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そんなわけで、第十九話「護符」です。
ようやく冒険らしくなってきましたが、このあたりから、これまで撒いてきた伏線が回収されていきます。
(今回もあからさまな伏線がありますねw)
小夜の正体も徐々に明かされてきました。
彼女はか弱く、戦闘には適さないように見えていましたが、とんでもありません。
弟に劣らない身体能力があるばかりか、丸山先生の『オーバーロード』に出てくるエントマちゃんみたいな、符術師の一面も持っています。
もちろん、彼女の能力はこれだけではなく、だんだんその〝化け物〟ぶりが明らかになってきますので、お楽しみに。
そもそも、なぜ藤野家の当主忠興が、家臣もつけずに姉弟だけを送り出したのか、その謎も全然解決されていません。
同家の家宝がなぜ盗まれたのか、それが売却されずに迷宮に隠されたのはなぜか?
姉弟は、南カシルやシルヴィアたちに正直に事情を打ち明けましたが、小夜は案外したたかで、すべてを語ったわけではありません。
もちろん、彼女自身が知らない秘密もあるわけです。
アルテミスの護符は、穢れに対する超強力な拒絶反応を発揮します。
実を言うと、スケルトンの動きがぎこちなく、速度に欠けていたのもその影響です。
この効果は不死者(アンデッド)だけでなく、闇に関わる力全体に作用しますので、その力を使いこなす小夜は、呪術師の天敵といってよい存在です。
エイナの身体には吸血鬼の血が混じっているので、わずかですが彼女も影響を受けていて、いつもより能力値が少し落ちています。
それと、虎丸の戦い方ですが、アデリナとそっくりだということに気づいた人もいると思います。
敵と対峙した際、最初から剣を抜かずに、間合いの感覚を狂わす手法、身体に過負荷をかけた連続攻撃など、まるきり同じです。
これらは東大陸に存在する、様々な流派を取り入れたものです。
当然ですが、アデリナ自身は東大陸と接点を持っていませんから、恐らくその刀が持っていた記憶に影響されたのだと思います。
そんなわけで、緒戦はちょっとした前菜。次回からが本番となります。
次はゾンビかな? ゾンビですよね!ww
どうかお楽しみに!