本作は「怪異を取り上げた映像の文字起こし」という形で描かれるモキュメンタリ―(実際のドキュメンタリー番組や取材映像のような体裁のフィクション)です。無機的なほど淡々とした静かな文体が、かえって語られる内容の背筋が凍るようなおぞましさを増しているように感じられます。優れたホラーやモキュメンタリーを読みたい方に、特にお薦めの良作です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(301文字)
文章なのに、再生時間や、映像〇〇と書くことで実際にそれを動画として調べている感覚に襲われた。こういった実際にその世界観を感じられる作品に初めて会った。ぜひ読んでみて欲しい。
特に優れているのは、「怪異そのもの」よりも「断片的な映像から意味を推理させる構成」です。映像02は「ネット怪談」と「フェイクドキュメンタリー」と「民俗ホラー」を高いレベルで融合した作品という印象でした。映像04は、読み終わったあとに残るのは「結局あれは何だったのか」という謎そのものよりも、「絶対に触れてはいけないものに少しずつ近づいてしまった」という嫌な感覚です。全体としてかなり完成度の高いモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)ホラーだと感じました。【レビューコンテスト応募】
お疲れ様です。水城です。ひぇぇ、怖い。SCPを見てる時と同じ気分です。内容も凝っているので☆3です!
本当に呪われたビデオを解析したり調べたりしている気分になって入り込めました!不思議なものから本気で怖いものまで色々楽しめました。他にもあるのならぜひ見てみたいです!
某動画サイトや、配信アプリで見るようなビデオを本当に見ているかのような感覚があります。本編を読み終わった後の出典元のお話が、さらに不気味さと不穏さを引き立てていて、怖いと思っても次を読みたくなるような構成が面白いと思います。
すごいです。とにかくすごい。一話のことを「映像01」って書いたり、最後に「再生時間:22分」って書いていたり、本当の映像みたいでした。こうやっていろいろな工夫が凝らされていて、感動しました。しかも、読んでいるけど、頭の中に本当に映像が流れてくるような、そんなお話でした。とても面白かったです。そして、「月に溺れる蛇の街」の応援、ありがとうございます。
ホラーDVDでよく見るような内容を文字起こししたもの。その完成度が高く、本当に映像を見ているかのような薄寒さを感じさせる。作中でも作り物だと書いてあるが、それでも出演者やスタッフに異常が起こり、何かがあるのだと、目に見えない恐怖がある。とても面白かったです、これからも楽しみにしています!
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