夢の中で、僕は天変地異に関する調査チームの一員として山間の素朴な村を訪れていた。地面も舗装されていない土丸出しの村だ。
ある時突然誰かが叫んだ。振り返ると、2,3kmぐらい離れた場所にある山が噴火しているのが見えた。
まるでFFの魔法メテオだった。真っ赤に燃えたブラウン管テレビぐらいの岩石の塊が僕らのいる村にもすぐに無数に飛んできた。ガチで「死ぬっ」と思った。次々と飛んでくるので反射神経で避けられるようなものじゃない。下手に動いたほうが死ぬ。もう「アーメン」と呟きながら十字を切って運命に身を任せるしかなかった。幸いにも僕は住宅のすぐ傍に立っていたので、燃えた岩石が飛んでくる方向を背にする形で家の壁の陰に隠れたが、ただの気休めだった。岩石はすれすれの場所にどんどん飛んでくるし、もし当たったらこんな家一発で粉々に砕け散るだろう。
その場でじっとしていると、幸運にもどうにかやり過ごすことができたようだ。村の療養所みたいな場所に怪我人が担ぎ込まれている。僕は今は違う場所にいる友人の、そのお兄さんが亡くなったことを知った。友人に後でどう伝えようかと心を痛める。
僕ら調査チームは都心に帰ることになった。空はまるで血が滲んでいるように紅く、世界の終末感がすごかった。
僕らは水上バイクみたいなものでブーーーン! と音を立てながら周りに陸地が見える東京湾みたいな海を渡っていた。
すると左方向の霧の中に、うっすらと巨大なシルエットが見えた。しかも二つだ。それはどっからどう見ても、二体のゴジラのシルエットだった。
エンジン音でいつ気づかれるかとそわそわしていたら、進行方向に五、六体のゴジラが立っていた。やばい! しかし運転手は、「都会っ子は人込みをかき分けるのが得意だぜ!」と言わんばかりにゴジラとゴジラの間を突っ切っていこうとする。おいてめーなにやってくれてんだ!?
場面が切り替わって、僕は都心の銀座みたいな場所でゴジラから逃げていた。
僕は余裕しゃくしゃくで、あっかんべーでもやらんばかりにゴジラを挑発していた。そしてゴジラがロシアンフックを見舞おうとしてきたところで、地上にある一人用の地下鉄への入り口みたいな場所に体をくぐらせ滑り台のように地下へ滑っていった。
着いたのはシェルターだ。通路は狭いけど明るく、床や壁が金属メッキされている。SFの宇宙船の中みたいな。
人はたくさんいて、それぞれ共同生活するうえでの役割分担を与えられた。たぶん掃除とか食事の準備とかだ。
僕はシェルターの中で、幼馴染の真っ赤な髪の女の子と再会した。感動の再会だったが、お互いどこか素直に喜べなかった。なにやら事情があるようだ。今後の展開でその事情も解き明かされていくのだろうかなどと考えていたら、夢から覚めた。
というわけでみなさん、KACのほう頑張ってください(どんなわけや!?)。