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【魔導士物語】第二十四話「第二の襲撃」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/822139836717002846

そんなわけで、第二十四話です。

前回を反省して、今回はかなり話が進みました。やればできるじゃんww、自分?

直系眷属が生んだ第二世代の吸血鬼は、能力的にはかなり低く、人間の兵士でも十人くらいいれば、どうにか対抗できます。
彼らだってもとは普通の人間ですが、吸血鬼化すると良心や世間体といったタガが外れてしまい、欲望がストレートに出てきます。
彼らの役目は、真祖や直系眷属が吸血のための生贄をさらって献上することです。

吸血鬼は処女や童貞を好むので、いくら欲望に衝き動かされても、主人より先に生贄を犯すことは許されません。
結局、彼ら最底辺の吸血鬼に与えられるのは、あらかた血(生命力)を吸われてしまった死にかけの抜け殻です。
当然のように、好きなように犯され、処女や童貞は奪われています。

そのため三下の吸血鬼は、生贄をさらう前にその陰部を弄ぶことが、普通に行われます。
要するに性交さえしなければ、何をしたって(それがバレたとしても)許されるということです。
彼らも一応は吸血鬼ですから、魅了(チャーム)能力を持っているので、犠牲者が気づいても抵抗できなくされてしまいます。
今回の襲撃犯は女の吸血鬼だったので、連れ去る前に若い男の子の〇〇〇を×××ったり△△いたりして、たっぷり溜まっているアレを美味しくいただくつもりだったのでしょう。

時代劇ではよく、主人公の剣士がつれづれに小刀で仏像なんかを彫っているシーンが出てきます。
単純に暇潰しでもあるのでしょうが、心を静めて平常心を保つ効果があるのだと思います。
どうやらアデリナは、自分が好きなネコの置物を彫って、あちこちで配っているようです。
自己顕示欲の強い彼女らしいですね。

当然、ネコの置物の底面には〝アデリナ十八歳〟と彫ってあると思われますww

次回から、南部最後の開拓地、夜森へ向かう旅が始まります。
そんなわけで、どうかお楽しみに!

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