学園一の落ちこぼれと蔑まれる俺、実は無限の経験値で美少女をプロデュースする伝説の育成家でした ～俺の正体を知らないエリートたちが、俺の育てた”最高傑作”に蹂躙されていくのを眺めるのは最高の娯楽です～

王立魔術学園で、俺は「生ける化石」と呼ばれている。
名門侯爵家の次男として入学したものの、俺のレベルは1のまま、一切成長しないからだ。兄や元婚約者からは「家の恥」と蔑まれ、同級生たちからは嘲笑と憐れみの日々。――だが、それは全て、俺が望んだシナリオだ。

俺のスキル《無限経験値バンク》は、自分を成長させる代わりに、無限に増え続ける経験値を他人に譲渡できる、究極のプロデューサー能力。俺はこの力を、命を懸けるに値する真の”原石”にのみ与えると、とうの昔に決めていた。

「落ちこぼれ」の仮面を被り、数年間、学園の全てを観察し続けた俺は、ついに投資すべき”最高傑傑作”たちを見つけ出す。才能がありながらも不遇をかこつ、心優しき少女たちを。
人目を忍び、秘密裏に俺の無限の資産（経験値）を注ぎ込まれた彼女…続きを読む