概要
あなたの一日、ちゃんと二十四時間ありますか??
「この時計は、無駄な時間を食べてくれるよ」
百円で手にした奇妙な時計を境に、私の一日は少しずつ欠け始める。
誰にも聞こえないアラーム、縮んでいく時間、そして突然終わる夜。
二十三時間になった一日は、やがて零になる。
“無駄”を嫌った少女が、自分の今日ごと失っていく物語。
百円で手にした奇妙な時計を境に、私の一日は少しずつ欠け始める。
誰にも聞こえないアラーム、縮んでいく時間、そして突然終わる夜。
二十三時間になった一日は、やがて零になる。
“無駄”を嫌った少女が、自分の今日ごと失っていく物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!削ったはずの一時間に、私がいた
「無駄な時間」とは、本当に無駄なのか。
本作は、そんな問いを不気味で印象的な形で突きつけてくる物語でした。
「今日も二十三時間がんばるかぁ〜」という軽い言葉から始まる日常。しかし読み進めるほど、その一時間が失われていることの怖さが、じわじわと迫ってきます。
特に印象的だったのは、「無駄な時間を食べてくれる時計」という発想です。一見すると便利で、少し優しいもののようにも思えます。けれど、移動時間も、退屈な授業も、眠れない夜も、すべてが一日を形作る大切な時間だったのだと気づいたとき、ぞっとしました。
「私の1日は、“無駄”でできていた――」
この一文がとても強く残ります。
切り捨てた…続きを読む