概要
義経、検非違使五位尉になされて、九郎大夫判官とぞ申しける(平家物語)
元暦《げんりゃく》元年十月。一ノ谷の戦いのあと、源頼朝の側近、梶原景時は、来たるべき平家との戦いにそなえ、舟を集めていた。一ノ谷の戦いで負けた平家だが、讃岐の屋島、長門の彦島を拠点に、瀬戸内海の制海権をおさえており、逆襲への機会をうかがっていたからである。
しかし、舟が集まらず、焦る景時に、とんでもない話が耳に届く。
京の押さえ役・源九郎義経が、景時の苦労をよそに、左衛門少尉および検非違使に任じられ――「九郎判官」になったというのだ。
しかし、舟が集まらず、焦る景時に、とんでもない話が耳に届く。
京の押さえ役・源九郎義経が、景時の苦労をよそに、左衛門少尉および検非違使に任じられ――「九郎判官」になったというのだ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの義経が、別の意味でもヤバくなりました!
今回、四谷軒氏が参加された三題噺企画のお題は「血」「医」「体力」。なんとなく連想し易く、話に盛り込むのは容易そうに思えるお題ですが、歴史という舞台とどう絡めるかはまた別の問題です。
私は三国志の華佗あたりを題材にするのかな想像したのですが、四谷氏が選んだ題材は、源平合戦のやべーアイツ・源義経。なぜそう感じるのかは不明ですが、お題の中でも「血」とはすごく親和性が高いキャラクターな気がします。(※なぜやべーかは、四谷氏の源平モノを是非お読みください)
今回の義経はどんな凶行に及ぶのか? 期待と不安を胸に本作を拝読した私ですが……お題の使い方は、私の想像をはるかに超えていました。
詳細は…続きを読む