概要
彼に執着するのは、日本神話の死を司る女神『イザナミ』。
その愛は、狂気と神威に満ちていた――
すべては、地元の神社で古い儀式を復活させたあの日から始まった。
鏡を使い時代を超えて交信する儀式、『鏡送りの儀』。
凪は仲間たちとともにそれを現代に蘇らせ、過去の時代に生きる少女・城山 菊枝(しろやま きくえ)と、鏡越しのやりとりを始める。
しかし、菊枝は突然、村を襲った水害に巻き込まれ、消息を絶ってしまう。
菊枝を救うことができないかと奔走する中で、凪は衝撃の事実に直面するのだった。
呪いにも似た“神の恋”。
拒絶すれば、死。受け入れても、破滅。
それでも――彼は、抗うと決めた。
過去と未来、愛と狂気、そして神と
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神に愛されることは、祝福だとはかぎらない。
神に愛される、という状況をここまで「救いではなく呪い」として描き切っている作品は、珍しいのではないかと感じさせる本作。
イザナミの愛は、情動的なヤンデレではなく、神であるがゆえに一切の妥協も逃げ場もない「論理としての愛」として存在しています。
そのため主人公・凪が置かれる状況は常に理不尽で、それでも抗おうとする姿勢に、この物語の芯があります。
鏡送りの儀という仕掛けも、単なるギミックに留まらず、「救いたい相手に触れられない」という距離の残酷さを強調していて印象に残りました。
誰かに強く想われることが、必ずしも幸福ではないというテーマを一貫して崩さず、毎回絶望的な状況をなんとかくぐり抜け…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夢と記憶が導く、夏の冒険
逃げても、逃げても――
あの「黒い影」は、必ず追いかけてくる。
夏の始まり。八尋凪は繰り返し見る奇妙な悪夢に悩まされていた。
それは深い山の中、何かに追われ、捕まり、そして終わる夢。
目覚めれば、いつも額に汗。残る得体の知れない不安。
そんなある日、幼馴染の紗名や仲間たちと訪れた地元の神社で行われる祭――
「鏡送り」と呼ばれる不思議な儀式が、凪の中に眠る何かを刺激する。
偶然見つけた古びた帳面。そこには、封じられた神社と「別の時代」への言及があった。
かつて「秘密基地」と呼び遊んだ、今は誰も近づかない山の廃神社。
あの場所に、何が眠っているのか?
そして、夢に現れる「黒い影」と祭の鏡は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!死を司る女神の愛が重すぎる!想い余って闇(病み)の底!?神話級恋物語!
現代で普通に生きてきた中学生・八尋 凪
ある日、友達や幼馴染と見つけた古い鏡
鏡にはとても不思議な秘密があって?
時を超えて昔の人々と交流ができるというものだった!
過去に生きる少女と交信を始めることになるんだけど?
放っておけない大変な災害が待っていた!
仲間と一緒に過去を変えようと奔走する主人公
そして知ることになる驚きの真実
主人公を心から愛する女神様が目の前に!
女神様レベルのヤンデレ愛はまさに狂気!
時を超えた執拗な想いがまさに究極の愛!
主人公の秘めた想いはどうなるのか?
ヤンデレ女神様の愛はどうなるのか?
怖いくらいに愛に満ちた恋物語の行く末を見守ってください!!! - ★★★ Excellent!!!あの日本神話がドラマチックにここに蘇る!
「愛は重い」なんてレベルじゃない。これは狂気と神威に満ちた、呪いにも似た恋。
神社で仲間と古い儀式「鏡送りの儀」を復活させたことから、人生を根底から揺るがす事件に巻き込まれます。鏡越しに過去の時代を生きる少女「城山菊枝」との交流を始めた凪だが、菊枝は突如、水害に巻き込まれ消息を絶ってしまう。
菊枝の消息を知るために奔走する凪を待ち受けていたのは、日本神話の死を司る女神「イザナミ」だった。夢の中で自分の意思に反してイザナギとしての言葉が紡がれていく。
現実が夢で、夢が現実と思えるぐらい混乱する凪。
しかし、夢は着実に変化していき、これはまだほんの始まりに過ぎなかった。
時空を超えたス…続きを読む