片喰 一歌

＊公式自主企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」への応募作品です。

　青木　暖は恋人である桜井　にこに突然「今日恋人としての最後のデートをしよう」と言われる。 　暖は戸惑いながらも、その言葉の意味をデート中に探すが⋯⋯。

タカシとユイ。 そして、不思議な生き物、 ミルクティー。 3人は仲良く、幸せに暮らしていた。 そんなある日、ミルクは急に姿を消した。

無機質な診察室で患者たちの話に耳を傾ける主人公の老医師。とある患者が中央病院への転職を勧めてくるが——。

こえけんASMR部門参加作品。 新しいアパートへ引っ越した主人公。 そこには着物姿の幽霊が住み着いていた。 一見無害そうに見えるけど…… 作中、他人を害するような言動がありま…

文化祭前夜、演劇部の部長が体育倉庫に閉じ込められた。 翌朝、部長の姿はどこにもない。 ……なのに誰も気にせず、公演はスタート！ そしてクライマックス、公演の最後に部長が登場！ 部…

通りゃんせ、通りゃんせ――天神さまの細道で、赤い糸は結ばれる。 春の夜、引っ越したばかりの部屋で目覚めたわたしは、赤子の泣き声と童謡に導かれるように、奇妙な存在と出会う。 「…

　どこにでもいる高校生、秋月詠太（あきづき　えいた）は、ある日偶然見つけた怪しい書店で怪しい書物を手に入れる。 　帰宅後、書物に記載のあった召喚術を試してみた詠太であったが、逆に…

多くは望まず、出しゃばらず、普通に生きる

囁き峠の怪。

だれか、助けてください。

君の笑顔が遠くなる。 僕の影が囁く。 これはもう、愛ではない。 真実は闇の中で歪み、恐怖だけが“一緒”に残る。 ソンナノ、ユルサナイ

危険で退屈な仕事は、もう一人の自分である『アバター』に――。データ・サルベージャーの天草シンは、生体プリンターで創り出した自らの「写し身」に労働を代行させ、完璧な生活を送っていた…

ゾンビもの、学園もののスプラッタホラーです。グロ描写、百合展開多し。 レビューとフォロー、応援をいただきまして、ありがとうございます。

『もしもし、あたしメリーさん』 絶望の淵に立っていた【私】に掛かって来た、文字化けした表示の一本の電話。 メリーさんを名乗る彼女に身の上を打ち明けた結果、フッ軽過ぎるメリーさんの…

なんとなく思い付いたので書きました。ジャンルは恋愛でもよかったかもしれません。

樹海を生成すると、いつも同じ女が映る。 ネットで見かけたその一文が、怪談作家の僕を樹海へと導いた。 AI画像生成に映る女、頬に貼りついた葉、そして――僕自身の姿。 これは、言…

お盆の夜。亡くなった弟の部屋から誰かがいる気配がする。それは、弟がまだ生きていた頃にお釈迦にしてしまった弟のアイスクリームの仕返しのはじまりだった。

「これから行くところはさ」 　足元もよく見えない暗がりの山道を歩きながら、彼女が口を開く。 　電車やバスの移動時間が長く、いつしか日が暮れていた。 「スイカがおいしいらしいよ？」

とあるフィールドワーカーが体験する怪異

晴田奏多に阿刀田大也と木梨莉々の三人は、逢麻我谷第一中学校ミステリ倶楽部の部員だ。 放課後、三人は町で噂の不気味な洋館へ向かう。家主の小説家が不審死を遂げて以来、三十年誰も住んで…

ある日突然、ぴのこがトドオカ宅にやってきた。それを追ってがらどんどんも追ってきた！ 異常編集小説催促鬼ごっこに巻き込まれたトドオカはぴのこを背負って逃げる羽目になってしまった。 …

池の怪談を語らされる人々と、逃れられないK君の恐怖の記録。

戦場で瀕死の兵士の前に現れたのは、毛むくじゃらで鬼の面をした巨人だった。 水筒と引き換えに「大事なもの」を差し出した兵士は生還するが、戦後、その取引の代償が静かに迫ってくる――。…

　大学生だった私は、友人たちと肝試しに行くが―― 　そこで起こったこととは？　その結末は？ 　軽い気持ちで訪れたその代償とは？ ※少し前に見た話に似てしまいましたが、オチはオリ…

小学生のシュンくんはある日の学校の帰り道、路地裏でイラストを描くおじさんに遭遇、すぐさま意気投合する。 欲しい絵をいくらでも描いてくれるおじさんに、いつしか彼も絵を描き始める。 …

結構実話です

ゾクリとする余韻が残る、1話数分のショートホラー集。 日常の裏側に潜む、ささやかな恐怖をお楽しみください。 2、3分ですぐに読めるショートホラーです。興味を持たれましたら、…

『この夏、あなただけの“好き”を届けよう』参加作品です。 私には三十年間推している”彼”がいます。 そう、彼が二歳の時から推し続けているのです。 でも、私はファンミとか行きたく…

自主企画「【新作のみ】第二回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」」にて大賞をいただきました。 https://kakuyomu.jp/user_events/168187924376…

　仕事に疲れ、くたくたの帰り道……何だろう、あの人だかり……。 　お楽しみいただければ、幸いです。

同僚の男女2人だけで、買い出しを頼まれてしまった。 同僚が何を言っているのか全然わからなくて、気まずい雰囲気になってしまう…。 無事に買い出しを終えることが最終目標かと思われ…

放課後の教室で始まった奇妙な遊び「ゆやの家」 化け物を“作る”その儀式は、ただの冗談だった―― 「やめて」 そう叫んだのは、クラスメイトの“ゆや”だった。ゆやの家の怪異はやがて、…

｢ぺーる ホテル｣ ⬛︎⬛︎県⬛︎⬛︎市に実在███ホテル。 主人公の林はそのホテルが提示する"ある条件"が気になり、好奇心から出張の間宿泊する事にする。 その条件とは ◎…

高架の裏側にいるお化けの話。

そのタケノコは、脈を打つ。 壇ノ浦の海に散った平家の怨念は、竹林の土に染み、今も静かに息づいている。 町外れの竹林――誰も近づかないその場所で、俊はタケノコを掘る。 それは、…

人間の言葉を話す猫「ハイデルベルク」と、その飼い主「かのこ」の心温まる物語。

東京の私鉄沿線の町の片隅にある老舗書店「しあわせ書房」。 いつもなら雑誌を立ち読みするために訪れるこの店で、僕・堀田健斗は普段読むこともない文庫本を探すことになった。どの本が良い…

深夜二時の歌舞伎町、タクシー運転手は今日も最後の客を乗せる。しかし、その客は青白い肌に黒く湿った髪を貼り付け、異様な空気を纏っている——。

小さな怪我が命取り……かもしれない。 世界的に見たら、狂犬病撲滅国はまだまだ多くありません。

《縦読み推奨》 【カクヨムコン8短編賞応募作品】 中学二年生の春。 私は席が隣の彼と、秘密の会話をするようになる。 それは、小説の文章をなぞること。 限られた言葉の中で私は初…

内山 茜(あかね) 25歳。 普段は都内で商社に勤めている。 趣味は女1人、自由な気まま旅。 SNSでいつも、今度はどこいこっかなって検索してる。 さて、今回の行き先は···

人生色々なことが起こりますが、私は比較的ご機嫌な毎日を過ごしております。 それはきっと、好きなものがあるお蔭(´ω｀*) これは或るリーマンが自分の『好き』について語ったエッセイ…

ドラえもんの映画を最新作以外全部観た私がなぜここまで引き込まれるのかを綴っていきます。映画はもちろん、キャラや主題歌についての魅力も語っていきます！ ＊私が個人的に好きな作品を…

分かっている人にとっては当たり前のことだと思いますが、数年前まで私は分かっていなかったので、敗戦80年を機に書くことにしました。 ページの区切り方は内容よりも文字数を優先していま…

ほんとごめんなさい

公式自主企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」参加用のエッセイです。 伊集院さんへの好きをつづりました。 あと伊集院さんとリスナーたちによる共同製作ＣＤ『走馬燈』は、…

公式自主企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」への書き下ろし。 概要はこちら★https://kakuyomu.jp/info/entry/sukiessay

メロディも太田裕美さんの美しいお声も素敵ですが、私の一番の推しポイントは歌詞です！