概要
魔法書が日本語だった!!
重税、人身売買、毒殺——王国中から「腐りきった家」と唾を吐かれるグラヴェイル辺境伯家。その最後の当主となった十九歳のクロードに残されたのは、天文学的な負債と、一年後に執行される「家名断絶および斬首」の勅命だけだった。 絶望の淵で高熱に倒れた彼は、前世の記憶を取り戻す。日本の社畜サラリーマン、佐伯涼介として過労死した記憶を。 そして父が「呪われた祭壇」と呼び、決して近づくなと命じた地下室で、彼は一冊の革表紙の書を見つける。古代魔法文明の秘奥が記されているとされる、誰も読めなかった禁書。 開いた最初のページに、こう書かれていた。 『日本語で始める古代魔法の秘術』 ——読める。読めてしまう。これは滅亡直前まで追い詰められた主人公が禁断の魔法書を使って一発逆転をする物語である。
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