言い伝えにはちゃんと理由があるから、軽んじてはいけない。
主人公の男は、母親が死んでからというもの、引き籠り街道をまっしぐら。
しかし、クッキー缶をハットに見立ててジャズを踊る彼は、けっして野暮な人ではなかったように思えるのだ。
きちんと生活をしていれば、もしかしたら違った未来があったのかもしれない。
通り雨に降られ、濡れた女が困っていた。
だから親切にした。
事の発端はいつだったのか、誰だったのか。
雨音が暗く画面を埋め尽くす。
2000文字という枠の中に充満する呪い。
物語の締め方がまた、非常によいのだ。
気分が悪くて最高である。
ぜひ!