初恋とはなんと懐かしい響きか。
私の初恋は中学生の時。その相手と同じ進学先にしようとして、レベルの低い学校を選ぼうと思いたったことがあった。
結局、それはやめにして、前々から候補にしていた高校に進学した。初恋相手は受験に落ちた。レベルの低い学校を選んでいたらどうなっていたか、そう思うとひやひやする。
恋は盲目。普段なら間違えないような選択肢でも、なぜか誤ったほうを選んでしまう。それに気がつくのはだいぶ先になってから。恋に人生を狂わされた人は星の数ほどいるのではないか。
この物語の主人公の初恋は処刑されてしまった。
彼女に非があるので、彼女を責める声だって少なからず聞かれるだろう。だが私は彼女を応援したい。彼女が犯した罪。これを糧に、実のある恋をしてもらいたいものである。