概要
——あの人の隣で。
学校で「姫」と呼ばれ、高嶺の花として崇められている妃ノ宮白那。そんな彼女は同じクラスの足本博一と秘密の友達関係になっていた。
二人は野球好きなマスターが経営する喫茶店で会うのが日課だった。
ひょんなことから博一の親友である中野謙一も同じように秘密の友達関係に。
かつてU12の代表に選ばれるほどの実力を持っていた博一はとある一件を境に野球のプレイヤーから距離を置いていたが、偶然通っている高校の練習試合に遭遇。
白那と謙一の暴挙で半ば無理矢理助っ人をすることになり、県内トップの打線を抑えたことで部長から熱心な勧誘を受けることになってしまう。
二年でわざわざ今更やるのも、と迷っていた博一。
しかし、今も尚野球が好きなのは変わっていないこと。
加えて白那にも背中を押されたことで
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