概要
私のせいで転校? や、やだ、行かないで。私のこと好きにしていいからぁ!
同じクラスのチビ女子・駒ヶ林カルモは、なぜかやたら俺に張り合ってくる。
コーラ一気飲みやら階段駆け上がり競争やら、小学生レベルの勝負を仕掛けてくるアホなヤツだ。
あまりにうっとうしいので、ある日、約束させてやった。
定期テストで勝負して、負けたら相手の言うことを何でも聞く、と。
学年1位の俺が負けるわけがない――そう高をくくっていた俺だったが、カルモは目の色を変えて猛勉強し、俺を学年1位の座から追い落としてしまった。
勝ち誇る彼女は、赤面しながら俺に命令を告げる。
「そ、それじゃ、約束だからな。わ、私と付き合……」
だが、俺には彼女に伝えていないことがあったのだ。
「すまん。俺、親との約束で、1位じゃなくなったら転校しないといけないんだ」
「……へ?」
そのとき、俺は初めて見
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