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カクヨムコンが読者選考な理由

 ルパンルパーン!
 ♪トゥットゥトゥットゥー トゥートゥートゥー
 ♪トゥットゥトゥットゥー トゥートゥトゥートゥー――

 なぜかルパンと銭形警部と不~二子ちゃ~んの夢を見たので、ルパン三世のテーマからお送りしております。
 ちなみにテーマ冒頭の「ルパンルパーン!」という部分、実は「ルパンザサード!」と歌っているらしいです。今日初めて知りました。ずっと「ルパンルパーン!」だと勝手に思っていました。世の中には僕の他にも勘違いしていた人が大勢いるみたいで、面白かったです。でも僕の中では今でも「ルパンルパーン!」とルパンを連呼していたい気持ちでいっぱいです。


 そんなわけなもので、僕は小説家のわかつきひかる先生のYouTube、「小説道場」をよく拝見しております(どんなわけなもので?)。ためになることが多いし、ベテランプロ作家さんの生のお話が聞けるのもすごく興味深いです。
 それで最近、「小説の新人賞は変わっていく」というテーマのお話をわかつき先生がしていて、なるほどなあと僕は思いました。

 新人賞の1次選考は下読みの人がするのですが、その下読みさんに支払う料金が値上がりしているらしい。新人賞に応募した時にもらえる評価シートってあるじゃないですか。下読みさんがあれを書かなきゃいけなくなった関係で、以前は1作2000円だったところ最近は4000円下読みにかかるらしい。本が売れなくなっているのに下読みにかかる金額が上がって、どうしたもんかと出版社の人は考えているわけですよ。そもそも僕は小説の新人賞にエントリー費がかからないことが不思議だと思いますけどね。M-1だって2000円のエントリー費がかかるのに。

 それで表題の話になるのですが、「それなら読者(ユーザー)に選考をさせてしまえばいいではないか」というのがカクヨムコンの読者選考なわけです。今回のカクヨムコンは長編だけで1万作以上の応募があり、それを全て下読みさんに回していったらそれだけで数千万円かかってしまう。大賞受賞作品への賞金なんて可愛いもんだ。だけどカクヨム上の読者選考というシステムを取り入れればその金額が浮くし、アクセス数の増加で広告収入の増加なども見込めるのではないでしょうか。もし自分が出版社の人間だったら確実にそっちの手段を取ると思います。

 ユーザーからすると賛否というか否のほうが多そうな読者選考ですが、書き手側にもメリットは多いと僕は思っています。一番大きいのは、ライバルたちがどんな作品を書いているのか応募中でも確かめられることです。そして自分の作品についてもある程度客観的な評価がわかるようになる。普通の新人賞に応募したら下読みの人が一人読んでくれるだけですからね。

 出版社側からすると、カクヨムの作品ページの表示も大きいですね。タイトルにキャッチコピー、タグにあらすじ、エピソードタイトルをざっと眺めればあらかじめだいたいの流れもわかるし、作品に読者のどんな感想がついているのかまでわかる。選考者からするとA4用紙の束が送られてくるよりもはるかに便利だと思います。

 僕は詳しいことは何も知りませんが、こんなような理由でカクヨムコンは読者選考システムが採用されており、今後そういった新人賞はより増えていくのではないか、と思った次第です。


 そう、つまり僕がここで言いたいことは、「ミートソーススパゲティって改めてめっちゃ美味いじゃん!」ということです(?)。
 ではまた。

5件のコメント

  • トマト系ソースめっちゃ美味しいですよね。わかります。でも口の端がメイクアップされちゃうんですよね。
    小説の賞のこととか何も知らないので、下読みとか、それの支払い料金とか、すごく興味深かったです。
    カクヨムの読者選考は、というか、ウェブ小説は導線の確保が一番評価に影響する気がします。
  • 〉「ミートソーススパゲティって改めてめっちゃ美味いじゃん!」

    そこですか⁉︎
  • 昔はカルボナーラがなかったので、実家でよくミートソースを食べていて、思い出の味になっています。最近あまり食べる機会がなかったのですが、久しぶりに食べたらめっちゃ美味しかったんですよ。

    「わかつきひかるの小説道場」というYouTubeチャンネル名でわかつき先生がいろいろなお話をされていて、単純に話を聞いているだけでも面白いので、おすすめです。
  •  すごく勉強になりました。下読みとか、そんなこと全然知らなかったです。
     今更なんですが、カクヨムコンって、新人賞を決めるコンテストだったのですか?
     お祭り大将、みたいなものを決めるのかと思っていました。
  • カクヨムコンは普通の小説の新人賞とは少し違うかもしれませんが、受賞してデビューしたらたぶんプロと名乗っていいと思うので(カクヨムプロ部門があったぐらいだから)、Web発の新人賞と思っていいのではないでしょうか、と勝手に思っています。他の新人賞を開催しているレーベルも選考に参加していますからね。
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