わたしはプロットをガチガチに固めるのはキライというか得意でないので、だいたいの流れと書きたいことを決めたら、あとは思うままに書くことしかできません。
ところがこれがミステリと致命的に相性が悪い。辻褄が合わなくなったり、タネが最初からバレていたり、伏線が皆無で解けなかったりして、ミステリにならなくなります。
だいたい仕事で死ぬほどロジック文を書いてるのに、何で創作でまでロジックを組み立てなきゃならんのか。それでも仕方ないのでプロットを組みますが、これがうんざりするほどつまらないので、結局また書きます。それでも今度は骨格がないよりはマシで、犯人はちゃんと隠れているし、つむぎもちゃんと理路整然と推理するようになります。でもここで、「これよりこっちの方が面白い」と自分でプロットをぶち壊しにかかります。例えば、「つむぎ」の第四話の犯人は元は副部長の海野が犯人でした。が、早川部長が犯人の方が面白いし動機も納得できそう、と書き換え始めてしまう。で、辻褄合わせに七転八倒します。まあそれも含めて楽しいんですが、真面目にミステリを書いている人には申し訳ないくらい行き当たりばったりです。
ちなみに時々反省してプロットをガチガチに固めると、構造だけ綺麗なクソつまんない作品が出来上がります。
そもそもプロットって何のために必要なのか。それが書きたいことなら最初から書けばいいし、全部書いてみなきゃ話の骨格なんかわかるわけないだろ。
というぐらい粗雑な人間なので、結果書いては消し書いては消しという日々です。これが遅筆の原因なんだろうな、たぶん。
あ、そう言えばカクヨムコン11の中間選考を突破された皆様、おめでとうございます。今日はやたらと近況ノートの更新の通知が多いなと思ったら発表日でした。お知り合いの方の作品には賞を獲ってもおかしくない傑作もあるので、ぜひ受賞してほしいなと思っております。