概要
どこまでが人間ですか?
生まれつきの病気で、全身に人工知能を使った機器を移植しなければならない少年。手足、眼球、脳、心臓………移植を続けるごとに、徐々に彼は人間ではなくなっていく。彼は、ロボットですか?それとも、人間ですか?
カクヨム甲子園参加作品。
カクヨム甲子園参加作品。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!救いのはずが、あなたを削る――人間の境界SF
この作品な、短編SFやのに、読み終わったあと胸の奥がひやっとするタイプやねん。
舞台は「身体を部品みたいに置き換えられる」医療が当たり前になりつつある世界。助かるはずの治療が進むほど、主人公は元気になっていくほど、読んでるこっちは逆に「ほんまにこれでええんか」って気持ちになってくる。
腕、脚、感覚、臓器……と、置換が深いところへ進むにつれて、「人間ってどこから人間なん」いう問いが、説明やなくて体感として迫ってくるんよ。
短い尺やからこそ、迷いが濃縮されてて、さくっと読めるのに、読後は長く残る。そういう短編を探してる人に合うと思うで。
◆芥川先生による講評(辛口)
僕はこの短編を、主題の…続きを読む