は最後に倒される存在なんだ」 「なら、その運命ごと私たちが変えます」 世界を救うため、死ぬことを望む悪役。 私を救った英雄として、彼を生かそうとする仲間たち。 これは―― 自ら滅びを望む最凶の悪役と、彼を救おうとする者たちが紡ぐ、運命逆転のダークファンタジー。
    • 連載中 79
    • 287,471文字
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  5. 12
    死んだと思ったら、神っぽい老人に告げられた。 「お主には、ある物語の世へ生まれ変わってもらう」 行き先は、前世で妹が昔すすめてきた『百鬼夜行剣譚』の世界。 原作は知らない……だが題名だけで分かる。妖怪を剣で斬る物語なら、俺が主人公に決まっている! 神が「待て、最後まで聞くんじゃ!」と叫ぶのも聞かず、俺は転生の扉へ飛び込んだ。 だが、生まれ変わった先の現実は甘くなかった。 剣は重いし才能はない。最初の相手には一撃で転がされる。 「俺、主人公にしてはハードモードすぎないか?」 それでも俺は立ち上がる。自分が主人公だと、俺だけは信じているから。だが俺はまだ知らない。 ーー自分が本来、最初の百鬼夜行で死ぬだけの名もなき見習い役だったことを…… そして、本来なら関わるはずのないヒロインまでもが、主人公だと信じて疑わない俺の異常なしぶとさに巻き込まれ、原作の流れが少しずつねじ曲がっていくことを……
    • 連載中 49
    • 203,865文字
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  6. 13
    田舎では神童。 でも、都会に出ればただの人。 ブレンダン・ウォーカーは、本気でそう思っていた。 病室で短い生涯を終え、異世界へ転生して十七年。 限界集落で祖父と暮らし、農作業と魔導の修練、そして魔剣鍛冶に明け暮れてきたブレンダンは、祖父の死を機に村を出ることになる。 叔母に勧められ、ダメ元で受験したのは王都の名門〈マギアス魔導大学校〉。 ダメだ元々────そう思っていた彼に届いた合格通知には、見覚えのない配属先が記されていた。 〈大魔導皇学部〉 学費の大幅優遇。専用研究室あり。研究費は潤沢。 好きなだけ魔剣を打てる、夢のような環境。 ただし、危険な実地任務と国家防衛への従事が義務だった。 同級生はわずか七人。 高慢な令嬢剣士、天才医師、眠たげな火薬使い、空飛ぶ魔女――全員クセが強く、全員とんでもなく強い。 そしてブレンダン自身もまた、彼らと同じ側の人間だった。 初めての学校。初めての友達。初めてのお茶会。 そして、初めての国家防衛。
    • 連載中 28
    • 116,942文字
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  7. 14
  8. 17
     冒険者ギルド・黄金秤で十年間、原石鑑定士として新人の査定を続けてきたシード。  彼にだけ見えるのは、現在の能力ではない。  その人物が十年後にたどり着く未来の姿だった。  ある日、役立たずのスキルを授かった少女ミアが、五百万ドゥレもの借金を背負わされ奴隷として売られようとしていた。  しかしシードの目には、彼女が十年後――世界最強クラスの剣聖へ成長する未来が映っていた。 「未来の剣聖が、五百万ドゥレ!? 安すぎる!」  シードは全財産を投じてミアを買い戻す。  その結果、貴族との取引を潰したとして十年間勤めた悪徳ギルドから追放されてしまった。  ──ミアと二人、小さなギルドを立ち上げて再出発しよう。  シードは、その程度に考えていた。  だが、彼は知らなかった。  かつて才能を見いだし、誰にも評価されなかった頃に手を差し伸べた者たちが、今では一国を救う英雄や、災厄と恐れられるほどの怪物へ成長していたことを。 「シードさんがギルドを作った? なら、俺も入る」 「今度こそ、あの方の役に立てるのですね」 「シード様を追放したギルドがあると聞きましたが――潰しますか?」  剣聖、賢者、聖女、竜殺し。  シードを慕う規格外の英雄たちが、続々と彼のもとへ集まってくる。  本人はただ、見捨てられた少女を救っただけ。  それなのに気づけば新たなギルドは、誰にも手がつけられない世界最強の集団となっていた。  これは見る目だけは誰にも負けない鑑定士と、彼に救われた怪物たちによる恩返しから始まるギルド経営譚。 ※ 26/08/01 ジャンル別週間ランキング9位 ※ 26/08/17 ジャンル別月間ランキング13位
    • 連載中 38
    • 105,704文字
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  9. 18
    「お前はクビだ!」——え、マジで? やったー!!! 勇者パーティの戦士リヒトは、ある日リーダーのカインから追放を言い渡される。 幼馴染の少女たちもすっかりカインのハーレムに納まり、居場所を失ったリヒトは静かにパーティを去った……。 悲劇の追放劇——と思いきや、リヒトの本音は「やっと解放された!」だった。 実は日本からの転生者(元大学生)であるリヒトにとって、 リーダーの剣士のカインと、高飛車なヒーラーマリアンヌ、幼すぎる考えの剣士イザベル、ワガママな魔術師メルルによる子供じみた痴話喧嘩に付き合わされる毎日は、苦痛以外の何物でもなかったのだ! 追放宣告にガッツポーズを決め、厄介払いされたリヒトがウキウキで向かったのは、旅の途中で見つけた隠れ里『ドル・ロスト』。 そこはなんと、重度の男不足に悩む謎の集落だった——!? 最低でも「男女比 1:50以上」! 追放された魔法戦士の、大歓喜からはじまるドタバタハーレムスローライフ(?)、開幕! この作品は、誤字脱字 文章表現 など、推敲、校正の範囲のみGEMINIを使っています。
    • 連載中 25
    • 54,349文字
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  10. 19
     ——魔法使いになりたい。  ただの魔法使いなんかじゃない。汎ゆる分野の魔法を操る最高にして万能の魔法使いに、である。  それが剣と魔法の世界に転生した主人公——カルシム・バッドアスの夢だ。  だが、彼に魔法の才はなかった。  魔力は極めて少なく、魔力回路の数も乏しい。  オマケに記憶を取り戻したのは自分が知るラノベ転生者達の三年も遅いときた。  ——しかしその程度で諦めたりしなかった。  幸いなことに、彼は三歳ながら高い木の上から落ちても傷一つ付かない頑丈な身体を持っていた。  その身体なら、どんなに無茶な鍛錬だって掠り傷に等しい。  一日中魔力切れを起こそうが、魔法失敗の反動だろうが、気合さえあればなんとかできる。  彼はその気合を持っていた。  故に最高の魔法使いを目指して、ひたすら自殺紛いな鍛錬に明け暮れた。  その結果——天才さえ超越するバケモノが誕生した。
    • 連載中 15
    • 42,515文字
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  11. 20
    15歳になると神からランダムでスキルが与えられる世界で、 侯爵家の三男であるレオツ・スカイリーンは【オープンワールド】という 訳の分からないスキルを与えられてしまう。 【インターネット】みたいに「使えない」ユニークスキルか、と 落胆していたレオツだが、使っている内に気付く。 「あっ、これヤバい。ヤバいスキルですよコレは」 使えないはずのユニークスキルで(そこそこ)無双する感じのお話。 ただし敵もユニークスキルを使ってくるぞ! 「時間停止するんだな、このボタンを押すと。で、ポーションをいっぱい飲んで回復して……」 「なんで心臓を突いたのに復活してるの!?」 「なんで俺は空中浮遊しながら全身の関節がひねり潰されてるのおお!?」 「ごめん、それ僕にも分かんないんだマジで。ハヴォ……何とかみたいな  神様のせいだって説明があったけど」 「そんな神様聞いた事ないよおおおあわびゅ!?」  ――世界を侵せ。望むままに。
    • 連載中 52
    • 160,168文字
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  12. 23
    現代日本で死んだ俺が目を覚ますと、異世界のドラゴンになっていた。 ただし、空を自在に飛ぶ古竜でも、軍隊を焼き払う竜王でもない。 翼はあっても飛べない。 ブレスは弱い。 人間の罠にかかり、狼の魔物に囲まれれば死にかねない――ただの幼竜だった。 山奥で飢えかけていた俺に食べ物をくれたのは、貧しい村に暮らす少女リナ。 彼女自身も腹を空かせているのに、固い黒パンを半分に割り、大きい方を俺へ差し出した。 だから、借りを返すことにした。 畑を荒らす魔物を倒し、盗賊を追い払い、村を守る。 それだけのつもりだった。 だが、安全になった村には人が集まり、商人が訪れ、職人が住み着き、やがて人間だけでなく亜人や知性ある魔物まで集まり始める。 寒村は交易村へ。 交易村は町へ。 町は城塞都市へ。 そして俺自身も、守るものが増えるほど進化していく。 幼竜から若竜へ。 成竜、古竜、そして竜王へ。 これは世界を支配したかったドラゴンの物語ではない。 黒パン半分の借りを返し続けた一匹の幼竜と、滅びかけていた小さな村が、やがて世界を揺るがす国へ成長していく物語。
    • 連載中 74
    • 327,330文字
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  13. 24
    魔法大国であるクロムハート王国の子爵家に生まれたアレックスには魔法の才能がなかった。だから剣の腕を鍛えて、学院時代に出会った師匠に教わることで、身体強化だけは何とか使えるようになる。 アレックスが大学に在学中に、クロムハート王国は魔導兵器を操るユーキリス帝国と戦争を始める。アレックスも貴族の務めとして王国軍に加わるが、戦略級魔法を放つ王国の偉大なる魔導師たちが、帝国の魔導兵器によって次々と戦死。クロムハート王国は国の半分を占領されて、帝国軍が王都に迫る。 かつて魔法大国と呼ばれた姿は、もはやどこにもなかった。アレックスは生き残った貴族の中で一番爵位が高いという理由だけで、敗北が決まっている王都決戦の指揮官に選ばれる。 部下を戦死させないために、アレックスは自分の命と引き換えに、降伏を受け入れて欲しいと帝国軍に単身乗り込む。だが帝国軍の指揮官は、そんな願いを嘲笑うようにアレックスを切り捨てて、王都を焼き尽くす。 消えて行く意識の中、アレックスは自分が甘かったと後悔するが――次に気がついたとき、何故か赤ん坊の頃に死に戻りしていた。 どうして赤ん坊に戻ったのか解らないが、もう一度人生をやり直せるなら、最悪の未来を変えてやるとアレックスは誓う。
  14. 9/1正午まで無料拡大中!

    剣と魔術、そして銃と飛行船が生まれ近代化が進みつつある異世界。 ソルロンド伯爵家の十男として転生した主人公。 成人の日を迎えると同時に無能力者の烙印を押され、追放される。 追放先は人外魔境と呼ばれる最悪の土地――”ユグドラシル無限森林”。 生存確率0%。 近代化が進む国家、そして世界最強の上位種エルフ達でさえ開拓を諦めたその土地への追放は事実上の死刑であった。 だが、伯爵家も帝国も、世界の支配者たるハイエルフ達もまだ知らない。 自分達が冷遇し、追放したその男には規格外の力が秘められていた事を。 創造の権能――世界中が探し求める最強にして最悪の力が、人外魔境に解き放たれてしまった。 追放されたその男はその理外の力を振るって願う事は――。 「まずはツリーハウス作って大浴場作って――米炊いて焼き肉でもするか」 いつのまにか主人公の元には世界から忌み嫌われ、追放され傷ついた異種族達が集まり始める。 近代化と共に選民思想が進んだハイエルフにより追放された異種族達を日本食や温泉でもてなしたり、開墾や稲作を進める毎日。 森はいつしか村となり、村はいつしか街へ、そして領地へ。 発展と防衛と生活を繰り返し、無自覚のままに最強の領地を。 主人公は、知らない。 近代化により発達した戦争すら蹂躙する己の力の真価を。 そして。 「どうして、貴公だけが傷つくのだ……私達のせい、か?」 「ねえ、そんなに、ボク、役立たず……?」 「何が上位種……貴方に頼ってばかりの能無しじゃない……」 「ねえ、ご主人、絶対にボク達獣人の方がいいよね?  「そうだよ、ご主人を捨てた人間も、面倒ごとばかりかけるダークエルフよりも」 自分が助けた異種族も。 「オレは、兄貴失格や……弟1人庇えんで、何が長男や、ボケカスが……」 「嘘ですわ、あの子が、もういないなんて、わたくしの一番可愛い弟が、いないなんて」 「僕の王はあの子だけだよ、最初からね 故郷に置いてきた人格者の兄と姉、そして部下達。 なんか全員重たい事に。
    • 連載中 245
    • 313,697文字
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  15. 26
    【完結まで毎日12時投稿!】  ロイド=ベルクは『鎧騎兵(ガイキヘイ)』と呼ばれるヒト型ロボットのパイロット、『騎手』候補生であり……転生者である。 彼は、前世で大いにハマり込んだ名作ファンタジー小説『帝歴1002 鎧騎兵、走る』シリーズそのものか、非常に酷似した異世界へ転生してしまった。  『大好きな作品世界に来れた!』と、5歳の時に前世の記憶を思い出した当初は狂喜乱舞した彼であったが……年号を確認した瞬間、絶望の淵に叩き落とされてしまう。 彼が騎手になって初めて赴くであろう赴任先……『西方辺境領』は、原作1巻の『プロローグ』で滅んでしまう場所だということを知ったからだ。  ならば騎手にならなければいいかと言えば、それも無理。 彼の亡き父は騎士爵を持つ騎手であり、残された家族の生活の為に、ベルク家長男であるロイドはソレを継ぐ必要がある。 通常は継承できない一代限りの騎士爵だが、騎手になれば特例で継承できるのだ。 そして……『騎士爵持ちの騎手』が配置されるのは、決まって『西方辺境領』なのだ。 「ちくしょう……神様の馬鹿野郎……!」  家族の為に逃げることもできないロイドは、原作にもほとんど描写のない地獄の『プロローグ』を生き残るために、今日も騎手訓練校で訓練に励んでいる。 「原作知識は唸るほどあるのに! 原作が始まる前に死にたくねぇよ~!!」  これは、転生者ロイド=ベルクが原作にたどり着くために死に物狂いで生きる物語である。 ……死に物狂いで生き過ぎた結果、原作を大いに破壊しまくる物語でもある。
    • 連載中 13
    • 68,696文字
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  16. 30
    王国祈祷庁に所属する下級祈祷師、ルカ=エルネスト。 攻撃魔法も剣術も使えない彼は、祈祷の効果を数値で測る王国では『無能祈祷師』と蔑まれていた。 ある日、王太子ランドの遠征を前に勝利の神託を求められたルカは、祈りの中で騎士団壊滅の未来を見てしまう。 だが、真実を告げた彼に返ってきたのは感謝ではなく、追放宣告だった。 「戦えぬ祈祷師など、王国には不要だ。お前を追放する!」 王都を追われ、雪深い辺境で魔物に襲われたルカを救ったのは、銀髪碧眼の姫騎士・イリア=ルーヴェンハルト。 彼女は王国第三王女でありながら、呪いによって王家の神剣の力を封じられ、辺境へ追いやられた〝呪われ姫〟だった。 しかしルカだけは気づく。 彼女は弱いのではない。本来の力を、黒い呪いの鎖によって封じられているだけなのだと。 そして、ルカの祈りはイリアの中にある「民を守る」という誓いに反応する。 ルカは戦えない。 魔物を倒すことも、剣を振るうこともできない。 けれど、ルカが祈れば──姫騎士様は、誰よりも強くなる。 呪われた姫騎士は神剣を覚醒させ、辺境砦を守る最強の騎士へと成り上がっていく。 一方、ルカを追放した王国と王太子たちは、彼の祈りを失ったことで失敗を重ね始める。 今さら「戻ってこい」と言われても、もう遅い。 ──僕の祈りは、僕を必要としてくれた姫騎士様のためにあるのだから。 ──────── 小説家になろうでも掲載中です!
  17. 31
    【第1回エンターブレインの単行本ファンタジー長編コンテスト 中間選考通過しました!】 『ユニークスキル? よし、盗もう!』 テンプレを知り尽くした男による、テンプレ異世界転生ファンタジー! ルミウム王国の辺境シーズ村に暮らすルイン(5歳)は、日課のお昼寝から目を覚ました拍子に、前世の社畜生活を思い出した。 「マジかぁ、これアレじゃん」 異世界転生に超スピードで順応したルインが「ステータス!」と唱えると、そこに表示されたのは【視て盗む】というスキル。 『スキルや魔法? そんなもん見て盗め!』という、料理人の世界みたいな能力だった。 異世界転生ものを前世で貪り尽くしてきたルインは、このスキルを手に本物の異世界をどう生きていくのか。 元サラリーマンによるチート過ぎず、でもやっぱりチートな物語が辺境の農村で幕を開ける! ※毎日21時ごろ更新 ※小説家になろう、アルファポリスにも掲載中 しれっと第1回エンターブレインの単行本ファンタジー長編コンテストに参加中です。 応援していただけると、嬉しさで空茶日に茶柱が立ちます |ω・)チラ
  18. 書籍化作品2026年8月10日発売

    ※第9回カクコン特別賞受賞※書籍5巻発売中※1~3巻重版しました※コミカライズ2巻発売中※四十路の男、奥野 荘史(オクノ ソウシ)は急な心臓発作で倒れ、異世界に転移した。この世界では冒険者になるしか選択肢がないと知り、やむなく冒険者として活動を始めるソウシ。冒険者としては運と才能に恵まれているらしく、人より優れた強さを身につけていくが、得られるスキルは物理特化型ばかり。生き残るためにパーティを組むも、なぜか女の子が集まってきて……。【この小説について】一人称視点の小説です。おっさんが冒険者としてゲーム的異世界で活動する話です。転移しても若返りませんが、そのうち少しだけ若返るかもしれません。展開はゆったりめです。戦闘は基本一瞬で終わります。ゆくゆくは主人公最強になる予定です。主人公は物理特化型善人です。女の子はかなり遅めに登場します。ハーレム要素ありますが多分手は出しません(あくまで多分です)。【20245/30より多忙化により応援コメントへの返信を控えさせていただいております。ご了承ください】【2024/12/6書籍版告知にあわせてサブタイトルを変更いたしました。旧タイトル『おっさん異世界で最強になる ~物理特化型なのでパーティを組んだらなぜかハーレムに~』です】
  19. 37
     親からの愛は双子の妹ばかり向けられる。双子の姉は愛されたいと努力を重ねて、妹より優秀な成績を残す……が、やはり愛されるのは妹ばかり。  そしてトドメとばかりに、妹は聖女に選ばれた。親どころか世界まで妹ばかり選ぶ――その時ついに心が折れた姉は、魔女へと堕ちた。  魔王と並ぶ、人類の怨敵である『魔女』に堕ちた姉は家族や国へと復讐をすべく暗躍し……そして最後には勇者と共に聖女――妹に討たれることになる。  という本来の未来が、偶然双子の姉に拾われて従者になった男によって歪む話。  姉は(親はともかく)妹とは仲良くなるし、聖女は勇者を置いて従者とばかり仲良くなるし、勇者に懐くはずだった『愛し子(チート幼女)』は従者に懐くし、本来の未来を知る者は頭を抱えることになる。  そんな未来を歪ませる(訳あり)従者――主人公キニスが、主である姉(魔女:人類の敵対者)と、その妹(聖女:魔王を討伐しないといけない)の為に色々と頑張る話です。
    • 連載中 51
    • 264,363文字
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  20. 38
  21. 39
    【朗報】前世でやり込んだソシャゲの世界に転生しました。 【悲報】この世界の人間は全員NPC(プログラム)でした。 男女比1:200の貞操逆転世界に転生した元世界ランカーのユピテ。 重度のゲーム脳である彼は、周囲の人間を、プログラムされたNPCだと勘違いし、愛する推しヒロインたちを救うためソロ無双を開始する! 国を滅ぼす大災害も伝説の魔獣も、ランカーのプレイヤースキルで完全撃破! 命を懸けてヒロイン達を守り抜き、デイリークエスト感覚で、極上の神対応と甘々セリフを無差別照射! だが、男性が絶滅寸前のこの世界で、そんな最強の無双と紳士的な激甘対応を食らった女性たちが耐えられるはずもなく――。 実の姉と妹、凄腕のメイド長、天才魔導士、孤高の戦乙女、グラマラスな女王、更には国中の女たち―― 全員が次々と恋心を限界化させて卒倒していくが、ユピテはそれにこれっぽっちも気づいおらず、「またテキストバグ吐いてるわ」としか思っていない。 勘違い元トップランカーと、脳を破壊された女性たちが織りなす、爽快無双×すれ違いラブコメ! ★面白ければ、星評価やブックマークをしてもらえると励みになります!( *´ω`* )/
    • 連載中 26
    • 67,285文字
    • 更新
  22. 43
    ジーク・エルファルトは、領地をほっぽり出し、領主自ら傭兵のようなことをしており、その特性から氷の伯爵と呼ばれていた。 その噂に大きな間違いはなく、ほぼ領地にいないジークに愛想を尽かし、縁談は全て破談となっていた。 そんなジークは大きな依頼を終え、久しぶりに領地に戻ると、新たな縁談が舞い込む。 その相手は最高爵位の公爵令嬢シャルロット・ローゼンベルグ。 しかし、シャルロットは第四王子と婚約破棄になったばかりであるという。 わがまま姫の厄介払いにでも使われたかと思ったジークであったが、いざ現れたシャルロットは少し儚げだが、落ち着いた雰囲気のご令嬢であった。 さらに非常に高い執務能力、そして驚異的な魔力を秘めていた。加えて、なにやら異国の知識があるらしい。 エルファルト領は魔族領域に近く、瘴気により土地が瘦せていた。領地運営費を賄うための傭兵業の側面もあったが、大きな依頼を終え、しばらく案件がなく、ジークは困っていた。そんな中、シャルロットは倒した魔族の落とす魔石に目を付ける。 それはそれとして、縁談は定められたものと考えていたジークも、シャルロットの何事にも一生懸命な姿と飾らない笑顔に満更でもないご様子。そして秘めたるとんでもないポテンシャルに驚愕する。
    • 完結済 15
    • 38,933文字
    • 更新
  23. 書籍化作品2026年7月31日発売

    陰キャでぼっちな高校1年生の僕は、歩きスマホをしていたばっかりにトラックに轢かれてしまった。 目を覚ますと、前世でハマっていたアイドル育成ゲーム「スター☆トレイン」の世界にいた。 目の前には最推し、涼風夏輝の尊い顔。キラッキラスマイルを向けられたら、もう一回昇天しちゃうって! ……っていうか僕、「スター☆トレイン」の主人公、夢野詩音に転生してる!? ステータスが見える特性を活かして、シナリオ通りに【マネージャー】として学園生活を送ろうしたものの、なぜか推しに懐かれて【アイドル】にスカウトされてしまった。 いやいやいや! 陰キャにアイドルとか無理ですから~! 「俺は、君と一緒に輝きたい」 卑屈で意気地なしな僕だけど、推しから期待されたら心が揺れる。 本当は僕だって輝きたい。自分を変えるため、僕は【アイドル】として推しの所属するユニット「カンパネルラ」に加入した。 「カンパネルラ」のメンバーになってからは、波乱の連続だった。 推しとの共同生活、ガチャを引いてイベントに突入、アリーナでのライブ鑑賞、ライバルからの突然のキス!? それに、推しとの距離が妙に近いような……。そんな色気のある顔、公式では見たことないんですけど!? さらにはライバルに執着されて、ユニットに勧誘される事態に。 僕のユニット移籍をかけて、1年生デビューライブで勝負する羽目になってしまった。 どうしてこうもトラブルの連続なの~!? 僕はただ、近くで推しを拝みたいだけなのに~! ……そういえば「スター☆トレイン」のキャラって、全員【重い過去】を背負っていたけど、もしかしてみんなも? ★12/5ビーズログコミックにてコミカライズ連載スタート ★12/15ビーズログ文庫アリスより書籍発売 ★7/31ビーズログコミックスよりコミック1巻発売 ※こちらは改稿前の作品なので、書籍版とは内容が一部異なります。
  24. 46
    「俺の失態を知っているお前が生きていては困るんだ。あばよ、魔力0の無能」 ――タクトはダンジョン探索の最中、同じパーティのダグラスに裏切られ、ダンジョンの深層に置き去りにされる。 誰もが生還不可能と言う人類未踏の魔境。 絶体絶命のタクトを救ったのは、魔力を探知して喰らう、凶悪な植物型の魔物だった。 魔力測定値『0』ゆえに、魔物から獲物として見向きもされないタクト。彼は生き延びるため、自作の魔導ポーションを植物の魔物に捧げ、奇妙な共存生活を始める。 過酷な環境での日々、タクトの肉体は少しずつ変化を遂げていく。 なんとか深層での生活が軌道に乗ってきたと思ったある日、運悪くダンジョン内に魔物の異常発生が勃発してしまう。 凶悪な魔物がタクトを襲う。 遥かに格上の魔物相手に、タクトはついに自作のナイフを握りしめる――。 ◇ 死線を越えた先に待っていたのは、新たな仲間。 凶悪な植物の魔物の娘『ライア』との出会いだった。 ◇ 一方タクトのパーティメンバーだったダグラス達は、今までタクトを奴隷のように扱い頼り切りだった『つけ』が回ってくる。 タクトが抜けたことで学校の成績を落とし、化けの皮が剥がれていく。 ◇ そしてタクトは深層で、大賢者の遺した隠れ家を発見。 そこで、自身の身体に刻まれた『魔力0の真実』を知ることになる。 地獄の底から這い上がった少年が、家族を守るために安定した職と平穏を目指すハイファンタジー!
    • 連載中 72
    • 190,705文字
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  25. 49
     逃げてばかりの人生だった。その果てに過労死した俺は、剣と魔法の異世界へ転生する。  迎えた十五歳の神授の儀。だが、女神から授かった固有スキルは――『停滞』。  "レベルが一生、上がらない"呪いスキル。周りには嗤われ、誰もが「詰みだ」と憐れんだ。  けれど俺は、この世界の誰も知らない一文に気づいてしまう。  ――本来得るはずの経験値は、その全てが"SP"に変わる、と。  レベルは1のまま。その代わり、SPを注げば、スキルも能力値も、いくらでも"横"に増やせる。  しかもレベル1に固定された俺にとって、どんな魔物も、どんなボスも、常に格上。  格上を狩れば狩るほど、誰も知らないSPが、雪崩れ込む。  紙装甲でも構わない。当てる前に、殺せばいいだけだ。  上へは行けない男が、横へどこまでも広がっていく――  "停滞"は、世界最強のハズレスキルだった。  ※恋愛・ハーレム要素はありません。相棒は、口は悪いが頼れる幼馴染ひとり。
    • 連載中 29
    • 90,092文字
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  26. 50
    「アナスタジア・フォン・ニブルへイム……お前との婚約を破棄させてもらう!」  婚約者である王太子サハラ・フォン・バロニアから婚約破棄を叩きつけられた公爵令嬢アナスタジアは、その衝撃で前世の知識を取り戻す。  ここが自分がやりこんでいた『プリンセス・アラモード』の世界であることに気付き、自分が当て馬悪役令嬢のアナスタジアであることを知った彼女は……別に独身でもいっかと婚約破棄を受け入れてやることにした。  もちろん、タダで認めてやるつもりはさらさらない。 「わかりました、婚約破棄を受け入れましょう。ですが……この年齢の女性の経歴に傷をつけるわけですから、それ相応の対応はしてくださるのですよね?」  彼女は酒税の免除を勝ち取り、この世界でも美味しいお酒を飲めるべく動き出す。  ビール、日本酒、焼酎にウイスキー。  前世知識とチートな魔法を使って酒造りをするアナスタジアの周囲には、どんどん人が集まっていく。  婚約破棄ができて浮かれているサハラは、アナスタジアから税を取れなくなることでバロニア王国が傾いていくことを、まだ知らない……。
    • 連載中 32
    • 91,841文字
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  27. 52
    事故に遭った俺は、異世界へと転移した。 しかも、転移先で与えられた肉体は屈強な男だった。 最初こそ戸惑ったものの、剣と魔法を身につけ、仲間たちと冒険し、魔王を倒し――気づけば10年。 俺はすっかり、男として生きることに慣れていた。 そして魔王討伐を果たした直後、まばゆい光に包まれた俺は、懐かしい現代日本の病院で目を覚ます。 だが、鏡に映っていたのは美少女だった。 「お、俺……女になってるぅぅぅっ!?」 突然のTSに絶叫する俺。 しかし、駆けつけた家族から昔の写真を見せられ、ようやく思い出す。 「……あっ。そういえば俺、元の世界では女だったなぁ」 異世界で男として過ごした10年が長すぎて、完全に忘れていたのだ。 しかも、現代では事故からほとんど時間が経っていなかった。 見た目は美少女。 中身は10年間、男勇者として生きてきた元女子。 そんな俺が生活費を稼ぐために始めたのは、顔を出さずに活動できるVTuberだった。 雑談、ゲーム実況、歌配信。 平穏に活動するつもりだったのだが、ある日、視聴者から現代に出現したダンジョンの配信を勧められる。 「初心者向けダンジョン? これなら俺でも安全に配信できそうだな」 しかし、異世界最強の勇者だった俺にとって、現代のダンジョンなど子供の遊び場同然だった。 巨大な魔物を素手で吹き飛ばし、罠を勘だけで見破り、誰も倒せなかった階層ボスを雑談しながら一撃で粉砕する。 コメント欄は大騒ぎ。 『ラスボス瞬殺で草』 『待って、今何した!?』 『本人だけ初心者のつもりなの怖すぎる』 『海外ニキがもう切り抜き翻訳してるぞ!』 ただ生活費を稼ぎたかっただけなのに、配信は世界中で大バズり。 企業、探索者ギルド、政府機関、海外のトップ配信者まで、謎の新人VTuberに注目し始める。 だが、本人だけはまだ気づいていない。 自分が現代最強の探索者であることも。 世界一かわいいVTuberとして人気になっていることも。 そして――異世界で倒したはずの魔王の気配が、現代のダンジョンから漂い始めていることも。 これは、異世界で10年間男勇者だった元女子が、美少女の身体に戻ってVTuberとなり、勘違いと無自覚無双で世界中を熱狂させる物語。
    • 連載中 49
    • 211,773文字
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  28. 54
  29. 55
    俺はアルノー。三十五歳のD級冒険者で、少しばかり珍しいことに異世界転生者でもある。 もっとも、転生したのは三十五年も前の話だ。今では前世の記憶も人生の一部になっていて、特別なものだとは思っていない。 朝起きて飯を作り、依頼を受けて魔物を倒し、報酬で酒を飲む。そんな毎日を気ままに過ごしている。 冒険者としては下から数えた方が早いD級だが、別に不満はない。高ランクになれば危険な依頼も増えるし、有名になれば面倒事も増える。俺はほどほどに稼いで、ほどほどに働き、のんびり暮らせればそれで十分だ。 幸い、この街には馴染みの酒場もあるし、顔見知りの冒険者や商人もいる。派手な冒険譚とは無縁だが、こういう暮らしも悪くない。 もちろん、冒険者をやっていれば毎日が平和というわけではない。 ゴブリン討伐に素材採取、時には少し厄介な魔物退治。思いがけない出会いや、厄介な騒動に巻き込まれることだってある。 それでも俺は今日も依頼を受け、剣を手に取り、いつも通りの日常を送っている。 でも……俺には人には話していない秘密がある。 だが、その秘密を使って英雄になる気も、大金持ちになる気もない。 ただ穏やかに暮らしたいだけ。しかし人生というのは、案外こちらの都合を聞いてくれないらしい。 これは、異世界に転生して三十五年。大成することもなく、没落することもなく、その日暮らしを続ける俺、D級冒険者アルノーが、仲間と出会い、ときに事件に巻き込まれながら、自分らしい生き方を探していく物語。 特別じゃない毎日だからこそ面白い。そんな冒険者の日常を、少しだけ覗いてみないだろうか。
  30. 59
     自己を犠牲にして、強大な敵を討ち果たした……つもりが、ギリの状態で生き残ってしまった。  手足はなくなったし、半身不随だし、目も見えないし、耳も聞こえづらい。  まるで生き地獄のような状態ではあるけれど、でも、死に際に魔の深淵へと近付いたことで、俺は無限に等しい魔力を得ていた。  なら……やり様次第で、もっともっと強くなれるんじゃないか?  もっともっと、皆の役に立てるんじゃないか?  だから俺は、仲間の一人にして、賢者の称号で知られる少女へ頼んだ。 「――俺を、魔人に改造してくれ」  魔族の肉体を利用し、人体を改造する、禁断の技術。  これで以て、俺は人間を卒業し――  なんか、ダークヒーローみたいな、カッコいい感じになった。  もちろん、人間だった頃より遙かに強くなったし、前よりもずっと、皆の役に立てるようにもなった。  だから、さ。  皆、そんな顔しないでくれよ。  たとえ醜いバケモノになったとしても、俺は俺なんだから。
    • 完結済 29
    • 68,250文字
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  31. 60
    『私の全部、あなたにあげる』 平凡な男子高校生の七麻慎也(ナナツマシンヤ)は、ある日突然異世界『ノヴァーリス』に召喚される。シンヤを呼び出したのは魔法の名家グラストベリー家の天才令嬢アルフェリア・グラウンド。彼女の使い魔として召喚されたがシンヤにチート能力はなく、それどころかアルフィリアの魔力のほとんどを吸収してしまっていた。 「この泥棒……! 私の魔力、返しなさい……!!」 異世界召喚は禁忌の魔法であり、それを使ったことがばれたら大変なことになる上に魔力を失ったことが周囲にバレたら一大事。元の世界に帰りたければ協力しろと脅されたシンヤはアルフィリアと同棲生活を送ることに。 そんなある時、アルフェリアとのスキンシップをトリガーにシンヤの秘められた力が覚醒することが判明する。 「これは…そう! 仕方なくよ! あなたに強くなってもらうために仕方なくやっていることなの!」 しかし能力を引き出すスキンシップを行うも過激な行為になるほど魔力が使えることがわかり、段々ヒートアップしていく行為……次第に心の距離も段々近くなって……? 「ねぇ……シンヤ。もっと私でドキドキして? 私だけで興奮、して?」 落ちこぼれになった元天才お嬢様とキスで最強の力を得る元凡人の学園ファンタジーラブコメ、ここに開幕!
  32. 62
  33. 63
    【祝・累計1000万PV感謝】七歳で受ける「祝福の儀」でレンが授かったのは「小箱」というスキルだった。 発動してみるとぼんやりと光る小さな箱が現れた。 武力スキルが価値あると言われている世の中。「剣術」スキルがあれば最高と言われている。 レンは辺境のど田舎の男爵家の三男。 「剣術」スキルを期待されたけれど、「小箱」という戦闘スキルでもないスキルを引き当ててしまったので、ハズレスキルと言われた。 一つ年下の弟ロイスが翌年得たスキルは「土魔法」だった。ロイスの方が世間的に良い評価のスキルを得た時、レンは父親に学園に行くお金を出さないと宣言されてしまう。 そこで、レンは自立の為にお金を稼がなくてはと、冒険者ギルドに向かい見習い冒険者として活動を始めた スキル「小箱」はハズレスキルと言われたが、レンは気に入ってスキルを使い続けた。 すると、スキルはどんどん進化していくーーーー そして、レンが「小箱」スキルを得た年から二年後、二つ年下の弟ユアンが「剣術」スキルを得た。 両親は歓喜した。両親は待望の「剣術」スキルを得たユアンを優遇し始める。 その様子を見た、レンの兄弟達の気持ちが揺れ始める。 冒険者ギルドでは、レンは資料室の整理をしたり、筆記具を開発したり、順調に活動をしていき、ついに家を出ることを決意した。 【本作の視点について】 本作は主人公の定点カメラ視点のみで物語が進行しています。 あえて俯瞰的な世界観の説明を省いています。 探偵小説のように主人公と同じ情報量で一緒に状況を推測したして世界を解き明かしていくスタイルです。 ぜひ手探りの物語をお楽しみいただければ幸いです。
  34. 64
    通勤途中、3人の高校生とともに勇者召喚へ巻き込まれた30歳の会社員・山田大樹。 高校生たちには《剣聖》《大賢者》《聖女》という華々しい力が与えられたが、大樹のスキルはすべて文字化けしており、鑑定不能と判断されてしまう。 役立たずとして辺境へ転移させられた大樹だったが、文字化けの正体は、この世界の鑑定では読み取れない規格外のスキルだった。 翌朝には商品が完全補充される《移動販売車》。 あらゆる情報を見抜く《ゴッドアイ》。 執事長のように冷静な《ナビゲーションAI》。 悪意ある攻撃を自動で防ぐ《絶対防御》。 そして、威力を自在に調整できる《必激の拳》。 王国にも勇者にも関わらず、辺境でのんびり暮らそう。 そう決めたはずなのに、困っている者を放っておけない性格のせいで、飢えた獣人、迫害された亜人、行き場を失った職人たちが次々と集まってくる。 これは、戦うために召喚された勇者ではなく、食料と日用品を届ける移動販売員が、荒れ果てた辺境の暮らしを立て直し、いつしか誰にも無視できない巨大勢力を築いてしまう物語。
    • 連載中 100
    • 511,849文字
    • 更新
  35. 65
    魔王討伐を果たした勇者パーティの陰の功労者・シンヤ。 【万能スキル】と前世の知識を駆使し、索敵、装備のメンテナンス、調合、料理まで、多くを裏で支えてきた彼は影は薄いが「完璧すぎる雑用係」だった。 魔王が倒れ平和が訪れたとき、彼が選んだのは富や名声ではなく隠居。 前世からの夢だった「のんびりスローライフ」を叶えるため、第三の人生として静かな辺境の村へ一人移住する。 万能スキルで快適な家を建て、畑を耕し、釣りや狩りをして美味しいご飯を食べる――はずだったのだが……。 生活能力が破綻した元パーティメンバー、旅の途中で命を助けた獣人、さらには元魔王軍四天王までが居心地の良すぎるシンヤの村へ続々と押しかけて居座り始めた。 果ては勇者と王女様まで新婚旅行でやってきて、シンヤが万能スキルで開拓した辺境村は、気づけば『世界最強達が集う史上最も安全で快適な村』へと変貌していき――!? 本人は静かに暮らしたいだけなのに規格外な連中に囲まれてゆっくりと暮らせない、そんな元雑用係のドタバタ辺境開拓記!
  36. 66
     世にも恐ろしい呪物を前に、俺は平然とこう尋ねた。 「とりあえず、その肩のところのカビ拭いていい?」  ◆ ◆ ◆  宰相補佐として、日々激務と王太子の嫌がらせに追われていたルシェド(35歳)。  彼は、ある日『呪いの指輪』に選ばれ、代替わりが来る十年後まで宝物庫から一歩も出ずに中の宝物を管理する「完全軟禁」を強いられることになった。  王太子は「出世の道を絶たれた哀れな男」「歴代の宝物庫番のように、お前も気が狂う運命だ!」と嘲笑ってくるけど、数々の王太子からの横暴と無茶ぶりによって鍛えられた彼の強靭メンタルは、無敵。 「ちょうどいいし、この軟禁生活を『十年の有給休暇』として満喫しよう!」  と考える事に。  宝物庫内で、度々喋ったりちょっかいをかけてきたりするおぞましい宝物――呪物に出会うも、強靭メンタルが圧勝。  聞こえてくる呪物の声に耳を傾け、「分かるよ、お前の気持ち」と共感し、労い、綺麗に掃除してやる。  実はそれが忘れ去られた呪物の浄化の手順なんだけど、そんな事は露ほども知らず。  ルシェドは綺麗にしてやった呪物に力を借りて、日々の軟禁生活を充実させていく。  更に彼の呪物の浄化は、宝物庫の外にも影響していくのだが……。  瘴気が収まった!?  魔物が消えた!?  水虫と禿の特効薬ができた!?  その原因調査に、王太子が乗り出すのだが。 「宝物庫……いや、そんな筈ないだろ! あの男に助けられてたまるかっ!」  三十五歳・元宰相補佐の、世界一快適な安楽椅子英雄(無自覚無双)譚、開幕! ◆ 俺メンタルTUEEE:泣く子も黙る恐ろしい呪物に常勝! ◆ 無自覚無双:「人も道具も、もう使い潰させはしない」大人の包容力で全てを救済! 呪物労い、超便利な同居人へと浄化! ◆ 弱者救済:疲弊した来訪者にピッタリの宝物をマッチング! ◆ QOL格差ざまぁ:ルシェドの功績を認めたくない王太子、激務と精神的疲労でげっそり老け込む。一方ルシェドは、極上ライフでお肌ツヤツヤ! ◆ 元呪物の宝物で趣味探し:アーリーリタイアも同然のルシェドが、暇つぶしに宝物を磨きがてら使ってみて、人生の趣味探し! ※ホラー描写が一瞬ありますが、怖くありません。  何故なら本作は一人称で、主人公がまったく怖がっていないからです。笑
  37. 68
  38. 69
    「書類係の仕事など、誰でも代わりが利く」 宮廷契約院で10年間、成果の見えない古文書の更新業務を黙々と続けてきた三等契約官リオン。 宮廷の「近代化改革」により、彼は無能の烙印を押され、退職金の減額査定つきであっけなく解雇されてしまう。 だが、愚かな王国の上層部は知らなかった。 この世界の結界、精霊の水利、魔物の不可侵条約、そして竜王の休眠に至るまで——すべては世界そのものと結ばれた【古代契約】によって維持されていたことを。 そして、その契約を読み解き、更新し続けられる人間が、世界にリオンただ一人しか残っていなかったことを。 リオンが立ち去ったその瞬間から、彼が担当していた三百件の古代契約は、期限順に自動失効していくカウントダウンを始める。 一方、王都を出たリオンは辺境の街で小さな「よろず契約事務所」を開業。 千年の封印から解放した美しい大魔女ヴィオラを相棒に、持ち前の『綻び視』と羽ペン一本で、悪徳商会の罠契約をひっくり返し、精霊や魔物たちと新たな絆を結んで一躍注目の的になっていく。 その頃、王都では三百年灯り続けた精霊灯がひとつ、音もなく消え去ろうとしていた——。
  39. 73
    ✨95日連続更新で26/8/12に本編完結✨ AIアニメもあるよ‼️ 魔法の才能で全てが決まる世界。才能最低辺の少女が前世持ち最強魔法使いジジイと出会い、科学知識で「魔術の始祖」「魔道具の母」と呼ばれるまで成り上がっていく物語です。 🎬AIアニメはこちら⬇️ https://kakuyomu.jp/users/kkishimotok/news/2912051602387186978 ・勤勉で、人格者で、でも魔法の才能は全くない⸻「才無し侯爵」と呼ばれた一人の小柄な少女。 ・やる気がなく、人嫌い、偏屈、そして⸻前世の記憶がある「天才魔法使い」のおじいちゃん。  「才無し侯爵である少女」が、「天才魔法使いおじいちゃん」の弟子になった時、この物語が動き出す。 --- 「火は空気がないと消える???」 「え!?雲って水で出来てるんですか?」 「雷と静電気が一緒って、嘘でしょ!?」 「髪を乾かす魔道具!!めっちゃいいですね!!!」 「シンクウダンネツ……?熱くない……なんだこれ……?」 「え、ここ捻ったら水出るんですか?」 「髪用の石鹸!!すごいサラサラ!いい香り!!」 「太陽の光でモノを燃やす……?何を言ってるのかよくわからないです……」  少女が老人に質問する度に、「才能がある人だけがなんとなく使える魔法」から「誰もが使える技術である魔術」へ変わっていく。  少女が老人の家を見回す時、「この家にしかない前世由来の便利グッズ」が「世界を変える"魔道具"」へと変わっていく。  少女だけでは何もできなかった。  老人だけでは彼一人だけで終わっていた。  だが、二人が揃ったことで、音を立てて⸻世界は変わり始める。 ーーー <登場人物> ・勤勉で、人格者で、でも魔法の才能は全くない⸻「才無し侯爵」と呼ばれた一人の小柄な少女。 ・やる気がなく、人嫌い、偏屈、そして⸻前世の記憶がある「天才魔法使い」のおじいちゃん。 ・勤勉、真面目、素直、魔法の才能に溢れる⸻「歴代最高」と呼ばれる赤髪の少女。 ・勤勉、真面目、向上心がある⸻「主席宮廷魔法使い」のおじいちゃん。 あたりがメインキャラになります。 --- 小説家になろう・ハーメルンにも投稿。 カクヨムが最速の更新です。
    • 連載中 115
    • 263,787文字
    • 更新
  40. 77
    「お前には戦闘の才能がない。……残念だがここでお別れだ」 12歳の成人の儀。幼馴染たちが華やかな戦闘スキルを授かる中、アルトに発現したのは地味な生活スキル【箱庭(ガーデニング)】だけだった。 足手まといにならぬよう、静かに冒険者の夢を諦めたアルトは、宿屋の調理場で3年間死に物狂いで修行を重ねる。 そして15歳になり、なけなしの貯金で買った中古のボロ馬車と老馬をお供に、移動料理屋として世界を巡る旅に出た。 「僕の作ったご飯で、誰かが喜んでくれるなら、これでいい」 自分が作った温かいスープをお客さんが美味しいと笑ってくれる。それだけで満足だった。 ……しかし、アルトは知らなかった。 自身のスキルで開く、ただのハーブ園だと思っていた空間が、実は世界どこかに存在する結界に守られた聖域【世界樹の庭】だったことを。 そこで採れるハーブはすべて、世界樹の神気を吸った伝説レベルの神薬に変異していることを。 旅を続けて1年。 ある日、箱庭の片隅に傷だらけの10cmの女の子が迷い込む。 アルトは何気なくハーブ入りのまかないスープを差し出す。 「熱いから気をつけてね」 「――ッ!? な、何この美味さは……!? 傷が一瞬で治っていく……お前、何者なのよぉぉぉ!?」 スープの美味さと規格外の効能に脳を焼かれた10cmの女の子を筆頭に、様々な生物が次々と庭に住み着き始めて――!? 無欲で優しい料理人と、彼を全肯定で愛する『10cmの最強居候たち』が織りなす、じわじわ口コミで広がる隠れた名店の旅、ここに開店! ※新作です。1か月くらいは毎日更新していこうと思います。 面白ければ、☆評価お願いします。
    • 連載中 29
    • 74,702文字
    • 更新
  41. 81
  42. 82
    【リアル寄り異世界転移のため軽さはありません】 突然異世界に転移した高校生、1クラス総勢34名。 そこに、37歳のおっさんが紛れ込んだ。 おっさんは、唯一の家族であった愛息子を飲酒運転の男に轢き殺され、法の裁きを与えるために司法に望みをかけていた。 しかしその想いは叶わず、懲役最大7年の過失致死傷罪という到底納得できるものではなかった。 そして実力行使に出た男が目覚めたところは…… これは全てを失って生きる希望を無くした男が、クラス転移に紛れ込んだあと、異世界の不条理に抗って行くストーリー 【注意】 ・主人公は簡単に人を殺します(冒頭に理由あり) ・ファンタジー世界としては微妙に現実的な世界を、年齢相当に考えながら動きます ・普通の一般人の大人なので完璧ではなく、経験則による行動が多くなります ・作者はある程度成熟した『おっさん』を好むので察してください ※おっさんの殻を被ったお子ちゃまではありませんので、やっちゃいましたーとか、すぐに恋愛に発展なんてことはありません
    • 連載中 57
    • 208,623文字
    • 更新
  43. 83
     社畜として心をすり減らし、終電もないオフィスで働き続けていた男は、ある夜、パソコンに表示された奇妙なアンケートに答えたことで、異世界へと転移してしまう。  目の前にいたのは、奈落と災厄を司る邪神アビス。  彼女は主人公に告げる。  お主はこれより、魔王城ダンジョン《ヘルズネスト》で働く魔物である、と。  人間の体をベースに、スライムの性質と影から触腕を伸ばす異能、さらに高い再生能力まで与えられた主人公の仕事は、ダンジョンに侵入してくる敵の排除。  命懸けの危険な職場のはずが、給与は前職の三倍、ボーナス年二回、週休三日、有給あり、住居支給、福利厚生も充実と、労働環境はまさかの好待遇だった。  しかも最近、この世界を管理する女神が異世界から、チート勇者を次々と召喚し、魔王城に差し向けているという。  邪神アビスに見込まれた主人公は、ヘルズネスト最下級の魔物社員として働きながら、侵入者を迎え撃ち、実績を積み、やがては女神の送り込む理不尽な勇者たちに対抗できる存在へと成長していくことになる。  これは、ブラック企業で使い潰されかけた男が、異世界で下っ端魔物として再就職し、第二の人生を勝ち取っていく。  魔物転生成り上がりファンタジー。
    • 連載中 160
    • 436,939文字
    • 更新
  44. 書籍化作品2026年7月31日発売

    主人公はミルカ・アールトネン、十六歳。 彼女は、貴族の中で唯一ドラゴンの飼育を任された家の出であり、ドラゴンについては誰よりも詳しかった。 ある日ミルカは、王家の聖なるドラゴンが育たなかった責任を押し付けられ、婚約破棄&北方辺境への追放を言い渡される。 北方辺境は、野生のドラゴンが多く棲息し、厳しい環境の流刑地だ。 失意のうちに北方辺境を訪れたミルカが出会ったのは、二十六歳の美形な辺境領主ヴォルテールと、彼のドラゴンだった。 ミルカのドラゴンに関する知識は北方辺境にとっても貴重なものであり、彼女は快く迎えられる。 その上、結婚適齢期であるヴォルテールとの婚約を執拗に勧められ、さらにヴォルテール自身もミルカに迫るのだが、彼女にはあるトラウマがあった――。 ドラゴンと過ごす日常と、辺境領主とのもだもだラブストーリーをお楽しみください!! 面白いなと思われましたら、星や感想を頂けますと励みになります。
  45. 86
  46. 90
    「俺……異世界帰りの勇者だったんだ」   ブラック企業で働く社畜・安心院アジムは、ある日突然思い出した。   かつて異世界で勇者として戦い、世界を救っていたことを。   しかも、ユニークスキル《帰還魔法》は今も健在。   平日は日本で働き、週末だけ異世界へ帰るという、前代未聞の二重生活が始まる!   日本から持ち込んだ『焼肉のタレ』で飯テロを起こし、LEDライトで仲間たちを驚かせ、現代知識で大無双。   逆に異世界の薬草や素材は、現代で思わぬ価値を生み出していく。   さらに、異世界で会った、『来訪者』と呼ばれる転生者や転移者たちとの出会いがかれの運命を変えていく。     家族へ届ける動画や手紙。   仲直りできなかった姉妹の絆。     二つの世界を行き来できる彼だからこそ、その未練から救うことができる。   美味しいご飯で笑い合い、未練を晴らして救済し、いつのまにか異世界で『伝説』になっていく――。      これは、平日は社畜、週末は勇者。   現代と異世界をつなぐ"週末冒険者"の、笑って泣ける異世界ファンタジー!
  47. 91
    「マスター、このままだと潰れちゃいますよ」 前世からの俺の夢は暇な喫茶店のマスターになることだ。 閑古鳥の鳴く店内でバイトの子に呆れられながらも、お気に入りの音楽を流してまったりとした日々を送る。 そんな夢を叶えるために俺は自ら弱小ギルドを立ち上げた。 目指すのは客も依頼も少ないのんびりとしたギルドライフ。 そのだったはずなのに……。 「マスター、このままだと潰れちゃいますよ!」 「そうか、潰れちゃうほど経営が危うくなったんだな」 「違います! 依頼が多すぎて手が回りません!」 「………………え?」 なぜかギルドは大繁盛。毎日のように上級冒険者たちが加入を志願してきたり、国からの依頼が舞い込んできたり。 やがて最強ギルドと称されることになって——、 「この身を賭してでも、このギルドを最強にしてみせます!」 「仕方がないですねぇ。聖女である私がギルドを大きくしてみせます!」 「お前が上を目指すってんなら俺たちが全力で支えるぜ!」 なぜギルドメンバーたちはこんなにもやる気があるのだろうか。俺はただ平穏な毎日を過ごしたいだけなのに。 「はぁ……コーヒー飲んで現実逃避しよ」 これは弱小ギルドで平穏に暮らしたいギルドマスターと、勝手に最強ギルドを目指して奮闘するギルドメンバーたちの勘違いギルド運営ファンタジー。
    • 連載中 21
    • 66,346文字
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  48. 95
  49. 14話分無料

  50. 98
     【6/4本編完結】戦場跡の死体を漁ることで生計を立てている戦災孤児ジャック・リンカーは、焼け焦げた魔導書を拾ったことで現代日本人だった前世の記憶を、そしてこの世界が生前プレイしていたゲームの舞台であることを思い出す。  ゲーム本編開始、すなわち七つの国家の全面戦争が火蓋を切るまで数年しか残されていないことを知ったジャックは、自分から家族を奪った戦争を利用してでもドン底の人生から這い上がり、半ば滅亡が確定したエンディングの回避を決意する。  けれども長い時間をかけてようやく修得できたのは、人一人倒しきる火力すら持たない最下級魔術と、使いどころが難しい『自分だけの魔術』のみ。  だがジャックは諦めず、己が持つ現代知識を利用し、取るに足らない『最下級』の魔術を『災禍級』と呼べる域にまで昇華させ、やがて戦場で名を馳せるようになって行く。  ……その過程でヤバい奴等に目を付けられることになるなど、想像もせずに。
    • 連載中 296
    • 490,414文字
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  51. 100
    エレニア王国の貴族学園に通う男爵家令息、ノエル・フォン・ウィンドウェル。 彼は突如、許嫁に公衆の面前で婚約を破棄された。 身に覚えのない罪を着せられ、屈辱を味わう中、国一番の美少女と評価されている公爵家の令嬢、ステラ・ルークス・アナスタシアがノエルへこう告げる。 「ノエル、じゃあ私と婚約しましょう」 それはなんと、最上位貴族である彼女からの、突然の求婚だった。 クールな性格故に『黒鉄姫』の通り名を持つ彼女は、昔からノエルのことが好きだったと告白。 今まではノエルに許嫁がいたため想いを封じていたが、それもなくなった。だからもう我慢しない、と。 宣言通り、ステラは事あるごとに好意を伝えてきては、デートにも誘ってくるし、積極的に距離も縮めてくる。 そんなステラにドギマギしながらも、ノエルは徐々に彼女へ心惹かれていき……。 一方、ノエルを陥れようとした元許嫁の令嬢、タニカ・レーベルハイドは、自らの過ちに気付かぬまま、この婚約破棄をきっかけにどんどん破滅していくことに── これは、報われることのなかった男爵家令息が、婚約破棄をきっかけに人生を大きく変えていく物語。 ※アイデア整理、文章校正に生成AIを使用しています。
    • 連載中 16
    • 38,788文字
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