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両極端な作風

 現在自分はカクヨムに4つの長編作品を置いています。そのうちの2つの『殺戮のダークファイア』と『アカシャ・アニマ』は情け容赦のないダークな世界、もう2つの『銀翼の絆』と『日常メモリアル』は優しい世界でのヒューマンドラマ、みたいな内容です。たぶん、同じ作者が書いたとは思えないぐらいガラッと違う雰囲気になっているんじゃないかと思います。

 元々自分は暗い話を書くほうが得意ではないかと思っていました。好きか嫌いかは別として、能力的に暗い話を書くほうに向いている気がしたんですね。とくに意識せず自然と書けるというか。
 僕の小説の師匠クーンツもゴリゴリのサスペンスを書く人で、そういう作風を目指して練習してきたことも影響していると思います。

 ただ僕が人間として持っている性格が、能天気で楽観的というか、とにかく明るいさかたいった(?)みたいなところがあります。『日メモ』に出てきた紅音をイメージしてもらえたらわかると思います。僕は紅音のように社交的ではないですが、頭の中で考えていることは基本あんな感じです。どれだけボケられるかを生き甲斐にしているというか。あとは、『ヘブンバーンズレッド』というゲームに出会えたことが大きいですね。でなければ『日メモ』は生まれませんでした(今月末に8ヶ月ぶりに『ヘブバン』の新ストーリーが公開される予定で、それが今年の一番の楽しみ)。


 自分はどちらの方向性の作風が向いているのか、結構悩む時があります。まあどっちも書きたいのでどっちも書いていけばいいんですけど。読む人はどっちの作風を好いてくれているのか気になります。ただどっちの作風にしろ、根本にある部分はそんなに変わらないかもしれませんけどね。優しい世界での作品にも凄惨な場面はあるし、情け容赦のないダークな世界でも最後はハッピーエンドにするし(『殺戮のダークファイア』がまさかハッピーエンドになると思った人はあまりいないんじゃないかな)。どんなに凄惨な出来事が起きても、足掻きに足掻き抜いて、最後は幸せを掴む、みたいな展開は師匠のクーンツから受け継いでいます。暗闇の中でこそ光は眩いんだ。


 さて、ここ2ヶ月ぐらい執筆活動をめちゃめちゃサボってきた自覚があります。そろそろちゃんとやっていかないと。
 気ままに短編を書くかもしれないし、もしかすると練習用に告知のあった東京創元社さんの「学園ミステリ大賞」向け作品を書くかもしれません(「学園」も「ミステリ」も苦手だけど)。
 これまではわりと両極端な作風だったけど、次はもう少しサスペンスとドラマを混ぜ合わせたものを書きたいという気持ちがあります。

 ああ、作家になりたい(←本音中の本音)。

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