こちらはSNS上で人を褒め続ける謎のアカウントについて描かれた短編です。最初は傷ついた人を言葉で救っていく話なのか、どこかでボロが出て炎上するのではないのか、そうハラハラして読み進めていました。ところがその印象は後編でひっくり返ります。はたして"褒め屋さん"とは――。"褒める"とは、"言葉"とは、そういったことを考えさせられるような優しくて切ない物語でした。短編ですが心に残るものは大きく、一読の価値有りです。作者様、素敵な作品をありがとうございました。