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異世界ファンタジーランキング

長編・短編すべての作品を直近1日間のデータで集計しています。
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    田舎の回復術師、王都に来たら天才だった~腕を失った剣聖、心が壊れた凄腕弓使い、魔力枯れの天才魔導士、『欠陥品』としてパーティから追放された美少女たちを救ってたら凄い感謝されて、忠誠を誓われています~/

     田舎で回復術師をしていたノエル・アーデンは自身が大したことのない術師だと信じ込んでいた。  しかし、その才能が規格外であることが王都で明るみになっていく。  剣聖の失った腕を再生させたり、弓使いの心の傷まで治してしまったり、そして治療した少女たちからは激重感情を抱かれる… ※☆評価、作品フォローをしていただけますと投稿モチベーションになります!  暖かい感想・レビューを頂けると嬉しいです!  タイトル・内容は変更する場合があります。  本作はフィクションです。  この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。  コメントは削除することもあります。  コメントのアイデアを作中で利用することがあります。  暖かく応援してくださると嬉しいです!
    • 連載中 7話
    • 14,944文字
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  2. 2

    エロゲのモブに転生した俺、うっかり【幼い】最凶悪役令嬢(ラスボス)の専属指南役になる。……待って、ヤンデレルートなんて原作にあったか?/

    俺、カイル・エステダールは転生者だ。 そしてここが、理不尽な難易度を誇る覇権エロゲの世界だと知っている。 俺のポジション? ゲーム開始直後、ラスボスに殺されて家ごと滅亡する『噛ませ犬のモブ貴族』である。 (ふざけるな、絶対に生き残ってやる!) 破滅フラグをへし折るため、俺は必死に自分を鍛え、なんとか生き残る道を探していた。 ……はずだったのに。 なぜか俺は、未来の最凶ラスボス(悪役令嬢)フィーネの『専属指南役』になっていた。 原作では世界を絶望に突き落とす凶悪な魔女。 だから俺は、彼女のご機嫌を取り、ひたすら優しく、大事に大事に指導し続けた。生存戦略のために。 だが、最近どうも彼女の様子がおかしい。 「先生のその手は、冷たくて気持ちいいです……ふふ、誰にも触らせませんからね?」 距離が近い。やけにボディタッチが多い。 あれ? 俺、バッドエンドを回避したつもりが、もっとヤバい『ヤンデレ包囲網』に捕まってないか……?
    • 連載中 26話
    • 89,967文字
    • 更新
  3. 3

    肉屋のせがれ、実家の手伝いで毎朝モンスターを狩っていただけなのに、いつの間にか人類最強になっていた/

    片田舎の小さな村にある肉屋は、毎日新鮮な狩猟肉を販売する人気店として知られていた。 その狩猟を担当するのは肉屋のせがれ、十七歳のアステルだ。 アステルは父親ヴォルフの指示で、八歳の頃から一人で狩りに行っていた。 しかも、ヴォルフが用意する武器は、異常に使いづらいものばかり。 それでもアステルは、嵐でも雪でも一日も休まず、毎日モンスターを狩猟していた。 そんなアステルの夢は、冒険者になることだった。 ある日、山に凶悪な人喰いモンスターが出没した。 冒険者ギルドの支部長は、旧友ヴォルフに狩猟を相談する。 そこでヴォルフは、息子のアステルに狩りへ行かせることにした。 支部長の心配をよそに、モンスターをあっさり狩猟したアステル。 そう、ヴォルフは冒険者を目指すアステルのために、幼い頃から徹底的に鍛え上げていた。 そして十八歳の誕生日を迎えたアステルは、冒険者試験を受験するため、ついに王都へ旅立つ。 地獄の試験と呼ばれる難関試験を受験するが、アステルにとっては簡単過ぎた。 試験の根底を破壊していくアステルに、周囲はただただ驚くばかり。 そしてアステルは、ギルドの歴史まで変えてしまった。 幼い頃から父親に鍛えられた肉屋のせがれが、苦難を乗り越え世界に羽ばたいていく。 ※小説家になろうでも連載しています。 ※この作品は別作品『伝説の老騎士、定年退職して裏路地で屋台を始める』と同一世界観です。
    • 連載中 26話
    • 72,420文字
    • 更新
  4. 4

    怠け者伯爵ですが、仕事を全部部下に任せたらなぜか名君扱いされています 〜王都で問題を起こして左遷された俺は、働かなくていい領地を作ることにした〜
    最新
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    王都で問題を起こし、荒れ果てた辺境へ左遷された若き伯爵。 歴代領主が次々と逃げ出してきた土地だけに、現地の部下たちも「どうせ一ヶ月も持たない」と最初から期待していなかった。 だが、新しくやってきた伯爵は少し違った。 彼が考えているのは領民を救うことでも、立派な領主になることでもない。 ただひたすら――働きたくない。 大量の書類を読みたくない。長い会議にも出たくない。面倒な陳情を一件ずつ聞くなんてもってのほか。 ならば、自分が何もしなくても領地が回る仕組みを作ればいい。 仕事を部下へ任せ、権限を分け、無駄な制度を次々と消していった結果、なぜか荒れていた領地は急速に立ち直っていく。 本人は昼寝する時間を増やしたいだけなのに、周囲からの評価はなぜか上がる一方で――。 「俺みたいなのが何もしなくても回ってるなら、それでいいだろ」 働きたくない伯爵による、全力で楽をするための領地改革が始まる。
  5. 8

    生命魔法使いに転生したので、聖者の皮を被って気ままに生きようと思います/

     異世界に『ノア』として転生した青年は、生命魔法使いとして治療を求める者たちの願いを叶えながら、その命を一枚のカードに変え、自らを利用しようとする大人たちを掌の上で転がしていく。  ――なぜなら、彼にとってこの世界は、最高の遊び場だから。  前世は、難病に侵されながらも自らの体を研究サンプルとして観察し続けた、冷徹な青年。  死の間際まで他人の欲望を分析し、退屈を嫌った男は異世界で『ノア』として新たな生を受ける。  彼に与えられたのは、対象のステータスを暴く『鑑定』と、命そのものを操る『生命魔法』。  赤ん坊の頃から魔力を練り、教会の腐敗や権力争いを「面白い遊び」として弄ぶノア。  外面は慈愛に満ちた「奇跡の聖者」として振る舞いながら、運び込まれた病人と彼らを取り巻く人々の欲望を覗き込み、自らを利用しようとする大人たちを掌の上で転がしていく。  教会を裏から掌握したノアは聖都を離れ、冒険者として新たな舞台へ降り立つ。  自ら立ち上げたパーティー『誓いの天秤』と共に、巨大ダンジョン『天逆塔』に挑む。  蘇生、細胞操作、生命の奪取――生命魔法の真の可能性を解き放ち、世界の裏側へと潜り込んでいく。  彼にとってこの世界は、最高の遊び場だった。  これは、聖者の仮面を被った生命魔法使いが、欲望渦巻く世界を気ままに弄び、塗り替えていく物語。
    • 連載中 196話
    • 453,766文字
    • 更新
  6. 9

    冤罪で7年間鉱山送りされた俺ダンジョンガチャで復讐します Re/

    十六歳のウィル・クロードは、盗まれた禁忌のダンジョンコアの破片を持っていたという罪を着せられた。 その直後、ダンジョンが崩壊し、大規模なスタンピードが発生。 無実を訴えても信じてもらえず、ウィルに下された判決は――鉱山刑十二年。 模範囚として五年の減刑を受け、七年ぶりに故郷へ戻ったウィルは二十三歳になっていた。 母はすでに亡くなり、家は古び、かつて同じ町で暮らしていたゲイルは、スタンピードから町を救った英雄として王国槍騎士団の副団長にまで出世していた。 それでもウィルは、復讐だけの人生を選ばない。 母が残した言葉を胸に、もう一度冒険者として生きていくことを決める。 そして七年ぶりに入ったダンジョンで、一匹の魔物を倒した瞬間―― 【固有能力【ダンジョンガチャ】を獲得しました】 魔物を倒せばガチャ券。 十枚集めれば十一連。 ガチャからは武器、防具、Skill、魔法の道具まで手に入る。 Lv1まで落ちたところから、ウィルの人生はもう一度動き始める。 失った七年間は戻らない。 それでも、これからの人生まで奪わせるつもりはない。
  7. 10

    浮遊城から始まる異世界ライフ~誰にも邪魔されず暮らすはずが、気付けば天帝と呼ばれて天空国家を築いていた~/

    転生特典として浮遊城《アルカディア》を手に入れた主人公クオンの望みは、空の上で誰にも邪魔されず、のんびりスローライフを送ることだった。 しかし神のうっかりで不老の肉体まで手に入れてしまったクオンは、長い時を生きることになる。 ドラゴン、魔王、故郷を追われたエルフやドワーフたち。行き場を失った者たちを成り行きで受け入れるうちに、浮遊城は小さな集落から巨大な天空都市へと発展していった。 数百年にわたり人々の営みを見守り続けたクオンは、人の弱さも愚かさも知っている。それでも何度でも立ち上がる人々の姿に心を動かされ、いつしか人そのものを愛するようになっていた。 だから居場所を作り、仲間を守り、平穏を脅かす敵は容赦なく排除する。 やがて、その在り方は世界中に伝説として語り継がれ、人々は不老の城主を畏敬を込めて〝天帝〟と呼ぶようになる。 これは、天帝と恐れられる不老の城主が、最強の浮遊城で仲間たちと理想郷を築き上げる物語である。 【最高順位】 週間総合3位 週間異世界1位 日間総合2位 日間異世界1位 月間総合8位 月間異世界6位 週間異世界1位(2026/10/05) 日間異世界1位(2026/10/02)
    • 連載中 36話
    • 102,706文字
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  8. 11

    外れGift《異次元収納》の俺、収納した死体のSkillをコピーできることに気づく/

    異世界へ勇者として召喚された大学生、ルーク。 しかし与えられたGift《異次元収納》の容量は、たったの一立方メートル。 この世界で売られている一番安い魔法の鞄よりも容量が少なく、戦闘Skillも持たないルークは「外れ勇者」と判断され、バルガ帝国の地下牢へ放り込まれてしまう。 そんな牢獄で、嫌がらせとしてスープに入れられていたネズミの死骸を《異次元収納》へ入れた瞬間――。 【夜目Ⅰを取得しました】 【悪食Ⅰを取得しました】 【危険察知Ⅰを取得しました】 ルークは、《異次元収納》に隠された本当の力を知る。 それは――一度収納した死体が持っていたSkillを、すべて自分のものにする能力。 やがて戦場の荷運び人として死体運搬を命じられたルークの前には、剣士、騎士、魔法使い、そして魔物たちの死体が次々と運ばれてくる。 帝国は知らない。 「役立たずの荷物持ち」として使っている男が、死者たちのSkillを次々と手に入れ、誰にも知られないまま強くなっていることを。 これは、安物の魔法の鞄以下と笑われた外れ勇者が、無数のSkillを集めて帝国を脱出し、自由な冒険者として世界を旅する物語。
    • 連載中 8話
    • 40,315文字
    • 更新
  9. 13
  10. 14

    俺が主人公のはずなのに、初陣で死ぬ見習いモブらしい 〜俺だけが主人公だと信じて立ち上がっていたら、ヒロインたちと原作の運命まで狂い始めた〜
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    死んだと思ったら、神っぽい老人に告げられた。 「お主には、ある物語の世へ生まれ変わってもらう」 行き先は、前世で妹が昔すすめてきた『百鬼夜行剣譚』の世界。 原作は知らない……だが題名だけで分かる。妖怪を剣で斬る物語なら、俺が主人公に決まっている! 神が「待て、最後まで聞くんじゃ!」と叫ぶのも聞かず、俺は転生の扉へ飛び込んだ。 だが、生まれ変わった先の現実は甘くなかった。 剣は重いし才能はない。最初の相手には一撃で転がされる。 「俺、主人公にしてはハードモードすぎないか?」 それでも俺は立ち上がる。自分が主人公だと、俺だけは信じているから。だが俺はまだ知らない。 ーー自分が本来、最初の百鬼夜行で死ぬだけの名もなき見習い役だったことを…… そして、本来なら関わるはずのないヒロインまでもが、主人公だと信じて疑わない俺の異常なしぶとさに巻き込まれ、原作の流れが少しずつねじ曲がっていくことを……
    • 連載中 97話
    • 441,887文字
    • 更新
  11. 15
  12. 16
  13. 17

    【第一部完】鎧騎兵、走る~大好きなロボット作品っぽい世界に転生したけど、プロローグで滅ぶ場所にいます。生き残りたい! すごく生き残りたい!!~【第二部準備中】/

    【完結まで毎日12時投稿!】【祝!日間・週間総合ランキング1位!】【第二部準備中!】  ロイド=ベルクは『鎧騎兵(ガイキヘイ)』と呼ばれるヒト型ロボットのパイロット、『騎手』候補生であり……転生者である。 彼は、前世で大いにハマり込んだ名作ファンタジー小説『帝歴1002 鎧騎兵、走る』シリーズそのものか、非常に酷似した異世界へ転生してしまった。  『大好きな作品世界に来れた!』と、5歳の時に前世の記憶を思い出した当初は狂喜乱舞した彼であったが……年号を確認した瞬間、絶望の淵に叩き落とされてしまう。 彼が騎手になって初めて赴くであろう赴任先……『西方辺境領』は、原作1巻の『プロローグ』で滅んでしまう場所だということを知ったからだ。  ならば騎手にならなければいいかと言えば、それも無理。 彼の亡き父は騎士爵を持つ騎手であり、残された家族の生活の為に、ベルク家長男であるロイドはソレを継ぐ必要がある。 通常は継承できない一代限りの騎士爵だが、騎手になれば特例で継承できるのだ。 そして……『騎士爵持ちの騎手』が配置されるのは、決まって『西方辺境領』なのだ。 「ちくしょう……神様の馬鹿野郎……!」  家族の為に逃げることもできないロイドは、原作にもほとんど描写のない地獄の『プロローグ』を生き残るために、今日も騎手訓練校で訓練に励んでいる。 「原作知識は唸るほどあるのに! 原作が始まる前に死にたくねぇよ~!!」  これは、転生者ロイド=ベルクが原作にたどり着くために死に物狂いで生きる物語である。 ……死に物狂いで生き過ぎた結果、原作を大いに破壊しまくる物語でもある。
    • 完結済 59話
    • 284,041文字
    • 更新
  14. 22

    佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~/

    【スーパーご注意】 「お隣さん」はこちらのウェブ版では登場しません。 (書籍版で新規追加されたキャラクターとなります) 【ご注意】 1.ウェブ版と書籍版では内容が異なります。 2.書籍版では主ヒロインが新たに追加されております。 3.ウェブ版の最新話は書籍版の2巻中頃に相当します。 4.ウェブ版の更新は現在休止中となります。 ---おしらせ--- 【第4回カクヨムコン 異世界FT部門 特別賞受賞】 MF文庫J様発の新文芸として、1~13巻が絶賛発売中。 14巻は26年の秋頃に発売の予定となります。 コミカライズが少年エースplus様で連載中です。 ---あらすじ--- ペットショップで購入した可愛らしい文鳥は、異世界から転生してきた高名な賢者様だった。与えられたのは世界を超える機会と強力な魔法の力。ならばと悠々自適な異世界ライフを目指すも、現代では異能力者なる存在と遭遇してしまう。万年平の草臥れた社畜が、予期せず巻き込まれた異能バトルを異世界の魔法で切り抜ける、異世界と現代日本、行ったり来たり物語。魔法少女付き。(小説家になろう様でも公開しております)
  15. 23

    【日間48万PV】過労死寸前で会社をクビになった俺、悪役貴族に転生し三年後に処刑されるまで好き放題やる ~使い潰された有能な美少女奴隷を安く買い叩いていたら、なぜか神待遇と喜ばれ忠誠を誓われる~/

    【祝1200万PV 総合日間・週間・月間 1位獲得!!】 退職代行会社で過労死寸前まで限界社畜となって働いていたのに、依頼者を助けたい一心で相手の会社をコテンパンにしてしまい会社をクビになった瀬野春之、39歳。 目を覚ますと、そこは生前に遊んでいたファンタジーRPGの世界。しかも転生したのは、三年後に主人公たちによって処刑される悪役貴族ゼノ・ヴァルディスだった。 だが、ゼノは破滅を回避する気などなかった。 「どうせ三年後に死ぬなら、それまで好き放題してやる!!!」 前世では散々使い潰される側だったのだ。 今度は自分が人を使う側になり、酒! 金! 女! 贅沢の限りを尽くしてやる。 そんなゼノの前に現れたのは、悪徳商人に使い潰され、今にも死にそうな銀髪の美少女奴隷ネマ。 誰からも役立たず扱いされていた彼女だが、ゼノの固有スキル【人物鑑定】で見れば、とんでもなく優秀な訳あり人材だった。 ならば、その価値を商人に教えてやる必要などない。 「弱り切っている。奴隷としての価値は低い。俺が買ってやろう」 ゼノはネマを安く買い叩く。 有能な奴隷なら徹底的に働かせる。 ただし、死なれれば損だから食事を与える。 壊れれば損だから治療する。 長く使うために寝床を与え、働きすぎれば休ませる。 さらに戦闘能力に優れた金髪の美少女奴隷メソも安く買い叩き、護衛としてこき使う。 すべては自分が楽をして、三年後まで好き放題に暮らすため。 ――そのはずだった。 「こんな神待遇、見たことがありません」 「私は一生、旦那様にお仕えします」 使い潰されていた有能な奴隷たちは次々と才能を開花させ、なぜかゼノへ忠誠を誓い始める。 横領していた家令を切れば使用人に感謝され、役立たずな管理者を追い出せば仕事が回り、気づけば領地まで豊かになっていく。 そしてついには王国中で、 「悪名高きゼノ・ヴァルディスは、実は稀代の善政領主なのでは?」 と噂されるようになってしまい――。 「何を勘違いしている? 俺は善人じゃない」 ゼノはまだ知らない。 自分では悪役貴族らしく好き放題しているつもりの行動が、ことごとく人を救い、三年後の処刑からどんどん遠ざかっていることを。 ※8/25 原作ゲーム名を『エルディア・サーガ』→『パルディア・サーガ』に変更しました。 有名作品の国名と被っていたためです。改稿漏れがありましたらお手数ですがお知らせください。 ※8/25 8/23更新分の一部・タイトルの表現を改稿しました。 ※20歳未満者の飲酒シーンがありますが、作品内社会では既に成人済みであり、飲酒禁止年齢についての規制がありません。法律違反を推奨する意図はありません。その上で問題がありましたら改稿可能です。
    • 連載中 174話
    • 248,468文字
    • 更新
  16. 25
  17. 26

    平民、佇まいが優雅すぎて「身分を隠してる皇子では……」と勘違いされてしまう/

    聞いてください、貴族のみなさま。 僕はユリウス・ユーガ、正真正銘ただの平民です。安宿屋の末息子なんです。 実は高貴な血を引いてるなんてことはまったくありません。 何度言っても信じてくれませんが、平民のフリした皇族じゃないんです。 だから僕に跪くのはもうやめてください。胃が痛くてしょうがないんです。 貢物もやめてください。もらっても困ります。 身分に目がくらんで寄ってくる女性たちも帰ってください。 虚しい、虚しいんです。みんな僕の身分しか見ていない! これは普通、高貴な人間が言うセリフですからね。なんで僕が言ってるんだ。身分は平民だって言ってんだろ! 僕は魔術の勉強がしたいだけなんです。波風立てず平和に平穏に勉強できればそれでいいんです。 ……なに? 条件? ……僕が結婚相手に求める条件は、一緒に下町で暮らしてくれることです。庶民的な生活なんてあなたたちには無理でしょう。そう、そう、帰ってください。…………なんで四人も残るんだ!!! ※貴族ばかりの魔術学園に入学した平民が、なにかと勘違いをしたりされたり、素の実力で無双してしまったりするお話です。 ハーメルンにも投稿しています。 https://syosetu.org/novel/426519/
  18. 29
  19. 30

    国を救った剣聖ですが、平和になった途端に処刑されました。十年前に戻ったので、今度は王国を救わず好き勝手に生きます/

     十年間、剣を振るい続けた。魔王を討ち、国境を守り、疫病の村を救い、気づけば「剣聖」と呼ばれるようになっていた。すべては、大切なものを二度と失わないため。すべては、この国と民のため。  だが、戦が終わり平和が訪れた途端、俺は用済みになった。  増えすぎた名声は王家にとって脅威となり、でっちあげられた謀反の罪を着せられ、かつて命を賭して守った民が見守る中、断頭台の露と消えた――はずだった。  目覚めた時、俺は十年前に戻っていた。まだ何者でもない、ただの傭兵だった頃に。  剣聖としての力と記憶はそのままに、俺は誓う。今度は、この国のために剣を振るわない。  王国が滅びようと、貴族どもが泣き喚こうと、知ったことか。俺はただ、自分自身のためだけに生きる。  これは、尽くし尽くして切り捨てられた剣聖が、二度目の人生で己の道を選び直す物語――そして、彼を失った王国が、緩やかに崩れ落ちていく物語。
    • 連載中 40話
    • 231,721文字
    • 更新
  20. 31

    『長野の鷹匠、愛鷹と異世界転移したらグリフォンになっていた ~スキル《猛禽寵愛》でロック鳥もヒポグリフも俺に懐く~』
    最新
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    長野県の山間部で、代々鷹を扱ってきた家に生まれた青年――神代隼人、二十三歳。 幼い頃から祖父と父に放鷹と狩猟を叩き込まれ、山での野営、弓、獲物の解体まで一通りこなす隼人には、長年を共にしてきた雄のオオタカ《岳》がいた。 ある日、いつものように岳を連れて山へ入った隼人は、突如として現れた異常な光に岳もろとも呑み込まれる。 次に目を覚ました場所は、見たこともない植物と魔獣が棲む異世界だった。 そして岳の姿がない。 代わりに隼人の前へ現れたのは、鷲の頭と翼、獅子の身体を持つ巨大なグリフォン。 警戒する隼人だったが、その右目の上には岳とまったく同じ古傷があった。 「……岳?」 呼びかけに応えたグリフォンから、あり得ない言葉が返ってくる。 しかも隼人自身にも、この世界でひとつの固有スキルが与えられていた。 《猛禽寵愛》 猛禽および猛禽系魔獣から強い好意を向けられ、その意思を理解できる力。 だが、懐かれるからといって異世界が優しいわけではない。 森には岳でも敵わない魔獣が棲み、空にも危険な捕食者がいる。 隼人が頼れるのは、日本で身につけた狩猟と山野生存の技術。そして、グリフォンへ姿を変えても変わらず隣にいる岳だけ。 やがてロック鳥、ヒポグリフ、巨大鷲――本来なら人を寄せつけない空の魔獣たちまで、なぜか隼人のもとへ集まり始める。 これは、山で生きる術を知る若き鷹匠と、一羽の鷹だったグリフォンが、危険な異世界の大空を切り拓いていく物語。
    • 連載中 16話
    • 92,657文字
    • 更新
  21. 32

    田舎の悪役貴族、破滅エンドを回避したくて王都の名門学園を首席合格してしまう。/

    生前遊んだゲームの悪役貴族、ヴァーリに転生した。 王国の辺境を管轄する田舎貴族の令息だが、傍若無人な振る舞いがきっかけで作中では絶対に破滅する。 だが、回避しようにも破滅フラグが膨大すぎる。原作知識があっても回避しきれるかどうか……。 ……待てよ? なら、原作の舞台に行かなければいいだけでは? そう考えたヴァーリは、もう一つの学園、王立アスガルド学園を受験することに。 しかし、こちらは名門中の名門の学園。入るのは容易ではない。 絶対に合格したいヴァーリは、血の滲む努力を重ね、結果としてなんと『首席合格』を果たす。 無事アスガルド学園に入学できたヴァーリ。これで破滅エンドともおさらばだ! ……かに思えたが、王都の学園には天才だが、性格に難ありの問題児が集まっていた。 田舎から出てきたヴァーリを「田舎者」「獣」「野蛮人」と平気で見下し、侮辱してくる。 面倒に感じたが、いっそのこと相手を完膚なきまでに叩き潰して、孤高の存在になればいいと、ヴァーリはあえて破滅しない程度の悪役貴族を演じることに。 ところが、意に反してその行為は「問題児を懲らしめてくれた!」と、逆に他の生徒たちから称賛されてしまった。 さらに令嬢たちが勝手に沼り始めて、猛アピールしてくる始末。 「俺は破滅を回避したいだけなのに、どうしてこうなる……!?」 果たしてヴァーリは、平穏な学園生活を送れるのか──。 2026/09/21 異世界ファンタジー、日間1位獲得。 2026/09/23 異世界ファンタジー、週間1位獲得!
    • 連載中 39話
    • 137,198文字
    • 更新
  22. 35

    処刑確定の傲慢かませ貴族に転生したが、破滅フラグを回避するために原作知識で善行を積んでいたら、ヤンデレ寸前のヒロインたちに囲まれていた件
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    目覚めたら、やり込みRPG『星痕のレガリア』の噛ませ犬貴族――ヴィンセント・フォン・クロムウェルになっていた。 3ヶ月後には原作主人公に決闘で負け、その後に反逆罪でギロチン台に送られる確定処刑キャラ。 しかも生家は「弱者を踏みにじれ」が家訓の冷酷一族。急にいい奴になったら父親に暗殺される無理ゲー仕様。 「……よし、冷酷な悪役の皮を被ったまま、裏で原作ヒロインたちの破滅イベントを全部潰そう」 処刑フラグをへし折り、親の遺産で平穏な引きこもり年金生活を送るため、ヴィンセントは原作知識をフル稼働させる。 「貴様の死にかけの母親にでも飲ませろ」と全財産を叩いた特効薬を投げ捨て、 「不快な騒音を立てるな」と暴走する古代魔導炉を素手で力任せにねじ伏せ、 「名剣を豚が持つな」と呪いの魔剣を奪い取ってリンゴの皮むきナイフにする。 全ては保身と生存のため。 これで全員生存、自分の首も繋がってめでたしめでたし――のはずだった。 「あの方は、悪名を背負ってまで私を救ってくださった、私だけの英雄……」 「ヴィンセント様……貴方を害する害虫は、この命に代えて全て殺す」 「ヴィンセント様の心の声、とても温かい……ずっと聴いていたいわ」 なぜか裏工作の痕跡をすべて暴かれ、好感度がマイナスから限界突破。 救われたはずのヒロインたちが、瞳から光を消して部屋を取り囲んでいた。 一方、原作主人公は「あの人こそ本物の貴族だ!」と弟子入りを志願してきて――!? 傲慢貴族の皮を被った男が、平穏を求めて逃げ回る勘違い学園ラブコメディ!
    • 連載中 47話
    • 285,384文字
    • 更新
  23. 36
  24. 38

    最前線の変態整備士〜「ガラクタしか組めない無能」と追放されたが、スクラップから組んだ魔改造機兵が帝国の最新鋭機をぶっちぎり敵軍を一刀両断、美少女騎手たちから「もうあなた以外無理…」と大溺愛される件〜/

    「ガラクタしか組めない無能が! 貴様のような粗野な男は我が帝国技術院に不要だ!!」 理論至上主義の帝国技術院を追放され、「鉄屑捨て場」と呼ばれる最前線の第88独立整備大隊へ左遷された青年技師、ガロ・クライン。 届く補給は壊れた機体の残骸ばかり。 だが――重度の魔導機関マニアであるガロにとって、そこは最高の「宝の山」だった! 「最高じゃないか……! 最新鋭の脆い装甲より、この旧式フレームに廃炉のツインターボを直結した方が圧倒的に頑丈で速いぞ!」 深夜の作業場で、ガロは廃材を狂ったように魔改造。 完成したのは、排熱と爆音を撒き散らしながら音速を超える怪物機兵《アイゼン・ファントム》。 迎えた敵軍の奇襲。 機体の限界で戦死寸前だった第88大隊の没落騎士令嬢ミレイは、ガロの魔改造機に無理やり乗せられ――戦場を音速で駆け抜けた。 「ちょ、何これぇぇぇ!? アクセル踏んだだけで敵の最新鋭機が止まって見えるんだけど!?」 高周波ブレードの一閃で敵の装甲要塞を一刀両断! 無傷で生還したミレイは、真っ赤な顔でガロに抱きつく。 「もうガロの機体以外、絶対に乗りたくない……! 私の専属になって!!」 さらに敵国の天才狙撃エルフ少女オルカを救出し、超電磁レールライフルを与えたことで、彼女からも「マスター」と盲目的に崇拝され始める。 一方、最新鋭高級機を誇って前線に嫌がらせ査察に来た追放元のエリート技師たちは、ガロの組んだボロ機体にあっさり公開処刑され大赤っ恥――!? 作業着の天才技師が、スクラップと超絶技巧で戦場を塗り替える痛快ロボットファンタジー、開幕!
    • 連載中 46話
    • 92,290文字
    • 更新
  25. 43

    【TVアニメ放送中】貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収〜パーティー追放された俺は、可愛いサポート妖精と一緒に取り立てた魔力を運用して最強を目指す。限界まで搾り取ってやるから地獄を見やがれ〜/

     飯島しんごう先生によるコミックス2巻発売中!  Aランクに最も近いと言われるパーティー『断空の剣』。  結成五年目である若手パーティーの快進撃を可能にしたのは、メンバーの一人レントのユニークギフト《魔蔵庫》だった。  《魔蔵庫》のスキル【魔力貸与】は、レントの魔力をパーティーメンバーに貸し与えるもの。  レントの人並み外れた魔力量と【魔力貸与】によって、パーティーメンバーは本来数発しか打てないスキルを連発。  強敵モンスターをガンガン倒し、桁外れのスピードで成長してきた。  だが、レントは魔力を貸すばかり、貸した魔力は返ってこない上、直接戦闘ができず、経験値もたまらない。  レント本人にはメリットがまったくなかった。  メンバーたちが急成長する一方で、レントは取り残され、他のメンバーとの差は開く一方だった。  『断空の剣』の三人――幼馴染の男剣士ガイ、同じく幼馴染で元婚約者のミサ、ガイに惚れている回復士のエル。  三人は『魔力回復の腕輪』を手に入れ、用済みとなったレントを追放することに。  ただ追い出されるだけでなく、屈辱的な仕打ちを受けたレント。  心の底から怒り、「俺の魔力を返しやがれッ!」と叫んだことが切欠となり、ギフトが《無限の魔蔵庫》へと進化。  可愛いサポート妖精エムピーと一緒に――。  【強制徴収】で貸していた魔力の取立。  【リボ払い】で利息たっぷりゲット。  【魔力運用】で最大魔力量増加。  【スキル購入】で魔力を払ってスキル購入。  【魔力出納】でリキャストタイムなしでスキル連発。  さらには、仲間に囮にされ、同じくユニークギフトで苦しむ少女と出会い、順調な旅を続けるレント。  一方、元パーティーは返済に追われ、魔力は空っ穴。  スキルも満足に使えず、落ちぶれていく一方。  やがて両者は再会するが、レントは容赦なく取り立てる。 「これは復讐じゃない。正当な取り立てだッ!」  ガイたちが【リボ払い】の恐ろしさに気づく頃には、もう既に手遅れだった。 小説家になろうにも投稿してます。
    • 連載中 292話
    • 530,645文字
    • 更新
  26. 44
  27. 46

    【第四章】搾取され続けた元ブラック企業社員、悪役貴族に転生したので今度は俺が搾取する 〜安く拾った訳あり人材たちが異世界基準では神待遇らしく、なぜか忠誠を誓ってくる〜
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    前世で搾取され続けた元ブラック企業社員の男は、気づけば悪評高い貴族家の当主、ヴェイン・ラズグリムに転生していた。 もう二度と、使い潰される側にはならない。 今度は俺が、人を使う側だ。 そう決めたヴェインは、荒れ果てた屋敷を立て直すため、行き場を失った者たちを安く拾い始める。 濡れ衣を着せられたメイド。家を追われた才女。居場所をなくした傭兵や盗賊たち。 有能なら身分も過去もどうでもいい。安く雇い、飯と寝床を与える。仕事中に怪我をすれば薬代を出し、責任を押しつけられないよう契約書も作る。 ヴェインにとっては、長く働かせるための当然の計算だった。 だが、この異世界では――それがありえないほどの好待遇だった。 「低賃金で雇っただけなんだが……?」 本人の思惑とは裏腹に、拾われた者たちは次々と忠誠を深め、その才能を開花させていく。 人が増えれば仕事を任せられる。仕事を任せれば、自分は楽ができる。 ――そのはずだった。 ところが訳あり人材たちが力を発揮するほど屋敷は栄え、領地は豊かになり、やがてヴェインの存在は王国そのものを動かし始める。 本人が望んでいるのは、金と酒と女に囲まれて好き勝手に暮らすことだけ。 なのに今日もまた、本人の知らないところで誰かが救われ、忠誠だけが積み上がっていく。 これは、搾取する側になったはずの悪役貴族が、私利私欲のために動くほど、なぜか国までまともにしてしまう物語。
    • 連載中 124話
    • 575,423文字
    • 更新
  28. 47
  29. 48

    追放された包丁職人のおっさん、実は作っていたのは聖剣だった~王都の外れで食堂を始めたら、なぜか王族まで通い始めました~/

    「包丁しか作れないお前は、もうこの工房には必要ない」 三十年間、包丁を作り続けてきた鍛冶職人ガルド・フェルナーは、武器を作れないことを理由に、弟弟子レオンから工房を追放される。 ――そういえば、昔は料理人になりたかったんだったな。 人生をやり直す機会と考えたガルドは、王都の外れに小さな店を構え、念願だった食堂を始める。 「今日はいいオーク肉入ってますよ」 そんな何気ない一言から始まった小さな食堂は、少しずつ評判を広げていく。 やがて、料理を食べた冒険者が気づいた。 「……この包丁、いったい誰が作った?」 ガルドが三十年間作り続けてきた包丁。 その実は、王国でも数えるほどしか存在しない――聖剣級の逸品だった。 騎士に頼まれても、貴族に褒められても、王族に包丁を求められても、一番嬉しいのは、食堂に来た客の笑顔だった。 「美味しかった。また来るよ」 その言葉を聞けるなら、それで十分。
  30. 49

    【※書籍化決定※】クラス転移で追放されたハズレ職〝回収士〟の俺は、捨てられた物ほど強く直せる。~幼馴染の聖女と魔境を楽園に変えてスローライフを満喫していたら、陽キャ勇者たちが戻ってこいと言い出した~
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    「久世。ハズレ職の君は、連れていけない。……悪いけど、出ていってくれ」 修学旅行の観光バスが、トンネルに入ると同時にクラスごと異世界へ召喚された。 勇者、剣聖、大魔導師、聖騎士。次々と強力な職業を授かるクラスメイトたちの中で、久世映司だけが〝回収士〟。壊れた物と、捨てられた物にしか使えない力。 ハズレ職──そう判定された映司は、その力を一度も試されないまま、クラスの中心にいた〝勇者〟が主導する多数決で追放される。渡されたのは三日分の食料と、水袋が二つ。別れを言いに来た者は、一人もいなかった。 ただ一本だけ、反対に挙がった手がある。〝聖女〟に選ばれた、幼馴染のものだ。 「私、映司くんについていくから。だって、映司くんが足手まといだなんて、有り得ないし」 送られた先は、魔力汚染で二十年前に捨てられた廃村。井戸は枯れ、屋根の残った家には壁がない。 だが、誰も知らなかった。映司の力は、捨てられた物ほど、以前より優れた姿で蘇らせるものだと。 枯れた井戸は水脈ごと戻り、崩れた廃屋は二人の家になる。折れた剣は、風の刃を生む魔剣へ。鉄屑と呼ばれて城の中庭に放置された観光バスは、走る城へ。親を失った狼獣人の娘も、故郷を追われたダークエルフの錬金術師も、捨てられた者たちが次々と集まってくる。 一方、勇者一行は気づきはじめていた。壊れた装備を直せる者がいない。汚染を浄化できる者がいない。食料が保たない──そして、聖女がいない。 魔境が楽園に変わったころ、彼らは言った。「戻ってこい」と。 だが、もう遅い。 捨てられた俺には、捨てられたものすべてを最強にする力があった。 ──── 書籍化が決まりました! レーベル・発売日等は追ってお知らせします。 小説家になろうにも投稿しています。
    • 連載中 57話
    • 249,253文字
    • 更新
  31. 50

    転生したおっさんゲーマー、周りの美少女達をNPCと勘違いした結果〜男女比1:200の世界で気づけば外堀を完璧に埋められていた件~/

    【朗報】前世でやり込んだソシャゲの世界に転生しました。 【悲報】この世界の人間は全員NPC(プログラム)でした。 男女比1:200の貞操逆転世界に転生した元世界ランカーのユピテ。 重度のゲーム脳である彼は、周囲の人間を、プログラムされたNPCだと勘違いし、愛する推しヒロインたちを救うためソロ無双を開始する! 国を滅ぼす大災害も伝説の魔獣も、ランカーのプレイヤースキルで完全撃破! 命を懸けてヒロイン達を守り抜き、デイリークエスト感覚で、極上の神対応と甘々セリフを無差別照射! だが、男性が絶滅寸前のこの世界で、そんな最強の無双と紳士的な激甘対応を食らった女性たちが耐えられるはずもなく――。 実の姉と妹、凄腕のメイド長、天才魔導士、孤高の戦乙女、グラマラスな女王、更には国中の女たち―― 全員が次々と恋心を限界化させて卒倒していくが、ユピテはそれにこれっぽっちも気づいおらず、「またテキストバグ吐いてるわ」としか思っていない。 勘違い元トップランカーと、脳を破壊された女性たちが織りなす、爽快無双×すれ違いラブコメ! 面白ければ、★評価やブックマークをしてもらえると大変励みになります!( *´ω`* )/
    • 連載中 78話
    • 190,037文字
    • 更新
  32. 54

    原作で心を壊されて退場するモブに転生したけど、推しのメイドがクソ女だったし、作者の設定がガバガバなので好きに魔法いじって好きに生きる ~ショボい魔法しかないと笑った連中、全員ザマァ~/

    目が覚めると、俺は男爵家の嫡男シンクレア・ヴォートになっていた。 前世で読み込んだウェブ小説の世界。しかもシンクレアは、見せしめの魔法で心を壊され、廃嫡されて僻地に消えるただのモブだ。 唯一寄り添ってくれる、推しのメイド・ネイル。だが寝たふりをする俺の耳に届いたのは、彼女の本音だった。 「あーあ、貧乏くじ引いちゃったなあ」 手柄を奪われ、妻に裏切られた前世。推しまでこれかよ。 一周回って、俺は笑った。もう誰にも気を遣わなくていい。 水十リットル、火はライター、風はドライヤー、射程はたった十メートル。誰もが無能と笑った魔法。 だがこの世界の神(作者)は「魔法はイメージの具現化」と書いてしまった。設定が甘いんだよ。 ここから先は、神も知らない物語。 ザマア? 当たり前だ。俺を笑った奴ら、全員に返してやる。 ※ダークです。主人公は善人ではありません。 【登場人物】 シンクレア・ヴォート(シン):無能扱いの男爵家嫡男。中身は前世の桜庭大樹 ♦ネイル:シン付きのメイド。原作では優しい推しキャラ。 ♦クレメンス:シンの弟。跡継ぎの座を約束されている。 ■アーサー:ヴォート家の家令。 AI補助利用 Gemini利用してます 設定整理やあらすじ整理など  本文は全て作者です
    • 連載中 5話
    • 13,407文字
    • 更新
  33. 58

    廃嫡され婚約者まで弟に奪われた俺、ハズレギフトで辺境を再生する ~救った元聖女と女騎士が俺を慕い始めた~/

     第一王子レオン・ゴギョウ・アルヴェインは、十五歳で授かったギフトが《ツボ押し》だったため「ハズレ王子」と蔑まれ、ついには廃嫡されてしまう。  王太子となったのは、弟のディラン。  それだけではなかった。 「王に似つかわしくないハズレギフトですもの。そんな方が夫なんて恥ずかしいですわ」  幼い頃からの婚約者セリーナまで、レオンを捨ててディランの婚約者となった。  昨日まで自分へ頭を下げていた貴族たちから嘲笑されながら、レオンは王都を去る。  与えられたのは、王国でも最も貧しいヴァレリア辺境領。  壊れた家、汚染された井戸、不当に搾取される領民。  しかも赴任早々、レオンは教会で「役立たず」と虐げられていた銀髪の元聖女ルルナと出会う。  だが、レオンが彼女の身体へ《ツボ押し》を使うと、長年苦しんでいた不調がみるみる軽くなっていく。 「これより先、永遠の忠誠をお誓いいたします」  王太子でなくなった途端に人が離れていったレオンへ、ルルナは何の迷いもなく忠誠を誓った。  さらにレオンは教会の不正を暴き、悪徳村長を追放。  ルルナの《聖域》によって汚染された井戸を蘇らせ、不当に奪われた穀物を領民へ返していく。  すると、警戒していた領民たちも少しずつレオンを領主として認め始める。  そんなレオンの前へ現れたのが、かつて王国騎士団長を務めていた女騎士エレナ。  戦争で脚を負傷してから剣士として評価されなくなり、今ではディランから「愛人になるなら騎士団へ戻してやる」と迫られていた。  だがレオンは、彼女の美貌ではなく剣士としての価値を見る。  そして《ツボ押し》によって、失われた剣を取り戻した。 「私……まだ剣を振れるんですね」 「ああ。元々振れたんだ。俺は戻しただけだよ」  やがてエレナは、自分を女としてしか見なかったディランではなく、レオンへ騎士として忠誠を誓う。  婚約者セリーナを奪った弟。  その弟が欲しがっていた女騎士は、今度は自らレオンを選んだ。  さらに彼女を慕っていた騎士たちまでヴァレリアへ集まり始める。  王都では無能と捨てられたレオンのもとへ、中央で価値を認められなかった者たちが次々と集まっていく。  元聖女。  女騎士。  職人。  龍族。  魔族。  そして、荒れ果てた土地で生きてきた領民たち。  レオンは彼ら一人ひとりの力を見つけ、身体と環境を整え、新しい畑を拓き、仕事を作り、街道をつなぎ、少しずつ辺境を豊かにしていく。 《ツボ押し》しか持たない無能な元王子。  そう呼ばれていた男の周囲には、いつしか本当の意味で彼を選んだ人々が集まり始めていた。  だが、ヴァレリアの変化を見ているのは人間だけではない。  人の住まない山の奥の龍族。  国境のさらに向こうで機会を窺う魔族。  長いあいだ動かなかった存在まで、この小さな辺境領へ目を向け始める。  これは、王太子の座も婚約者も失った元王子が、ハズレギフト《ツボ押し》で人と土地の“滞り”を一つずつ解きほぐし、  やがて自分を捨てた者たちにも無視できない領地を作り上げていく物語。
    • 連載中 29話
    • 102,089文字
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  34. 63

    幼馴染を救うたびに俺の寿命が減っていくことを、彼女たちはまだ知らない
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    三年後、幼馴染のセラは死ぬ。 前世でやり込んだ死にゲー『灰燼のアルカディア』。 男女比1:20の世界で、少女騎士たちが滅びに抗う──そして、ヒロインは六人全員が死ぬ。 その世界に、男として転生したリオ・アーデン。 男は国の宝として「保護院」に閉じ込められ、剣を握ることさえ許されない。 けれど、リオには一つだけ力があった。 《贄の誓約》──他人が受けるはずの傷を、自分の体に移し替える力。 代償は、寿命。 夜ごと保護院を抜け出し、兜で顔を隠した女傭兵「グレイ」として、リオは戦場に立つ。 幼馴染の腕を。仲間の命を。死ぬはずだった彼女たちの運命を、自分の寿命で買い戻すために。 右手の甲に刻まれた数字は、守るたびに減っていく。 その意味を、彼女たちはまだ知らない。 傷の痕に気づく幼馴染。正体を握る弓使い。数字が見える聖女。 そして、六年間一度も笑わない担当官。 彼女たちが真実を知った時、その想いは、もう止まらない。 ※曇らせ・ヤンデレ要素があります。
  35. 64
  36. 65

    異世界銭湯おっさん、転移勇者たちが凄い【戦闘スキル】なのになぜか俺だけ【銭湯スキル:せんとう】で追放された件~好きに銭湯ライフ楽しんでたら、疲れ果てた美人聖騎士や聖女が常連になっていた~/

    高校生たちの強制勇者召喚に巻き込まれた、おっさんヨシロウ(39歳)。 みんな凄い【戦闘スキル(せんとうスキル)】を授かっていたのだが、ヨシロウのスキルは…… 「はあぁ?? 【銭湯スキル(せんとうスキル)】ってんなんだ! おっさん、おまえはいらん!」 王城から追い出されてしまうおっさん。 だが、日本で銭湯マニアだったヨシロウは、そのスキルの力を開花させて色んな銭湯を出しまくって自由気ままな異世界銭湯ライフを楽しみ始める。 「これは最高だ! 他の人にもこの至高のひと時を味わってほしい!」 銭湯大好きヨシロウは、通常銭湯にはじまり、サウナ、電気風呂からジャグジーはては異世界特化風呂まで、さらには湯上りコーヒー牛乳から食事処やマッサージなどなど……彼のスキルは大好きが高じて進化の上限を突破し続ける。 「ご、ご主人様ぁ~~歴代スキル保持者のなかでも変態的に凄すぎますよぉ~~」 ついには銭湯スキルから生まれた番頭美少女セウに呆れられる始末。 【銭湯スキル】によって、美人聖騎士に聖女や転移した女子高生勇者たちの疲れを洗い流していくうちに、ヨシロウの銭湯常連がどんどん増えていき……。 これは、番頭美少女セウがヒロインたちのあるゆる疲労を探し出し、 銭湯マニアのおっさんが、あらゆる銭湯でヒロインたちをととのわせる物語。
  37. 66

    誰か、前世が凄腕の機動兵器操縦者である私に平穏を!/

    《書籍化、コミカライズ化決定!》 コミックライドにて、10月30日からコミカライズ連載開始! 小説家になろうでも連載中。 人類が宇宙に進出してから数千年。 生活のために軍に志願したら、念波という特殊技能持ちであることと、人型兵器コンバットアーマーの操縦適性があることが判明したケンジ・タナカは、常に転職したいと思いながら、汎銀河共和国宇宙軍特務隊上級大佐として働いていた。 ケンジが定期的に起こる惑星反乱を鎮圧して帰路についたところで、突如出現したブラックホールに吞み込まれてしまい、目を覚ますと剣と魔法の世界に。 そして最下級貴族の『郷士』、グラック家の跡取りであるエルオールの体に魂が乗り移っていた。 この世界には、魔力で動く人型兵器『魔晶機人』とその上位機『魔晶機神』が存在し、操縦できる『操者』の大半が貴族で、彼らが世界を支配し、支える存在となっていることを知るケンジ。 「とはいえ、私は最下級の郷士だ。魔晶機人を使って領地を開発し、プチリッチに生きていくんだ」 軍人時代からお上に関わるとろくなことにならないと思っていたケンジは、田舎領地の主としてほどほど豊かに暮らしていこうとするも、前世のエースパイロットとしての腕前と、膨大な魔力のおかげで徐々に注目されていくように。 果たしてケンジ……エルオールは、平穏な田舎貴族暮らしを手に入れることができるのだろうか?
    • 連載中 10話
    • 40,488文字
    • 更新
  38. 67

    貴族令嬢の相談係〜ただの"最強"で平民の庭師が、貴族のご令嬢達の相談を受けるようになった理由《ワケ》〜/

     ルカは王国一の学園であるウルザレム王立学園で働く、ごく普通の庭師の少年である。  一度見ただけであらゆるある程度が身につけられたり、困っている人がいれば誰であっても放っておけないほど優しかったりと、少し変わったところはあるが……普通の男の子である。  故に、平民である以上、学園に通う貴族の令息令嬢とは、住む世界が違う。  いくら同年代であっても、決して自分達が関わることのない相手……そう、思っていた。 「あの、ルカ様……私の、相談係になってくださいませんかっ?」  ある日、『学園の五大美少女』と呼ばれる女の子を助けてから、ルカの日常は変わっていった。  そして、公爵家のご令嬢を筆頭に、優しい性格が故に助けてしまった貴族のご令嬢達から相談を持ちかけられるようになり─── 「だって、ルカ様はどんなことでも……いいえ、どんな相談でも解決してくださる、最強の英雄《ヒーロー》様ですから」
    • 連載中 7話
    • 20,406文字
    • 更新
  39. 68

    辺境貴族の俺と婚約した黒幕公爵家の令嬢が可愛すぎた件/

     魔物が多い領地で有名な子爵家三男として生まれた俺——アクセル・ライド。  脳筋一家の生まれだが、勉強の楽しさに目覚めたため、文官を目指していた。    運命が大きく動いたのは、文官試験を受けるため王都に向かう道中。  魔物に襲われていた『黒幕公爵』と呼ばれる宰相を助け、気に入られたことが切っ掛けだ。 「あんな馬鹿王子などより、彼の方が我が娘に相応しい。だがこのままでは家格が合わないな。世継ぎのいない辺境伯の養子として、そこに嫁がせるか……」  俺のことを気に入りすぎた黒幕公爵によって辺境伯の養子になり……。  そして黒幕公爵の娘―—エクリア・リンフォードが婚約者となった。 「話が合うし、賢いし、なによりめっちゃ良い子だし……本当に俺なんかの婚約者でいいのか?」  アクセルは文官を目指していながら、実はライド家で最強。  黒幕宰相に育てられた彼女は、政治や外交にも詳しい。  最強の男が可愛い婚約者とともに、魔物の溢れる領地を開拓しながら発展させていく物語。
    • 連載中 44話
    • 134,379文字
    • 更新
  40. 69

    ダンジョン最深部からほのぼの配信していたら、人類最強の女たちが全員ヤンデレ化して画面越しに包囲網を敷いてきた件 〜俺はただ薬草を摘みたいだけなのに、リスナーの悲鳴が止まらない〜
    最新
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    「外に出たら即死だし、ここで薬草茶でも淹れて細々暮らそう」 前人未到のダンジョン最深部『常世の虚』に転移してしまった元・底辺配信者の天草ソラ(20歳)。 絶対に死にたくない彼は、奇跡的にネット回線が繋がった魔導スマホを使い、安全地帯に引きこもって趣味の家庭菜園や薬草茶作りをまったり配信し始める。 ――しかし、ソラは知らなかった。 彼の固有スキル『魂の波長同調』が放つ精神浄化作用が、極限のプレッシャーで擦り減った異世界の強者たちを狂わせる「精神の劇薬」だったことを。 画面越しのソラに脳を焼かれ、職権乱用でアンチの自宅を物理突撃する帝国最強の聖騎士団長。 ソラを「伴侶」と呼び、古代の財宝で億単位の赤スパを連打して求婚する始祖の厄災竜。 「彼を培養液に浸けて一生養いたい」と狂気の機材を送りつける変態エルフ工房長。 画面の手前でソラが呑気にハーブティーを啜るたび、画面の奥ではヒロイン同士の血みどろの牽制が勃発し、事情を察したリスナーたちの悲鳴がチャット欄を埋め尽くす! 【泥水すすり男】:逃げろソラ! 後ろの聖騎士、目が完全に人を殺す目だぞ! 【ソラ】:みんなコメント欄でプロレスしてて仲良しですね〜! 登録者数に比例して本人の意思とは無関係に無敵化していく鈍感青年と、彼を巡って世界大戦寸前のヤンデレ美女たちによる、世界一物騒な勘違いスローライフ、開幕!
  41. 72

    リストラ解呪師。呪われた英雄たちを解放して大陸最強国家を築く~王国を支える"奇跡"は、実は英雄たちから奪ったものだったようです~/

     王国に捨てられ、三百年前に滅びた死都・アルヴァンの管理官を押し付けられた解呪師ノア。  誰も近づけない呪われた廃都だったが、ノアは三百年間誰にも解けなかった呪いをあっさりと解いてしまう。  呪いの黒いイバラの中から現れたのは、かつて大虐殺を引き起こしたとされる大罪人《七禍》の少女・レティシア。  しかし、彼女はかつて国を救った英雄で――おまけに、この廃都に囚われている英雄は彼女だけではなかった。 「それで、いつ王都を攻め落とすの、相棒?」 「……そんな予定はありませんけど!?」  呪いを解けば、囚われた英雄が目を覚ます。  ひとり、またひとりと英雄を解放するうち、三百年前に途絶えた街の営みが戻り、そこに新たな人々も集まり始める。  王国に捨てられた解呪師と、王国に葬られた英雄たち。  彼らが築き直した死都は、やがて大陸最強の国へと成長していく。 ※ ★印がついているのが王国サイドです
  42. 73

    前世で友達0人だった僕、男女比1:100の異世界で友達を作ろうとしたら婚約者が100人を超えていた ~淑女たちはクール(※内心は絶叫)~/

    病室で7年を過ごし、顔を見て話せる友達が1人もいないまま、18歳で死んだ。 目を覚ますと、そこは男女比1:100の異世界。男は「殿方」と呼ばれ、館の奥で守られて暮らす国だった。 そんな事情を何も知らない日野律(リツ)の目標は、ただ1つ。 「友達を作りたいです!」 走る。汗をかく。初対面の騎士と素手で握手する。クラス全員に手作りの卵焼きを配る。「友達になってください」と頭を下げる。 ところがこの国では、素手の握手は婚約の申し込み。手料理を分け合えば婚約成立。そして「友達になってください」は、400年前から伝わる求婚の言葉だった。 淑女たちは殿方の3m以内に近づけない。目も合わせない。誰も何も言ってくれない。 「……僕、嫌われてるのかな」 違う。全員、内心で絶叫している。 前世仕込みのゲーム知識で、麻雀、大富豪、人狼、だるまさんがころんだを広めるたびに、王都は大騒ぎ。本人の知らないところで、婚約者は19人、52人、99人と増えていく。 友達は、まだ0人のつもりである。 無自覚な殿方と、クールな顔で膝から崩れる淑女たちの、勘違い異世界コメディ。 ・ハーレムものではありません。最後まで「友達」の話です。 ・全50話、完結まで執筆済み。毎日投稿します。 ・他サイトでも同時掲載しています。
  43. 74

    田舎の魔剣鍛冶、都会に来たら神童だった ~ダメ元で名門校を受けたら、大魔導皇学部とかいう凄いのに受かった~/

    田舎では神童。 でも、都会に出ればただの人。 ブレンダン・ウォーカーは、本気でそう思っていた。 病室で短い生涯を終え、異世界へ転生して十七年。 限界集落で祖父と暮らし、農作業と魔導の修練、そして魔剣鍛冶に明け暮れてきたブレンダンは、祖父の死を機に村を出ることになる。 叔母に勧められ、ダメ元で受験したのは王都の名門〈マギアス魔導大学校〉。 ダメだ元々────そう思っていた彼に届いた合格通知には、見覚えのない配属先が記されていた。 〈大魔導皇学部〉 学費の大幅優遇。専用研究室あり。研究費は潤沢。 好きなだけ魔剣を打てる、夢のような環境。 ただし、危険な実地任務と国家防衛への従事が義務だった。 同級生はわずか七人。 高慢な令嬢剣士、天才医師、眠たげな火薬使い、空飛ぶ魔女――全員クセが強く、全員とんでもなく強い。 そしてブレンダン自身もまた、彼らと同じ側の人間だった。 初めての学校。初めての友達。初めてのお茶会。 そして、初めての国家防衛。
    • 連載中 77話
    • 363,903文字
    • 更新
  44. 書籍化作品2026年10月1日発売

  45. 80

    祖父の工房が異世界の森につながっていた件~森の賢者は魔道具修理やさん~/

    「こんな小さいビスだって、無いと動かなかったりするんだぜ」  モノづくりが好きな物部(もののべ)構(かまえ)は大学卒業後に祖父が設立した町工場に就職したが、親の急死で跡を継いだ。  が、時代は個人経営の工場には厳しく、倒産。工場を売り払い、祖父の家に引っ越した。  祖父の家には工房があり、その工房が森の中にあった。 「なんでポツンと一軒家になってるの?」  工房はどこかにつながっていた。  森から羽の生えたウサギが飛び出してきた。しかも妙な行燈を持って。  構がウサギに渡された行燈を調べると、そこには祖父の名前が刻まれていた。ウサギ曰く、壊れているらしい。 「壊れてるなら直さないと。じ~ちゃん作ったものだし」  エンジニアリング魂に火がともる。それが祖父が作ったものであればなおさらだ。  構が修理すると次の日にはまた壊れた行燈が来る。  そのうち、ウサギのボスが大量の行燈を持ってきた。行燈は魔道具だという。  修理に対応するうち、構は森について知ることになる。  工房の外の森の奥には遺跡があり、そこから沁みだす瘴気対策の魔道具を祖父が作ったいう。作った祖父は『森の賢者』と呼ばれていた。  瘴気の現実を見た構は、性能が足りないと感じた。改良に踏み出す構。そして改良型が見事に効果を発揮し、瘴気を後退させた。大成功だったが、その変化は森の外に住むニンゲンが知ることとなる。  現実世界で何でも屋をやりつつ森の住人達の魔道具を直したり突然訪ねて来た領主の長女である伯爵令嬢に振り回されながらいろいろな人の悩みに寄り添い、友好を深めていく。  基本的にはモノづくりスローライフです。酒は多め恋愛は薄目です(当社比)。  主人公はバトルをしません(できない)。するのは周りのキャラ達です。  度量衡はSI単位系を使用しています。わかりやすいので。  異世界側も文明度は高いです。産業革命ちょい前くらいのイメージです。  朝8時更新予定  1回分を2000文字程度にしてあります。  1話ごとにまとまっているのでweb連載の区切りではおかしな終わりになっている個所があります。特に引きを作っていないので。  1話まとめ読み推奨です。
    • 連載中 39話
    • 80,847文字
    • 更新
  46. 81

    異世界で拾われた社畜、潰れかけの辺境領を立て直すことになった/

    ブラックな職場で働き続けていた佐藤任三郎は、女子高生の鈴木すずとともに、突然異世界へ放り出される。 右も左も分からない二人を助けてくれたのは、辺境伯リリアーナ・アークライトだった。 ところが、彼女の治める領地は深刻な財政難に陥っていた。 長年積み重なった不正だけではない。そもそも領地そのものに十分な稼ぐ力がなく、このままでは先細りするしかない。 助けてもらった恩を返すつもりで仕事を手伝い始めた任三郎だったが、やがて問題は領地全体へ広がっていく。 どうすればもっと作れるのか。 どうすればもっと売れるのか。 どうすれば人が集まり、長く働いてくれるのか。 現地の商人や職人たちとぶつかり、協力しながら、一つずつ仕事のやり方を変えていくうちに、貧しかった辺境領は少しずつ活気を取り戻していく。 そして事業が大きくなるほど、それまで周辺の商売を握っていた者たちとの衝突も避けられなくなっていく。 一人で何でもできるわけではない。 だから、自分より得意な人間を集め、任せ、組織として大きな相手に挑む。 行き場のなかった社畜が、助けてもらった辺境領を仲間たちと立て直していく異世界領地経営ファンタジー。
    • 連載中 13話
    • 52,118文字
    • 更新
  47. 82
  48. 85

    よりにもよって王様かよ! 中間管理職のオッサン、勇者と魔王がいる異世界に転生したので、RPG的なお約束にダメ出しする/

     中間管理職のオッサンは王様になった。少年勇者に端た金を握らせて「魔王を倒してまいれ」と命じる、あの王様だ。  魔王がいて勇者がいて、魔法も経験値もレベルアップもある異世界……。  そこの王様に憑依転生したオッサンは、ファンタジーRPGにありがちなお約束を、片っ端から覆していく。 「勇者制度を廃止しろ!」 「ダンジョンを封鎖せよ!」 「冒険者組合を解体する!」 「盗賊ギルドを一斉検挙だ!」  その王様を支えるのは昼行燈な大臣。それと三人の王妃たち。  だが、けっしてウハウハなハーレムなどではない。    ハイエルフとダークエルフのハーフである第一王妃、元魔道士結社の主席導師という経歴をもつ第二王妃、甘ギャルな外見とは裏腹に頭がキレキレな第三王妃。どの王妃もクセ強だ。  この物語は、パロディギャグの皮を被った社会風刺作品——と見せかけた異世界ラブコメ王様ファンタジークエストなのである。
  49. 書籍化作品2026年9月15日発売

  50. 86

    転生皇子は冒険者になって世界を旅したい/

     僕の名前はアルカート。  僕の将来の夢は、冒険者になってこのアーカイン帝国を飛び出し、このアルカトリア世界の隅々まで旅をしてみたいというものだ。  ちなみにそんな僕の正式名称は、アルカート=リーマイア=リヴォルブルク=アーカイン。  うん、感の良い人は名前の最後を見て気づいちゃったよね。  そうです、僕はこのアーカイン帝国の皇族、それも長男に産まれてしまった第一皇位継承者です。  いーやーだー!  父上みたいに皇帝になんかなっちゃったら、自由に旅もできなくなっちゃうじゃん!?  父上なんてどうみても仕事中毒? 過労死寸前?? ってなぐらいに働き詰めなんですよ!?  だから僕は決意した。次期皇帝の座なんて着く前に、そんなものは弟たちに譲ろうと。  なのに、なぜか周囲は本人であるはずの僕の意志なんて無視して将来の玉座に僕のことを着けようとする……なんでぇ!?  あ、ちょっと待って。  ほら、この文書の山、もうちょっちちゃんと様式を整理して書き直してよ。  ちゃんと議案内容の表題と提案目的を最初に書いて。そうそう、それから本文と宛先、発信者は位置を別にして一目でわかるようにさせて。日時とか期間があるなら本文とは別にして書くの。  その方が見た目にもパッと内容を把握しやすくなるでしょ?  そうすれば文官のみんなの事務処理ももっと楽になると思うし、父上ももっとすぐに内容把握できるようになるよね?  書類一つにしてもあまりにも書式が統一されておらず雑然としていたりするなど様々な問題を見聞きするたびに、それで苦労している官僚たちのことをサポートしていった結果、周囲からは賢帝・善帝の素養があり、才能豊かな皇太子として見なされて次代皇帝へと祀り上げようとされるアルカート。  周囲の臣下たちのそんな真心からの忠義心からくる担ぎ上げと、ワーカーホリック間違いなしな皇帝の座になんか将来着きたくない、むしろ気楽な冒険者になって自由に世界を旅してまわりたいと願うアルカート。  さらにはそんなアルカートが、なんやかんやでエルフやドワーフなどの異種族たちや、妖精、精霊、さらにはドラゴンたちまでもと縁を結んでいくことになっていくことで、彼を取り巻く状況はさらに複雑怪奇になっていく。  そんな皇帝になりたくない第一皇子と、逆に彼を将来の皇帝に就けたいと願う周囲が織りなすドタバタ物語を、どうぞ皆さまお楽しみあれ。 ※こちらの更新は当面不定期です。のんびりとやっていく予定。  よろしくお願いいたします。
    • 連載中 31話
    • 179,731文字
    • 更新
    • 残酷描写有り
    • 暴力描写有り
  51. 87

    スキル『日本』。初期は『勤勉になるだけ』のゴミだったが、開花するにつれ、ゼロ戦、忍者、和食、台風……いくらなんでも強すぎて、みな頭を抱えてる‐センエース‐/

    日本から異世界へ転生した元高校生、センエース。 彼が授かった固有スキルは――『日本』。 効果は、『勤勉になる』。 「……もっと戦闘に特化したスキルがよかったな……そうじゃなきゃ、この乱世を生き抜けねぇよ……」 彼が転生した異世界は、大小の国家が覇権を争う戦国時代。 そんな世界で、劣勢に立たされている小国の片田舎に生まれたセンは、ある日、大国の軍勢に村を襲われる。 絶体絶命の中、スキル『日本』が開花した。 『スキル2――ゼロ戦を獲得しました』 「……ゼロ戦って……あの世界大戦の? マジ?」 現れたのは、異常スペックの戦闘機。 短時間しか召喚できないという制限はあるものの、剣と魔法で戦う異世界の軍勢に、それを止める術はなかった。 「……オーバーキルすぎるぜ」 大国の軍勢を瞬殺したセン。 しかし、それは、戦国無双のほんの始まりにすぎなかった。 開花するたびに、次々と解放されていく日本という狂気。 兵器。 インフラ。 食事。 そして――地震、台風。 さらには、『ガン〇ム』『ドラゴ〇ボール』!!! これは、戦乱渦巻く異世界に転生した男が、『スキル日本』の底力を次々と開花させ、異世界の戦国時代をボッコボコにしていく物語。 日本という巨大な概念そのものをチートスキルにしてしまった異世界無双シリアスコメディ!! ※カクヨム、なろう、ハーメルンで投稿しております。
    • 連載中 25話
    • 45,220文字
    • 更新
  52. 88

    悪役領主のホワイト生存戦略 ~「定時退社」と「週休二日」を強制し、保身のために奴隷を甘やかしたら、なぜか狂信的な最強軍団が完成して他国から崇められている件~/

    ブラック企業で過労死した元社畜は、プレイしていたゲームの「必ず処刑される悪徳デブ貴族・ルーク」に転生してしまった。 ――断頭台行きを回避する条件、それは「領民や奴隷から絶対に恨まれないこと」。 命惜しさにルークが導入したのは、異世界基準ではありえない「1日8時間労働」「完全週休二日制」「有給休暇」に「手厚い福利厚生」だった! 「反乱されないための最低限のコスト」のつもりだったが…… 過酷な環境で死にかけていた天才魔導士の少女は「慈愛の神」と涙を流し、 命を救われた最強の獣人剣士は「この御方のためなら世界を滅ぼせる」と狂信的な忠誠を誓い、 果てには隣国の帝国まで勝手に崩壊させられてしまう。 「違うんだ! 俺はただ、だらだら定時退社して平和に生きたいだけなんだよ!!」 ルークの涙ぐましい保身のホワイト経営は、なぜか世界を救う(そして勝手に侵略する)最強軍団を誕生させてしまい――!? ※無自覚ホワイト領主の勘違い無双コメディ、開幕!
    • 連載中 9話
    • 31,247文字
    • 更新
  53. 89

    クビになった中年騎士、山で拾った竜の卵を育てたら、群れで一番偉い『親』になっていた ~国が頭を下げてきたけど、今日は初めての飛行練習なんだ~
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    「四十二だろう。槍のほかに何ができるんだ、あんたは」 北門の門番を二十二年。クビを告げた副団長に、そう言われた。 退職金の山小屋に着いた晩、嵐で大きな卵が流れてきた。 水筒の湯で温めたら、両手に乗るほどの竜の子が孵った。名前はマメ。 指で乳を飲ませ、夜泣きには兵舎の歌を鼻歌で聞かせ、坂で飛ぶ練習に付き合う。 ある夕方、マメが俺を見上げて「とう」と鳴いた。 ところが竜の群れでは、雛の親が一番偉いらしい。 十一頭の竜は、マメが五歩浮いた日も十歩飛んだ日も、揃って首を下げた。 国の書記官は、竜との取り次ぎを頼みに来ては頭を下げる。 あの副団長は竜の前で膝をつき、団長は真っ青な顔で詫びに来た。 誰が来ても、マメの練習が先だ。 「悪いが、あとにしてくれ。うちの子が今日、初めて空を飛ぶんだ」 マメが空へ出ると、よその峰の古竜たちまで、山の主より先に俺へ首を下げた。 国が長い肩書きを三つ考えてきても、俺は『マメの親』でいい。 今朝、群れが俺たちを峰へ迎えたいと言い、マメは先に谷へ飛び出した。 屋根にも登れない俺の前で、家より大きな山の主が地べたに伏せ、背を差し出している。 「空は、わしらが見せると言った。おぬしにもだ」
  54. 91

    絶対弱者の成り上がり ~レベルの上がらない無能と言われ家を追い出された俺だけど、ギフト【ドレイン】の力でいずれ最強になります!~/

     主人公のレイトはレベルがすべての指標になっている世界でレベルが一切上がらない体質の子供として生まれてしまった。そしてそれが原因で12歳を目前に家から追い出されてしまう。  起き抜けで追い出されてしまったため路銀もなく、物を買うこともできない。仕事に就くにもレベルに関する条件があるのが普通なので無理だった。    12歳の子供が就ける仕事なんてほとんどなく、レイトは誰でもなることのできる採掘者、ダンジョンの中を探索し、素材を持ち帰る存在になることとなった。  レイトは採掘者になるにあたり元の名を捨て、ゼロと名乗ることにする。  採掘者は本来なら子供が就くような職ではない。普通に活動していれば1年、いや1月もしないうちに死んでしまうくらいには過酷な職だ。  ゼロを採掘者として登録したギルド職員も、同じギルドに所属している先輩採掘者も、ゼロはそう遠くないうちに居なくなるだろうと考えていた。  たが、ゼロは自覚はないものの特別な力、ギフトを持っていた。  その名は【ドレイン】  倒したモンスターの力をほんの少しだけ奪うことのできる強力な……、多分強力なギフトを。  そして知らず知らずのうちにギフトの力で少しずつ着実に強くなっていくゼロ。  そうしてレイト、もといゼロのダンジョン採掘者としての栄光? の日が幕を上げたのだ……  と思ったらダンジョンの崩落に巻き込まれ、ダンジョンの中に閉じ込められた!?  嘘だろ!?  そして月日が流れ、ダンジョンの崩落の影響もなくなり、ゼロはダンジョンの深層まで潜ることが出来るようになっていた。  そうして改めてゼロの採掘者としての栄光の日々が始まろうとしていた。   ※この作品は異世界ダンジョン物の話になります。  最弱からの最強系の話ではありますが序盤を除けば基本的に最強無双? 系の話になると思うので苦手な方は注意してください。 ※この作品の舞台は異世界ですが、魔力を利用する技術が発展しているため、現代と同じかそれ以上の生活水準となっています。  こういうのは異世界ファンタジーじゃない、と思うような方は避けた方がよいでしょう。 ※ご都合主義の作風になります。
    • 連載中 25話
    • 69,589文字
    • 更新
  55. 93

    勘違いで後方魔法士団に入った俺、実は剣の方が得意でした/

    「凄いぞマオデキ! 魔法が使えるなんて天才だ!」 剣術しか取り柄のない辺境の村で、唯一回復魔法を使えたマオデキ・セイバ。十六歳。 村中から天才ともてはやされた彼は、長老が勝手に送った履歴書によって、不本意ながら王都へ行くことになった。 そして、宮廷魔法士になることに。 ところが――。 「俺の魔法がG級判定……?」 王都ではまさかの最底辺判定。 やっぱり田舎者なんてこんなものか。 そう納得して、気のいい仲間たちと楽しく働いていたマオデキだったが、ある日の討伐任務でC級モンスター『鋼鉄ゴブリン』が出現する。 魔法が効かず、前衛の剣士たちも全滅。 仲間を守るため、マオデキは仕方なく落ちていた剣を拾った。 ザクン! 強固な鎧ごと一刀両断。 G級魔法士がC級モンスターを剣で倒したという報告に、宮廷は騒然となる。 しかし本人は、 「やっぱり魔法士が剣なんか使ったら恥ずかしいよな……田舎の剣技だし」 と盛大な勘違い。 なぜならマオデキの故郷では、これくらいの剣術は『普通』だったからだ。 父も、母も、村人も。 実はみんな、王都基準なら達人クラス。 しかも彼らが暮らしている森は、王国が決して足を踏み入れてはならないと恐れる禁忌の魔境。 村人たちは王都が恐れる凶悪なモンスターを狩って暮らしていた。 だが、田舎者のマオデキはそんなことを知る由もない。 「都会って凄いなぁ……」 これは、自分を平凡だと思い込んでいる田舎者が、宮廷で少しずつ『故郷の普通』を披露してしまう、勘違いファンタジー。
    • 連載中 35話
    • 101,524文字
    • 更新
  56. 94

    十歳で別荘に置いていかれた令嬢の私、ぬいぐるみを動かす魔法しか使えませんが ~国一番の魔法使いの大叔父様が、跡継ぎにして甘やかしてきます~/

    伯爵家の令嬢ノエラは十歳で、姉ばかりかわいがる母に、古い別荘へ置いていかれた。 使える魔法は、くまとうさぎとねこのぬいぐるみ十二体を、ばらばらに動かすことだけ。 本人は、たいしたことだと思っていない。 別荘の主は、子ども嫌いで有名な国一番の魔法使いの大叔父様。 その大叔父様でも、別々に動かせるのは三つまで。 「……この子は、わしの跡継ぎにする」 それから毎朝、大叔父様はくしを持って待っている。 服を買えば五着、菓子を買えば王都の店を三軒、過ぎた誕生日は十回分まとめて祝う。 名前は一度も呼べないくせに、買ってくる数はいつも多すぎる。 跡継ぎのうわさを聞いて、いろんな大人がやって来る。 ぬいぐるみ遊びだと笑う、王都のえらい魔法使いたち。 偽物の動くくまを売る商人。人形を取りあげに来た母の侍女頭。 でも十二体がいっせいに動けば、みんな黙ってしまう。 うしろに立った大叔父様が、ひとこと。「跡継ぎの物に、触るな」 迎えに来た母と姉は、腕を組んだくまたちに門の前で通せんぼされた。 ノエラはもう、王都の家に帰るつもりはない。 ある朝、大叔父様が「跡継ぎの話だがな」と言いかけたところで、伯爵家の馬車が門に着きました。
  57. 97
  58. 100

    王国の「書類係」をクビにした結果 ~彼が更新していた古代契約は三百件、まずは王都の灯りが消えるところから始まります~/

    「書類係の仕事など、誰でも代わりが利く」 宮廷契約院で10年間、成果の見えない古文書の更新業務を黙々と続けてきた三等契約官リオン。 宮廷の「近代化改革」により、彼は無能の烙印を押され、退職金の減額査定つきであっけなく解雇されてしまう。 だが、愚かな王国の上層部は知らなかった。 この世界の結界、精霊の水利、魔物の不可侵条約、そして竜王の休眠に至るまで——すべては世界そのものと結ばれた【古代契約】によって維持されていたことを。 そして、その契約を読み解き、更新し続けられる人間が、世界にリオンただ一人しか残っていなかったことを。 リオンが立ち去ったその瞬間から、彼が担当していた三百件の古代契約は、期限順に自動失効していくカウントダウンを始める。 一方、王都を出たリオンは辺境の街で小さな「よろず契約事務所」を開業。 千年の封印から解放した美しい大魔女ヴィオラを相棒に、持ち前の『綻び視』と羽ペン一本で、悪徳商会の罠契約をひっくり返し、精霊や魔物たちと新たな絆を結んで一躍注目の的になっていく。 その頃、王都では三百年灯り続けた精霊灯がひとつ、音もなく消え去ろうとしていた——。