概要
生きるのに必要なのは愛、そして……
魔術の大家ガノンダールと元弟子アスフォデルスはある日魔術の研究で対立。彼女は圧倒的な力で師を打ち負かし、弟子達に非難されつつ屋敷を去る。自分の信じる魔術の師は、もう一人のファルトールである。そう信じる彼女は、ガノンダールとの対立からしばらく経ったある日。かつて姿を消した師を待ちながら工房で研究に没頭してる所を突如謎の魔物に襲われ、それに次いで謎の爆発により十歳の姿に戻った。魔術も美しさも財産も全て失い、彼女は無力感に苛まれる。
その中で冒険者徒党「かしましき手」と出会い、師に由来ある「機帥の迷宮」の話を聞くと全てを取り戻す可能性に賭けようとするも、非力さを理由に拒絶。だが自力で資金を集め装備を整え、単身迷宮に挑む。その際一度は自らを捨てた冒険者徒党と合流。数々の苦難、突如現れた悍ましい魔
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- ★★★ Excellent!!!~ 鏡の中のもう一人と語り合う、再構築されたアスフォデルス ~
プロトタイプ版から正式版への書き直しで、まず目を引くのが各話のサブタイトル「アスフォデルスの取り扱い説明書」という構成だ。「鏡を見たらイマジナリーフレンドと喋る」「拒絶は許さない」「怖くなると逃げる」彼女の性質を一つずつ箇条書きのように積み上げていく手法が、キャラクターへの解像度を段階的に上げていく丁寧さを感じさせる。
師ガノンダールとの対立、十歳の姿への変貌、そして自らを一度は拒絶した冒険者徒党との再会プロトタイプ版にあった骨格を保ちながら、内面描写がより緻密に書き込まれている印象を受ける。鏡の中のイマジナリーフレンドと語り合うという設定が示唆する通り、この作品の核心は、自分自身との対話を…続きを読む