アオノソラ

「ですます」調で書いたエッセイを集めました。一話目は先行公開済。二、三話は書き下ろしです。

今日もPVゼロ、いいねゼロ……凹みます。そんな時に他者の作品を紹介して下さる天使のような作品に出会いました。私も今まで読んだ作品の感想やレビューを公表し、作品を紹介して作者の皆さ…

自主企画用に立ち上げました。 あなたの作品に感想＆アドバイスをさせてください。 ＜参加条件＞ ★自分の作品にアドバイスをもらってもOKな人！ 当作品へ、みなさまの作品への感想…

十八歳の朝、娘に秘密の話をする。

　『私』は二階のベランダで洗濯物を干していている時に、庭の梅の蕾がひとつ開いていることに気が付いた。 　『私』はこの白い梅の花を見て一年ほど前の、カエルのような宇宙人たちとの共…

これから始まるのは、私とkanapiloの、創作に関する対話である。 本作は、亜咲加奈と、MicrosoftのAIであるCopilot「kanapilo（かなぴろ）」との共同制…

「ミッドライフクライ司寿」より、試し読み的に１話抜粋しました。 良ければ他も読んでください。 「ミッドライフクライ司寿」は、１話完結のオムニバス短編集です。 https://ka…

モールの手芸店で買ったオレンジの毛糸。 家庭科の課題として始めたはずのマフラーは、いつの間にか「彼」に向けた想いを編んでいた。 一方、彼――野崎は体の不調を隠しながら、毎日同じメ…

　　　🌸　　🌸　　🌸　　🌸　　🌸 桜の舞う公園で出逢ったのは、死んでしまったあの人でした。 音楽と桜が彩る―――恋愛ファンタジー ―――想いを伝えるって、難しい…けれど尊いね…

伊織と賢征は小学生の時から同じ道場で切磋琢磨する仲。 小さな頃は無邪気に同じところを目指していたのに。――最近は、なんだか素直に彼の顔が見られない。 高みを目指す二人の、仄か…

書き下ろし自主企画「しりとり」参加作品です。 待合室で電車を待ち続ける男の前に、キャリーケースを引いて現れた女。

小学生時代に好きな男子にフラれて以降、恋愛での失敗続きの主人公。 そのあだ名は本名の浦辺天花にかけて「ふられてんか」。 今日も彼氏にフラれてやけ酒の彼女は、酒場で話好きのオッサ…

紹介文は苦手なので省かせていただきます。あらすじってどう書けばええねん。

面倒くさい性格が災いし、今まで好きな人ができたことがなかった私が、高校に入って初めて人を好きになった。 でも、その人にはもう既に好きな人がいた。 魔法のiらんど25年間の感謝…

まず彼女に振られます。

【カクヨムコンテスト11短編】たすけて、エモえも～ん！ 同じクラスの高嶺の花・高根華さんへの告白を決意した貞井。 自分に自信がない彼は、感情通販サイト《エモえもん》で英雄ナポレオ…

彼女はわたしのことをルシアと呼んだ。そして、わたしは彼女と呼んだ。わたしたちの生きる世界はいつも透明な膜で隔てられている為、その先にいる彼女のことをわたしはいつも遠巻きにみていた。

タイトルのままです 看護師視点と階段を突き落とされたママ視点、どちらの方がより面白いか、内容が伝わるか検証したいので、応援コメントの方で教えてくだされば幸いです。 ※胸糞注意、ざ…

娘が初任給でプレゼントしてくれたのは、温泉旅行だった。 けれど、新婚旅行以来の二人きりの旅はなんだか気まずくて。

ＮＡＳＡ（アメリカ航空宇宙局）が地球への巨大隕石の接近を発表した。我が国が誇るスーパーコンピューター『富岳』でシミュレーションした結果は――隕石との衝突による地球の崩壊だった。 …

　高校生の『高橋』は『先輩』のもとへお見舞いに訪れた、とある秋の午後のやりとりが印象に残っている。 　学生審査員コンテスト Students Judge Award 20…

俺は嘘吐きだ。 「嘘吐きは泥棒の始まり」と、幼い頃、かあちゃんによく言われた。 人生は嘘で回っている。 ＊本作は、犯罪を肯定するものではありません。

異国の町で雪に包まれた夜。 冷たさに沈む心が、ふとした言葉に温もりを見出す。 必ず訪れる春を信じる物語。 カクコン短編賞2020中間選考通過作品をAI【Copilot】に読ん…

創作をしていく上で感じたこと、悩み、葛藤、心の叫び、小説の書き方についての考察などを思いつくままに綴っていきます。 たまに心の毒を吐くことがありますので、事前にご了承願います。 …

クロノヒョウ様の自主企画…じゃなくて近況ノート企画 『恋だ愛だは品切れ中』 https://kakuyomu.jp/users/kurono-hyo/news/822139841…

零細な簡易軌道でも、私達にとっては外の世界につながる、頼もしい存在だった。 でも、今日を最後に次は、春が来るまで列車の運行はない。その最後の日に合わせて、カイトは私に会いに来てく…

　山間の小さな蕎麦店を訪れた男、友人の勧めで訪れた店を営むのは蕎麦農家を継ぎ、互いを支え合いながら技を身につけてきた大将と女将だった。 　「手先が覚える」という飾らぬ言葉に、手…

一人の女が暗い空を見上げていた。 そこに浮かぶ白い光が、自分を呼んでいるような気がするのだ。 「どこへも行かないでくださいね」 四人の男たちが現れて、あの手この手で女の気を惹…

ユートピアには、いつも影がある。 曖昧で恐ろしい、日常との境界線。

夏休み、父の実家に帰省した１０歳の山瀬駆（やませかける）。裏山でカブトムシを採るのを楽しみにしていたが、父は一人で山に行ってはいけないという。退屈していた駆は、縁側で白い羽のカブ…

私のお母さんは、家事をしない。 いつもソファで寝転がり、ポテチをつまみながらテレビを観ている。洗濯もしないし、料理も作らない。お米すら炊かない。 でもそれが当たり前だから、おかし…

「私の嫌いなところを挙げてみて」 クラスメートの江永真白は、何の前触れもなくそう言った。 オレンジ色に染まる放課後の教室で、突然の問いかけに僕は言葉を詰まらせる。 だって、彼女…

どこぞの町のあるところに高座野小学校という少し変わった生徒さんが集まる小学校があります。 ちょっとばかり様子を覗いてみたいのですが、さて。 どうしたものやら。

二人の男性から一人を選びたいユミに相談される話です。 コメディです。 ボギー大佐インスピレーションド。

千織さんの自主企画『企画主が言いたいことを言う企画』 https://kakuyomu.jp/user_events/822139839476347579 に寄せて。

千織さんの自主企画「企画主が言いたいことを言う企画」用の書き下ろし。 先着三名さま以上も受け付けていただけると小耳にはさみ。

犀川よう様自主企画、第二回さいかわ葉月賞　参考作品です。テーマは「夏」でございます。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792437650…

高校生の奈美は、大好きな親友みっちゃんに、嘘をつく。 SNSで知り合った人と、恋人になったこと。 言わなきゃ、と思いながらも……言えない日々を過ごすうちに、奈美の心に罪悪感がつの…

私は父の仕事に憧れていた。思春期に入るまでは。

これは推しについて語る話だ。 誰もがみんな、推すべき人を見つける。 幸福になるために。 多分、そんな話だ。 カクヨム公式自主企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよ…

学生審査員コンテスト Students Judge Award 2025の公式ホームページとなっております。 こちらにて、学生審査員コンテストの概要や、エントリー作品一覧、結果発…

夜桜を友人と見に来た主人公は、いつもと違う雰囲気の想い人が目に入り、友人たちと別れて、彼女のほうへと行った。彼女はどうやら人を待っているようだ。

ため息の沈殿するような日々。たまたま手に入ったライヴのチケット。そのバンドが大好きなクラスメイトを誘う話です。

地方の中堅大学に通う一年生の"私"は、周囲に秘密で仮面浪人をし、名門大学への入学を目指していた。 「私はここにいる人たちとは違う」——そう信じていたのに、奇妙で愛すべき文芸サーク…

「お前、告白とかしねぇの？」 クラスメイトの口調がやけに確信的だったから、あー、バレてんだなって思った…… 球技大会の打ち上げ 夜の河川敷 みんなではしゃぐ花火 高校時代って…

仕事で疲れきったヤマトは、帰り道でとあるカフェを見つけた。──いつもの通りなのに、見慣れないカフェ。彼は吸い寄せられる様にお店へと入ることにした。

父への思い。複雑な感情。 家族間の思い。 人は誰しも、繫がりの中で生きている。 しかし、複雑に絡まり合ってしまうこともある。 そういう中で、それでも生きていく―― 短いのですぐ…

終末予想で世間が盛り上がった夏、僕らは世界を救いに裏山に行った。 日常系短編ジュブナイルになります。 よろしければこちらもどうぞ。彼らの後日譚的なものです。 https://k…

お題を単語で文中に反映させる柴田恭太朗さんの三題噺♯120「紅葉、反対、光」 さらに♯114～♯119のお題を新→古の順番で盛り込んでみました。 ♯119「輪、職人、水面」 ♯1…