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【魔導士物語】第四十二話「火葬」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/822139840301615846

そんなわけで、第四十二話です。

「いつもどおり投稿した」と思って、安堵しながらふと前回の日付を見たら、中三日になっている!
今回は「仕事が忙しくて」じゃないです。一昨日の時点で原稿できていましたし、何なら次回分もほぼ完成しています。
これは単純な勘違いです、完全にやらかしました!

というわけで、読者の皆様には心よりお詫びいたします。
でもね、ひと言だけ愚痴を言わせてください。
誰かひとりくらい「おい、今日は更新予定日じゃなかったのか?」と教えてくれてもいいじゃないですか!
……はい、分かっています。他責している場合ではありません。悪いのは私でございます。

さてさて、本文でも触れていますが、この世界では土葬が一般的です。
もちろん、昔からの習慣や、宗教的な影響もあります。
現実的なことを言えば、棺桶を埋められるだけの穴を掘るのは大変でも、火葬のための焚き木を集める方が大変だからです。

本文では王国も帝国も同じだと書いていますが、実際には帝国の方が火葬が普及しています。
これは帝国の教育水準が高いこともありますが、魔導士の存在がより大きいのです。
戦場では伝染病や悪臭を防ぐため、敵味方なく速やかに火葬が実施されます。
この場合は、遺骨を拾って遺族に届けるほど、軍は親切ではありません。
遺族には、単に金属製の認識票(小さなプレートで、首から下げている)だけが送られてきます。

戦場には必ず魔導士がいますから、ファイア・ボールで短時間に効率的な火葬が可能になります。
徐々に火葬が普及しつつある都会ではどうしているのでしょう?
実は、魔導士のすべてが軍に所属しているわけではなく、民間の魔導士も存在しています。
葬儀業者は彼らと契約を結んで、火葬に必要な燃料代を節約しているのです。

ただし、民間魔導士のレベルは低いので、上級魔法であるファイア・ボールは使えません。
ファイア・ウォールなど中級の炎魔法で火葬するため、骨にするまで結構な時間がかかります。
そのため、薪との併用も行われています。

あと、これも本文で出てきますが、エイナは移動する場合、無意識に魔力感知を実施しています。
感知範囲は半径二キロ程度で、それ以上動いたり、今回のように建物から外に出た場合など、瞬間的に周囲を警戒するのです。

そんなわけで、次回は舞台が帝都に変わります。どうかお楽しみに。
お願いですから、告知なしに更新が遅れている時は、うっかりの可能性があるので教えてください!

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