概要
始まりの、その前の物語
宇宙にある星々を管理する仕事―【星の管理人】
その最高指導者であるレクターの座は長きにわたり始祖神イニティウムの子孫によって親から子へと受け継がれてきた。
しかし次期レクターとなる少女、エナには始祖神イニティウムの子孫である証が一つ欠けていた。
祖父は彼女に戴冠式の際必要となる七人の使徒の生まれ変わりと各大陸に眠る宝を探す旅に出ることを命じる。
旅の中でわかってくる使徒たちの真の歴史と旅の本当の目的。
嫌いになり、好きになり、憎しみ合い、愛し合いながら少女たちは長い旅の先で自分の“答え”を見つけていく
月、金、日曜日に更新…するつもりです。
その最高指導者であるレクターの座は長きにわたり始祖神イニティウムの子孫によって親から子へと受け継がれてきた。
しかし次期レクターとなる少女、エナには始祖神イニティウムの子孫である証が一つ欠けていた。
祖父は彼女に戴冠式の際必要となる七人の使徒の生まれ変わりと各大陸に眠る宝を探す旅に出ることを命じる。
旅の中でわかってくる使徒たちの真の歴史と旅の本当の目的。
嫌いになり、好きになり、憎しみ合い、愛し合いながら少女たちは長い旅の先で自分の“答え”を見つけていく
月、金、日曜日に更新…するつもりです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不完全という美徳。
まだ読み途中ですが、フライングレビューを書かせていただきます。
この物語の最大の魅力は、主人公エナの「不完全さ」にあると思われますな。
神の血を引くレクターでありながら、聖書を退屈がり、リンゴも満足に剥けない。彼女は選ばれた存在でありながら、決して英雄らしく振る舞えない普通の少女なのです。
しかしその弱さこそが、物語に深い緊張感を与えております。
白い髪という欠けた証、他者の視線への不安、それでも前に進もうとする意志。エナは「神話の後継者」ではなく、「制度に押し出された人間」として描かれ、その揺れ動く心が読者の感情を強く引き寄せます。
エナは強くない。だが、だからこそ彼女の旅は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!神話から始まる星の世界を、少女の旅が優しく切り開く物語
宇宙創世の神話から始まり
星々と七大陸
母なる木プリムスが生まれる――
その壮大な神話譚と
少しポンコツで愛らしい少女エナの旅路が
やわらかく地続きになっていく物語です。
重く荘厳な「星族」の系譜や
「悪魔の子」「神獣」「魔の森」
といった言葉が並ぶ一方で
エナは本当は
冒険小説が読みたい年頃の女の子。
毒舌ぎみの天才薬師カリタス
寡黙な仮面騎士スピーヌス
巨大な狼リキ
そして
どこか憎めない大人たちとのやりとりが
港町や船上、氷の大陸、魔の森といった
舞台を軽やかに彩ります。
焚き火のぬくもり
まずいイカ墨パンの食感
雪を踏む足音──
細部の描写がとても生き生きしていて
頁…続きを読む