週間
ラブコメの短編ランキング

2万文字未満かつ完結済の作品を直近7日間のデータで集計しています。
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    幼馴染と成人式で再会したけど、昔言われた「嫌い」を十年間真に受けていたら、タイムカプセルから「好き」が出てきた。

     小学四年生の夏祭り。  幼馴染の小暮琴葉から、三枝直哉は言われた。 「私、直哉なんて嫌いだから!」  本人が嫌いだと言うのなら、それを信じるしかない。  そう思った直哉は、それまでのように自分から琴葉を誘うことをやめた。  それでも喧嘩をしたわけではない。  話しかけられれば普通に話すし、琴葉が困っていれば助ける。  ただ、それまでより少しだけ距離を置いただけだった。  そして中学、高校と進むうちに、二人はいつしかほとんど話さなくなった。  それから十年。  二十歳になった直哉は、成人式で琴葉と再会する。  昔とは違う姿。  知らない大学生活。  何年も途切れていた会話。  それなのに、笑い方や昔の癖だけは変わっていなかった。  久しぶりに言葉を交わすうち、二人の間には少しずつ昔の空気が戻っていく。  そして成人式の同窓会で、かつて小学校の校庭に埋めたタイムカプセルの話が持ち上がる。  二十歳になった自分へ、十二歳の自分たちが残した手紙。  直哉は、その中に何を書いたのかほとんど覚えていない。  琴葉もまた、「全然覚えていない」と言った。  ただ、その答えは少しだけ早かった。  十年前に離れてしまった幼馴染二人が、二十歳になってもう一度向き合う再会ラブコメ。
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    彼女である幼馴染の寝取られ動画が送られてきて絶望していたのだが、間男である親友の腰振り音がモールス信号になっていることに気付いて動画を見直してみると貞操の危機であることが発覚して心が今すぐ死にそうです

    『あっ♡ ああっ♡ あーんあああん♡ あっあっ♡ あんんっ♡ 気持ちいいよぉ♡』   なんなんだ、これは。  とある土曜日。画面の向こうで行われてる行為に目を奪われながら、俺こと初小岩実は驚愕していた。 「これ、路夏だよな……間違いなく……」  朝届いた一本のDVD。差出人は不明だったが、今人気の作品のパッケージだったのでとりあえずリビングの再生機器で見てみると、そこには俺の幼馴染にして彼女である、瀬谷路夏の姿があったのだ。 『へへっ、どうだ路夏? 俺のほうが、実のやつよりずっと気持ちいいだろ?』  いや、それだけじゃない。路夏を抱きながら熱烈な口付けを交わす男にも見覚えがある。  宇場津太郎。俺のもうひとりの幼馴染にして、親友であるはずの男が、画面の向こうで俺を蔑みつつ、裸で俺の恋人を抱きしめていた。 『あーっ♡ あ♡ あっっ♡ あー♡ 津太郎くんのほうが、実よりずっとすごいよ♡ あっあっあっ♡ ああーん♡ ああっ♡ ねぇ、だからもっとぉ♡』  本来なら拒絶しなければいけないはずなのに、大きな喘ぎ声を何度もあげて興奮の渦に浸る路夏。  路夏の瞳にはハートマークが浮かんでおり、そこには俺など映っていない。  俺の恋人はもはや、親友だと思っていた男に陥落しきっている。  それが分かってしまった。同時に理解する。  俺は恋人を寝取られたのだ。それも、長年の親友に。  俺は恋人に裏切られたのだ。長年の幼馴染で、初恋の相手に。 『へへへっ、おい見てるか実? 路夏はお前より、俺のことを選んだみたいだぜ? 俺はお前のことが、ずっと嫌いだったんだ。俺の路夏を取りやがってよぉっ! お前から路夏を奪えて清々したぜ! ざまあみやがれ!』 「あ、ああああ……」  全身が震える。絶望が襲いかかる。  これが、これが寝取られ。これが、恋人を奪われるということなのか。  脳が破壊される感覚で、心が壊れそうになる。もうこれ以上、あの動画を見ていることなんて出来ない。 「うわああああああああああああ!!!!!」  俺の心はこの瞬間、粉々に砕けてしまった。きっともう、二度と立ち直ることは出来ないだろう。  激しい絶望感に襲われ、画面から目を離しうずくまる。  目からはとめどなく涙が溢れてくるが、動画は再生したままのため、耳には路夏の喘ぎ声と津太郎が腰を振ったことにより生まれたパンパンという音が断続的に飛び込んでくる。   地獄か、ここは。  パンッ、パパン、パパッパンパン 「うぅ……ぐすっ……」  パッパッパパン、パンパンパッパ 「ひぐっ……ん?」  そうしてしばらく泣き続けていると、ふと俺はあることに気付く。  パパパパ、パパパッパーン、パッツーン 「津太郎の腰振りの音……なんだかリズミカルじゃないな……不規則というか、違和感があるような……」  そう、普通なら腰を振った際にはもっと一定のリズムが刻まれるはず。  単純に津太郎が下手くそという可能性も高いし実際下手くそなのだが、どうもそれだけには思えない。  一度浮かんだ疑問はやがて、俺を真実へと導いた。 「もしやこれは……モールス信号か!?」    
    • 完結済 1
    • 5,048文字
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  3. 20話分無料

    好きなゲームで飯を食う ~ゲーム通貨を口座に振り込めるようになってたおっさんの金策セカンドライフ!~

    「ありがとうございます。こういうのって、NPCが相手でも嬉しいもんですね」 「誰がえぬぴーしーだ。俺の名はグロウだぞ」 「おお、アップデートで名前も付いたんですね?」 「名前ぐらい最初からある! 失礼な……」 ☆ 突然の会社倒産、200万円もの多額を費やしていたフルダイブ型MMORPG「W.Y.Z」のデータ消失。 薄給多忙だった林誠一40歳は、たった一週間の内に職も生きがいも失ってしまう。 泣く泣く初めから「W.Y.Z」をプレイすることにしたら……なぜか自分だけ、稼いだゲーム内通貨を現実の銀行口座に振り込めるようになっていた。 「もしかして、ゲームで生活費が稼げるのでは?」 無職で時間だけはある誠一はこれ幸いと、長年のゲーマー知識を総動員し金策を開始。 口座から引き落とされるデスペナルティには怯えつつも、誠一は「好きなゲームで飯を食う」夢のようなセカンドライフを歩み出す。 ——だが誠一は知らない。自分がゲームだと信じているその世界が、生身の人間たちが生きる本物の異世界につながっていることを。 ログアウトすれば立ち寝して一切動かなくなる。 デスの危険を顧みず効率優先で動けば現地民がドン引き。 ただ純粋にゲームを楽しみつつ生活費を稼いでいるだけのつもりが、誠一は知らぬ間に異世界で話題の人物となっていく。 そのおっさん、ゲームをして、お金を稼いで、豊かになって、いつの間にか伝説へ――!?
    • 連載中 48
    • 185,007文字
    • 更新
  4. 6

    やたら張り合ってくるクラスの女子にテストで負けた。喜ぶ彼女に「親との約束だから転校する」と伝えたら、めちゃくちゃ曇った

    同じクラスのチビ女子・駒ヶ林カルモは、なぜかやたら俺に張り合ってくる。 コーラ一気飲みやら階段駆け上がり競争やら、小学生レベルの勝負を仕掛けてくるアホなヤツだ。 あまりにうっとうしいので、ある日、約束させてやった。 定期テストで勝負して、負けたら相手の言うことを何でも聞く、と。 学年1位の俺が負けるわけがない――そう高をくくっていた俺だったが、カルモは目の色を変えて猛勉強し、俺を学年1位の座から追い落としてしまった。 勝ち誇る彼女は、赤面しながら俺に命令を告げる。 「そ、それじゃ、約束だからな。わ、私と付き合……」 だが、俺には彼女に伝えていないことがあったのだ。 「すまん。俺、親との約束で、1位じゃなくなったら転校しないといけないんだ」 「……へ?」 そのとき、俺は初めて見た。人間の目から光が失われる瞬間を。 「わ、私のせいで転校……? うそ、やだ、行かないでぇ!」 その翌日から、カルモの様子は一変して……? 不器用すぎて空回りする曇らせ女子との激甘ラブコメディ、開幕! ★週間ランキング(短編) ラブコメ部門 1位獲得 ★月間ランキング(短編) ラブコメ部門 1位獲得
  5. 7

    学園一の美少女ギャルに「陰キャと付き合うの罰ゲームだしw」と生配信で晒し振られた俺、裏で超人気ゲーム実況者「K」だとバレて立場が完全逆転した件

    「は? マジで信じてやんの? アンタみたいな陰キャと付き合うわけないじゃん、罰ゲームだしw」 放課後の教室。学園のトップカーストに君臨するギャル・愛莉に呼び出され、勇気を出して告白にOKした瞬間。 俺に向けて突きつけられたのは、スマホのカメラレンズだった。 クラスメイトの爆笑。 愛莉のスマホの画面には、リアルタイムで流れる「爆笑www」「陰キャ哀れすぎ」「神回キタこれ」という生配信のコメントの嵐。 俺――高瀬カナタは、ただの「配信のネタ」として、全世界に恥ずかしい姿を晒されて振られた。 「あー面白かった! じゃあね、二度と私に話しかけないでねー!」 高笑いしながら去っていくギャルたち。 だが、愛莉は、そしてクラスの連中は何も知らなかった。 俺が、チャンネル登録者150万人、同時視聴者数10万人を超える伝説の顔出しNGゲーム実況者『マスクド・K』本人だということを。 そして愛莉が、俺の配信に毎日何万円もスパチャを投げ、SNSで「K様と結婚したい!」「K様しか勝たん!」と狂ったように限界アピールを繰り返している【超絶ガチ恋重課金勢】だということも――。 傷心の俺がやけくそで行った配信をきっかけに、ネット上の特定班が動き出し、ついに愛莉は「自分がゴミのように晒して振った陰キャ=最愛の推し」という絶望の真実に気づいてしまい……!? 「お、お願いカナタくん! あれはドッキリっていうか、その、照れ隠しで……!」 「あ、触らないで。生配信の邪魔だろうし、俺みたいな陰キャに関わらない方がいいよ」 もう遅い。 言い訳、涙目、懇願、すべてを冷徹にフルシカトする最強の塩対応が今、始まる! これは、底辺陰キャとして踏み台にされた少年が、リアルとネットの双方で圧倒的な優位に立ち、自分を裏切ったギャルを徹底的に突き放して、自分を昔から支えてくれた清楚な図書委員の女の子と最高の幸せを掴む、超高速・立場逆転ざまぁラブコメディ!
  6. 11

    犬猿の仲のあいつが記憶喪失になり、目を覚ますなり私の手を握って「お姉ちゃん」と呼んできた

     神崎怜が交通事故に遭った。  幸い、大きな外傷はなく、身体の検査でも深刻な異常は見つからなかった。問題があったのは頭のほうで、担当医によれば、事故の衝撃による逆行性健忘が見られるらしい。言葉や一般常識、成人としての日常生活能力や判断力は保たれているものの、自分自身に関する記憶が大きく抜け落ち、とくに小学生以降の出来事がかなり曖昧になっていた。  さらに厄介なことに、家族や医師、看護師には強い警戒心を示すくせに、なぜか私にだけははっきりと安心した反応を見せるという。  犬猿の仲だった怜が事故に遭ったと聞いたとき、最初に浮かんだ感想は「いい気味」だった。ところが病院から電話がかかってきて、目を覚ましてからずっと私を探していると聞かされ、さすがに嫌な予感がした。  その後、成り行きでしばらく怜の面倒を見ることになった。  最初は、とんでもない厄介者を押しつけられたと思っていた。  まさか、自分から家に入れたことを後悔する日が来るなんて。  勘弁してほしい。
    • 完結済 1
    • 13,935文字
    • 更新
  7. 20話分無料

    カードと猫と〈プレモン〉世界ニューゲーム
    最新

    「ずらすにゃよ! 絶対にずらすにゃよ!? よし、今にゃ、合わせろにゃ!」 「へぇぇっきしゅんっ!!」(くしゃみ) 「ずーれーたーにゃぁぁぁぁ!???」  アップデートに失敗して起きた次元の歪み。主人公と〈神猫様〉が次元の歪みに攫われてから始まるストーリー。  ゴールデンウィーク、大型連休をとった主人公は久々に大学時代にハマっていたゲーム〈プレシャスモンスター16進化〉になぜか惹かれてプレイする。だが妙なイベントの後、テレビの中へと引き込まれた。すると目の前には大学時代ずっと来てみたかった〈プレシャスモンスター〉の世界があったのだった。  ゲーム内主人公に乗り移った本作主人公ヒイロは、〈プレシャスモンスター〉通称〈プレモン〉のリアル版をはじめからプレイする。  しかし、例のイベントの内容はどうやら〈プレモン〉の世界に影響している様子。  イベント映像で登場した元神猫様のゼスと出会い、ゼスを16進化させてイベント前の体を戻すことを約束してヒイロはリアル〈プレモン〉の世界を突き進む。  登場するモンスターを倒せばカードになり、カードからはモンスターが登場する。  全てのモンスター系統は16進化し。様々な姿へと進化する。  モンスターの進化を売りにする〈プレシャスモンスター〉というゲーム世界を全力で楽しむことに決めたヒイロは、相棒ゼスと一緒にまずは学園へ入学してストーリーをこなし、ゲーム知識を使い駆け上がっていく!  ニシキギ・カエデ最新作〈プレモン〉!  20話までで72000字の大ボリューム!  よろしければ読んでみてください!  また、ニシキギ・カエデの代表作 「ゲーム世界転生〈ダン活〉」もよろしければどうぞ!  https://kakuyomu.jp/works/1177354055504974517  2025/02/17から2枚目のイラストになりましたー!  写っているのはヒイロ、ゼス、スイリンと、アクリ、コルルです!  また1枚目のイラストである、ヒイロ、ゼス(ゼロ進)(1進化)(2進化)、スイリンと、エメリア、リネア(ゼロ進)は近況ノートに貼り付けてあります!  https://kakuyomu.jp/users/432301/news/16818093091346067796  ↑こちらからどうぞ。
  8. 19

    あの日の嘘告を、北の大地で溶かすまで

    文武両道で学年トップの九条蓮(くじょう れん)と、地方有力企業の令嬢である白石愛菜(しらいし あいな)。二人は互いに好意を抱きながらも、絶妙な距離感を保ったまま高校生になった。 しかしある日、愛菜は友人たちの悪ノリに流され、蓮に“嘘告(うそこく)”をすることになってしまう。裏で動画撮影まで仕組まれたその現場を、蓮は冷めきった目で見つめていた。愛菜の「本当に好き」という言葉すら、スマホのカメラの前では醜い言い訳にしか聞こえない。蓮はその場で容赦なき「絶縁」を告げ、一切の迷いなく北の大地・北海道へと電撃転校していった。行き先すら教えられないまま、愛菜の時間は激しい後悔と共に凍りつく。 ――数年後。舞台は広大な美瑛の丘。偶然の悪戯によって再会した二人。しかし、愛菜の姿を見た瞬間、完璧超人だったはずの蓮の身体は激しい恐怖で震え、その場に膝をついてしまう。 深いトラウマを抱えた少年と、一生消えない罪悪感を背負った少女。傷を抉り合い、茨の道を進む二人が、もう一度ゼロから関係を紡ぎ直す、切なくも美しい魂の救済の物語。
  9. 25
  10. 書籍化作品2026年7月17日発売

    【書籍発売中】【コミカライズ配信中】姿を偽っていた令嬢は、女嫌いな公爵様のお世話係をしているうちに溺愛されていたみたいです

    ※2025年10月、角川ビーンズ文庫様より書籍が発売されました!読んでくださった皆様、本当にありがとうございます…! ※2026年2月、フロースコミック様よりコミカライズ配信が始まりました。(漫画:水谷はつな様、キャラクター原案:せりさわりな様) ※旧題「姿を偽った黒髪令嬢は、女嫌いな公爵様のお世話係をしているうちに溺愛されていたみたいです」 王国の片田舎にある小さな町から、八歳の時に母方の縁戚であるエヴェリー伯爵家に引き取られたミシェル。彼女は伯爵一家に疎まれ、美しい髪を黒く染めて使用人として生活するよう強いられた。以来エヴェリー一家に虐げられて育つ。 十年後。ミシェルは同い年でエヴェリー伯爵家の一人娘であるパドマの婚約者に嵌められ、伯爵家を身一つで追い出されることに。ボロボロの格好で、人気のない場所を彷徨っていたミシェルは、空腹のあまりふらつき倒れそうになる。 そこへ馬で通りがかった男性と、危うくぶつかりそうになり────── ※いつもの独自の世界のゆる設定なお話です。何もかもファンタジーです。よろしくお願いします。 ※この作品は小説家になろう、ベリーズカフェにも投稿しています。
  11. 27

    元引きこもりのTS転生美少女と素直になれない一軍ギャル〜勇気を出して助けたら恋人になっていました〜

    「さっきのまひろ、めちゃくちゃ格好よかった……。あんな風に庇われたら、誰だってドキドキしちゃうじゃん……」 前世は筋金入りの引きこもり男子。 事故死から可憐な美少女・白石麻尋(まひろ)へと転生した俺は、「今度こそ平穏に生きる」と誓っていた。 だが、入学早々に男子たちに囲まれ大ピンチに! そんな窮地を救ってくれたのは、クラスの頂点に君臨する一軍ギャル・藤堂リオだった。 派手な見た目で周囲から誤解されがちなリオ。 けれど、ふたりきりの河川敷で知ったのは、誰よりも不器用で優しい彼女の素顔だった。 クレープ、カラオケ、放課後の寄り道――。 引きこもりだった俺に外の世界を教えてくれた恩人が、ある日ストーカーの影に怯えていることを知る。 「まひろを巻き込みたくないから」と笑うリオを、見捨てることなんてできるはずがない。 非力な身体、ガタガタと震える足。 それでも俺は、人生で一番の大声を張り上げて夜の路地裏へ飛び込んだ――! 【元引きこもりのTS美少女】×【素直になれない一軍ギャル】 勇気を出した放課後から始まる、不器用なふたりの甘々ガールズラブ。 (※全10話・完結済み)
  12. 28

    イケメンな親友狙いのはずの美少女がまさか俺目当てだったなんて…

    俺には完璧超絶イケメンな親友がいる。 見た目良し、頭良し、性格良し、運動神経良し…etc、何を取っても欠点がない。 そんな親友の相棒である俺は全てが平均〜平均以下であり、昔からその親友目当てで近づいてきたと知らずに告白し撃沈したり、親友が誰かと付き合った瞬間に連絡が途絶えたりなんてこともよくあった。 その経験を経たことで、高校生にもなると少し性格も歪んできたが、それでも相変わらず親友目当てで近づいてくる女の子達はちょこちょこ居た。 親友の評判を落とさないために、適当にあしらっていると、ある日、学校1の美少女と名高い千堂彩花に放課後の教室に呼び出された。 目的は分かっていた。 「…あの…その…友達からお願いします」 「あ〜…まどろっこしいのはあれだから…ぶっちゃけ聞くけど、好きなんでしょ?」 「えっ?そ、そう…好き…です」 「はいはい。りょーかい」 「それって…オッケーってこと?」 「まぁね。こういうこと、よくあるから」 そうして、連絡先を交換した。 この時の俺は勘違いをしていた。 まさか、俺に告白してきたなんて微塵も思ってなかったから。
    • 完結済 7
    • 16,262文字
    • 更新
  13. 29

    嘘告した三人の女神は、もう遅い

    クラスでは目立たない陰キャ男子高校生、黒瀬蓮。 彼の通う学校には、誰もが憧れる三人の「女神」がいた。 清楚で優しい一ノ瀬美月、明るく人気者の天宮莉奈、クールで知的な神崎紗雪。 そんな三人と自分には何の接点もない。 ――そう思っていた。 ある日の放課後、忘れ物を取りに教室へ戻った蓮は、偶然にも三人と陽キャグループの会話を聞いてしまう。 「ゲームに負けた奴が黒瀬に告白する」 それは、蓮を笑いものにするための嘘告ゲームだった。 一ヶ月だけ付き合うふりをして、期限が過ぎたら「全部罰ゲームだった」と明かす。 三人は決して乗り気ではなかったが、ゲームの結果、一ノ瀬美月が蓮に告白することになる。 しかし翌日、美月から告白された蓮は――すべてを知った上で、冷静にその告白を断った。 「悪いけど、無理」 嘘告だと気づかれているとは知らない三人。 やがて蓮は彼女たちに真実を告げる。 「人を馬鹿にして楽しむような人間とは、もう関わる気がない」 その言葉に、三人の女神は何も言い返せなかった。 そして気づく。 もし罰ゲームなんかにせず、最初から自分の本当の気持ちを伝えていたら――。 それから始まるのは、蓮が三人を避け続ける日々と、彼に本気で惹かれ始めてしまった三人の女神による後悔の日々。 一度失った信頼を取り戻すことはできるのか。 そして、蓮の心が再び彼女たちに向く日は来るのか――。 これは、嘘から始まるはずだった恋と、取り返しのつかない後悔を描いた学園ラブコメディ。
  14. 35
  15. 36

    婚活イベントの相手が、まさかの隣人でした。

    婚活が苦手な宮前慎吾が参加したのは、少し変わった婚活イベントだった。 最初の六日間は、顔も本名も知らない相手と匿名でメッセージを送り合う。 そして七日目、ようやく参加者同士で顔を合わせる。 慎吾の相手は「B7」。 最初は何を話せばいいのか分からなかった。 それなのに、気づけば毎晩のやり取りが楽しみになっていた。 どうでもいい話で笑ったり、その日にあったことを報告したり。 返信が少し遅いだけで、何度もスマホを確認してしまったり。 そんなある日、慎吾はマンションの廊下で困っていた隣人・瀬尾佳澄を助ける。 その夜。 B7から送られてきた一枚のスケッチを見て、慎吾は首を傾げた。 そこに描かれていたのは、ついさっき自分が見たばかりの光景によく似ていて――。 顔も名前も知らないからこそ、素直に話せた相手。 普段は挨拶くらいしか交わさない、隣の部屋の女性。 その二人が、もし同じ人だったとしたら。 そして相手の正体を知ったあとも、返信を待ってしまったとしたら――。 ただの隣人が、七日間で少しずつ特別な人に変わっていく。 匿名の会話から始まる、不器用な大人二人の社会人ラブコメ。
  16. 38

    ”キス友”の幼馴染に激しいちゅーしちゃったら……あれ、なんか様子がおかしい……!?

    【完結しました!】 神坂日向(かみさか ひなた)には、誰にも言えない秘密がある。 それは──幼馴染の赤坂那優(あかさか なゆ)と「キス友」関係をしていること。 ある日、元気が出ない日向を見て、那優がふと提案した。 「……キスって、元気出るって聞いたことない?」 戸惑いながらも試してみたひとつの“ちゅー”は、なぜか二人の距離を一気に近づけてしまった。 「日向がしたいなら……別に、いいよ」 いつも静かで完璧美人として見られる那優が、日向にだけ見せる赤くなる横顔。 その日を境に、二人だけの密かな関係が始まった。 そして日向は知らない。 この甘くて曖昧な関係が、やがて大きなすれ違いと“悲惨な出来事”を呼ぶことを──。 ーーーーーー 「カクヨムコンテスト11【短編】」応募作品です! 読者選考を突破したいので、よかったらフォローと、☆評価で応援していただけると嬉しいです! 今後とも私の百合小説をよろしくお願いします!
    • 完結済 4
    • 9,914文字
    • 更新
  17. 44

    ホームステイしているロシア美人でシコってるところを本人に見られてしまいました

    日本のことが大好きらしく、日本語もペラペラなとんでもない可愛さのロシア美人(ダリアさん)が夏休みから我が家にホームステイすることになった。 あまりにも可愛いため、両親からも絶対に手を出すなと忠告されながら、主に俺が彼女の面倒を見る係となった。 友達が少ない俺は特に夏休みの予定もないため、いろんな所に観光に行き、おすすめのお店を案内し、アニメ好きだったのでアニメイトやゲーセンを巡ったりと、日本を堪能してもらっていた。 その一方、そんな可愛い子が一つ屋根の下に居るとなれば恋をしてしまうのは必然であったが、両親の助言もあったため、行き場のない気持ちを夜な夜な1人で消化していた。 その夜も、エロASMRを聞きながら、こっそりと盗撮した彼女のパンチラの写真で自慰に耽っていた。 すると、いきなりイヤホンを取られて、振り返るとそこにはダリアさんが居た。 スマホに映し出された盗撮画面をバッチリ見られて、終わった…と思っていると…「私のことそんな風に見てたんだ。そっか。じゃあ、実物見ながら続けて?」と言われるのであった。
    • 完結済 4
    • 10,155文字
    • 更新
  18. 56

    ずっと好きだった幼馴染に彼氏がいたと聞いて落ち込んだら、彼氏は俺自身だった件

     俺には幼馴染の彼女がいる。名前は星野七海(ほしのななみ)。小学校の頃から一緒で、今家族同然の仲だ。  朝は一緒に登校し、放課後を一緒に過ごし、夜も一緒にだらだらする。  そんな日常が当たり前で、いつしか俺は七海のことが好きになっていた。  彼女も「ある意味では」好いてくれているのがわかっている。  たとえば、他の男子が告白してきたらきっぱりと線を引くのに、俺にはいつもべったりだ。  しかし、それが脈ありかといえば、俺への態度があまりにもフレンドリー過ぎて逆にありえないと感じる。  それでもワンチャンあるかと思っていれば、文化祭前日に七海に彼氏が居ることが発覚したのだった。  この世の終わりのように落ち込んでいた俺だったけど…… 「それで……悠真は関係をオープンにした方がいいと思う?」 「彼氏次第じゃないか?」 「彼氏、次第……?何言ってるの?」  そんな言い合いに発展するのだった。  一体どんなボタンの掛け違いがあってこんなことになったんだ……。  仲が良くて、でもお互いに表現が婉曲過ぎて誤解しあった幼馴染二人のほのぼのラブコメです。
  19. 57

    “怖ギャル”の鬼頭さんが、実は甘やかし上手なのを俺だけが知っている

    クラスにいても存在を忘れられるほど影の薄い高校二年生・佐藤悠真は、怪我をした野良猫を動物病院へ運んだものの、治療費が足りず窮地に陥る。そこへ現れたのは、金髪に鋭い目つき、ブランド物を持ち歩き「パパ活している」とまで噂される怖ギャル・鬼頭愛莉。彼女はブランド財布から五万円を取り出し、悠真を救ってくれた。 後日、返済について話すため愛莉に呼び出された悠真を待っていたのは、五十枚もの手書きのチケット。 「一枚使うたび千円。五十回、アタシの言うこと聞いて」 どんな無茶を命じられるのかと怯える悠真。しかし愛莉のお願いは「一緒にお昼を食べる」「誕生日を祝う」「寝る前に電話する」など、妙にかわいいものばかり。しかも途中から「お弁当を食べて」「マック奢るから来て」「服買ってあげるからデートする」と、なぜか借金を返している悠真のほうがひたすら甘やかされ始める。 やがて五万円を返せることになった悠真は、愛莉のためを思って関係を終わらせようとする。すると、いつも怖そうに見えるだけだった愛莉が、初めて本気で怒って――。
    • 完結済 5
    • 15,731文字
    • 更新
  20. 65

    猫又ちゃんは舐めてほしい* ~猫耳ヒロインが自分で舐めれないからと事あるごとにぼくにお尻の穴を舐めさせようとしてくる~

    ある夏の日のこと、小学生のツトムの家を猫耳しっぽ(×2)で銀髪の美少女が訪ねる。 彼女の正体は以前カラスの襲撃から助けた子猫だった。 あの日以来、ツトムとつがいになりたすぎて神さまに人間の体に変えてもらったというのだ。 こうしてツトムと猫少女ひまりの同居生活が始まったが、問題が一つ。 人間の体になった彼女の関節からは柔軟性が失われ、子猫の時のように自分でお尻の穴を舐めて綺麗にすることができなくなってしまったのだ。 誰かに舐めてもらわなくては……自分が最も信頼する人に…… そう考えたひまりは、事あるごとにツトムにお尻を舐めてくれるようにお願いしてくる。 ひまり:人間の体を手に入れた子猫。お尻の穴を舐める/舐めさせることは、猫にとって最高の愛情と信頼の表現なので、自分のお尻の穴をツトムに舐めてほしい。 ツトム:普通の人間の小学生の男の子なのでお尻の穴を舐めたくない。
  21. 69

    幼馴染の少し遅い青春を見守り悶えるモブ色の人生

    『jumpingWolf』、略して『ジャンウル』 そのバンドのドラマーに誘われた主人公の、勝田翔平《かつたしょうへい》。 そのバンドのベースは幼馴染のヨーイチロウ(余一狼)。 約6年、吹奏楽部でパーカッションをしていたというだけで、それまでとは違う世界に足を踏み入れる。 誘われたその頃、ヨーイチロウにモテ期らしきものが訪れており… 二人の初々しい姿を温かい目で見ながら、バンドマンでありながら、自分はモブのままだと、思っていた……!? 『春を待つ路面電車と私』 にでてきた、ヨーイチロウさんが出てきます。https://kakuyomu.jp/works/822139844918229543 主人公……勝田翔平《かつたしょうへい》      バンドでの名前→ショー 【《jumpingWolf》バンドメンバー】 ベース…ヨーイチロウ(余一狼) ボーカル…藍翔(アイト) ギター…ヒトシ(仁詩) 元ドラム…カツヒロ(克洋) 《jumpingWolf》のファンの女子高生 ♡白方実梨《しらかたみのり》…ヨーイチロウに片思い中。バレンタインにチョコを渡している。 ★菜南子《なみこ》…ヒトシのファンというか、取り巻き?の一人。実梨の知り合い。 ♡先輩…翔平が高校生の頃憧れていたドラムが上手い人。
  22. 16話分無料

  23. 91

    あねてん!【パイロット版】

    お姉ちゃんが転生者 お姉さん天国! だから「姉てん」!? 「ユウ(優輝)」くん:かわいい弟くん 「ハユ(羽優)」おねえちゃん:元ひきこもりで異世界転生したお姉ちゃん おねえちゃんの親友「アオ(葵衣)」姉ちゃん 異世界でのおねえちゃんのライバル?!(笑)サキュバスの「サキ」おねえさんも加わって ドタバタラブコメ(どういうこと?!)開幕!! 「おねえちゃん、生まれ変わって還ってきたんだよ! ユウくんとの未来を阻むものはもう何もないんだよっ!!」 思春期の扉を開き始めたばかりのユウくん(中1) 異世界転生から還ってきたおねえちゃんを筆頭に おねえさんたちにかこまれて猛烈アタック受けるもぐるぐるもやもや! もうたいへん!! どうする! どうなる? みんなのおとうとくん?! ▼ ※コメディ成分多めです この物語は「おねショタ」ラブコメディです ハーレム展開のようですが、戸惑うばかりのユウくんからすればそれどころではない! 「暴力」「性描写」のレイティング付けていますが、それぞれ間違いなくソフトです 表現的には少年誌のそれの範囲かと(カクヨム様のガイドライン以下) 予防線でレイティング付けているだけです(ほんとか?!)
  24. 92

    クラスメイトの氷の女王が、猫耳メイド喫茶でバイトしている現場に遭遇してしまった!?

    「なあなあ、これからみんなでカラオケでも行こーぜ」 「「「いいねー!」」」  とある放課後。  今日も陽キャの坪井が、同じく陽キャの連中をカラオケに誘っている。  まったく、なんで陽キャはこんなにカラオケが好きなのだろうか? 「ねえ、音霧さんも一緒に行こーよ」  ――!  坪井が音霧さんのことも誘いやがった。  だが――。 「ごめんなさい、私これから、用事あるから」 「――! そ、そっか」  フッ、ほらな。  やっぱり断られた。  音霧さんは男女ともに魅了する、絶世の美貌を誇っていながらも、誰に対しても常に冷たい態度しか取らないことから、『氷の女王』と呼ばれている孤高の存在。  お前みたいなチャラい男の誘いになんて、乗るわけがないだろう。  さて、と、こうしちゃいられない。  俺も今日は、大事な用事があるんだ。  鞄を手にした俺は、鼻歌交じりに教室を後にした。 「よし」  自転車でわざわざ隣町までやって来た俺は、とあるファンシーな店の前で自転車を停めた。  この店こそが、俺の目的地である、猫耳メイド喫茶の『ニャッポリート』。  俺はニャッポリートの常連なのである。  今日から新しくバイトで入ったという、新人猫耳メイドのプリンちゃんを指名した俺は、どんな娘が来るかワクワクしながら待つ。  すると――。 「ニャッポリート! ご指名ありがとうございますにゃ! 新人メイドの、プリンですにゃ~。にゃにゃにゃにゃ~ん! ………………あ」 「――!!!」  席に現れたプリンちゃんを見て、俺は思わず絶句した。  何とそれは――氷の女王こと、音霧さんその人だったのである――!  なにィイイイイイイ!?!?!?
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    婚前旅行で浮気クズ婚約者に無慈悲に捨てられた私、気づけば国民的歌手との同枠写真がネット中でトレンド入りしていた件

     佐倉帆夏は、婚前のクルーズ旅行を一日早く切り上げただけだった。  それなのに、婚約者の黒瀬悠真は彼女に別れを切り出した。  沖縄航路のクルーズ旅行、最後の夜だった。窓の外の海は夕日に染まり、レストランには静かなピアノの音が流れていた。周囲の席には、寄り添う恋人や夫婦ばかりが座っている。帆夏は窓際の席で、グラスの氷を無意味にかき回す悠真を見つめながら、不思議なくらい心が冷めていくのを感じていた。 「帆夏、別れよう」  彼女は唇の端を少しだけ上げた。  まるで、その言葉をずっと待っていたかのように。 「西園寺莉央のせい?」 「莉央は関係ない。俺が、帆夏にふさわしくないだけで……」 「佐倉先生と呼んでください」  帆夏は彼の言葉を遮った。声は静かだったが、逃げ道を残すつもりはなかった。 「ほかの女と甘いことを言い合った口で、私の名前を呼ばないでください。気持ち悪いので」  悠真は固まった。  しばらくして、彼は何も言わなくなった。きっと、長く引きずってきた関係が、こんなにあっさり終わるとは思っていなかったのだろう。  帆夏は荷物を引いて部屋を出た。そのまま一人でレストランへ向かう。恋は終わった。けれど、夕食まで台無しにするつもりはない。彼女は皿いっぱいに料理を取り、胸の中に溜まった悔しさをすべて食欲に変えることにした。  食事の途中、少し離れた席に背の高い若い男がいることに気づいた。サングラスにマスク、深くかぶったキャップ。顔を隠しているつもりなのだろうが、逆に目立っていた。帆夏はフォークをくわえたまま二秒ほど見て、たぶん顔がいいのだろうと判断した。  そして、どこかの女性を見すぎて、席を間違えたのだろうとも思った。 「お兄さん、席、違いますよ」  相手は答えなかった。  そのまま、テーブルのカトラリーに手を伸ばす。帆夏は目を細め、少しだけ声を大きくした。 「すみません。ここ、人がいます」  男がようやく顔を上げた。  サングラス越しで目元は見えない。それでも、その一瞬の視線に、どこか奇妙な既視感があった。男は何も言わず、すぐに席を立った。まるで、短く吹き抜けた風のようだった。  帆夏はまた料理に目を戻した。  翌日になって、彼女はようやく知ることになる。  あの奇妙な男が、神崎遥斗だったことを。  今、日本で最も注目されている若手シンガーだったことを。
    • 完結済 1
    • 17,062文字
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