リュウ

捜査記録恒久保存法の施行により、すべての刑事はAI搭載犬型支援機「K9-Assist」と行動を共にする時代。 これは孤独な刑事「若槻」と、K9-Assist「わん公」の物語。

陽菜は偶然、弟の友だちの實に会った そこから始まる、ふたりの関係 １００００字ちょいの短編です。 １話は少し長めです。 ＊＊＊大人の恋愛が苦手な方は読まないでください＊＊＊ …

まじゅがX（旧Twitter）で毎日（基本的に）連載してる、140文字小説のまとめです。カクヨムには一週間ごとに金曜日に上げていきます。お読みいただけると、幸いです。

彼女は、最後の晩餐にカップ麺を選んだ。 それはささやかな儀式であり、別れの宣告でもあった。 湯気が消えるとき、愛もまた跡形なく消えてなくなるのだろうか。

地球規模の厄災が迫る。AIは対処法を示した。その結末は・・

堅実に暮らしてきた。でも、アレが私を狂わせた。

祖父母に育てられた僕は、今、父になった。息子を見て思い出すのは、あの頃の祖父母の背中と、伝えられなかった「ありがとう」。後悔と感謝の念が心を締め付ける、感動の物語。

妻に帰るコールをして家に帰るとそこには！ 1分で読める創作小説2025に参加させていただきました。前世で書いたやつですが、ちょうどいい短さだったので。

昭和五十年代の、とある町。 高校一年生の「僕」は、毎朝バス停から病院の時計台を見上げる。 屋上で洗濯物を干す若い看護婦さんは、いつも空を見上げていた。 百人一首の歌とともに、その…

ぼくのおじさんはチンピラ。 いつも自由にフラフラと生きている。 将来、ぼくもおじさんみたいな、 チンピラになりたい。 隣乃となり様自主企画 『オム・ファタール=人を魅了し、破滅に…

※『第4回「G'sこえけん」音声化短編コンテスト　ボイスドラマ部門』への投稿作品です。 主人公ハルカと、幼なじみユウタの会話劇です♪

高校の入学式で、主人公は隣の席に座る美しい同級生の女の子に目を奪われる。彼女の名前を知りたいと願うものの、なぜか彼女の名前は誰にも分からず、本人に尋ねても答えてくれない。主人公は…

そこは、海辺のひなびた駅のホーム。 特急列車と各駅停車が信号待ちをしています。 発車するまでの五分間の物語。 「最後の5分間」 ＜小説×朗読コラボレーション・コンテスト応募作品＞

地元の先輩に誘われて始めた怪しいバイト。 水を注ぐだけの簡単な作業のはずだった。

純愛だと信じていた映画が、まさかの不倫ものだった——。 小学生の私が「マディソン郡の橋」にときめいた理由と、 今でもあの恋を美しいと思っている理由。

　霧の森の中に、小さな、小屋のような家が建っています。 　黒い髪をした、とび色の瞳を持つ、色の白い女が住んでいます。 　女は、生まれてから、一度も外に出たことはありません。 　…

約2500字完結済 雪女と雪男って言葉的には対比されてますが、その意味は全然違いますよね。 雪女の伝説は、各所でさまざまなものがありますが、有名なのは小泉八雲の怪談です。登場する…

主婦と娼婦の違いは、これがお金になるかならないかだ。 ９０００字弱の短編です。 １話は少し長めです。 ＊＊＊ダークサイドが苦手な方は読まないでください＊＊＊ 『この物語は、法…

ホラーとは名ばかりの下ネタでブラックなコメディです。 ※大人向けです。

　私は、とある宗教団体の『教祖』である。本物の霊能力を持った立派な人物。 　そんな私は、少しでも世の中を良くしようと『ありがたや霊水』という名の商品を販売し始めた。これを飲めば…

大水槽、クラゲの水槽、深海生物の企画展、生態系の解説。穏やかな平日の水族館。 同僚の彼と話しながら、深海に、生命に、思いを馳せる。 でも彼の……淋しげな、意味深な態度は、何なんだ…

中学時代、不良に暴力を振るわれカツアゲされていた主人公。誰にも言えなくて悩んでいたところ、ばあちゃんに知られてしまった。 親戚の子どもに本当に起きたほぼ脚色無しの実話です。ばあ…

報道カメラマンの「俺」が遭遇した、満面の笑みを浮かべた男にまつわる話です。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません ※小説家になろうにも掲載し…

「私」と、苦手な母親の話。

心の中で 生まれた種

＊「カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】(10首連作部門)」への応募作品です。縦書き閲覧がおすすめです。

舞台は、地球人と異星人の交流がある未来の世界。 怪獣が好きな高校生の星野結菜は、近所に住む「怪獣に似た宇宙人」とも仲が良い。 しかし、この家の息子には、誰にも言えない秘密があるよ…

ミミズの事、知ってますか？ ハシビロコウってご存知ですか？ いや、知らんけど。知りたくもないわ。 まぁ、そう言わずに、ミミズやハシビロコウの事、学んでみませんか？ という訳で、…

とある街に住んでいるニワトリのコッコ君は、毎日街の動物達と一緒に楽しく暮らしていました。 でも、そんなコッコ君にはある悩み事が。 （みんな、色々なすごい事が出来る。きれいな羽…

7月20 1年2くみ　かすが　あおい きょうからなつ休みがはじまりました。 しゅくだいがいっぱいでたけど、はやくやろうとおもいました。 こくごとさんすうは、ぷりんとをもら…

「そんなこと」と「どんなこと」がすれ違いながら問い続ける。 変われないふたりの、静かな対話です。

とある中学校。飯島虎彦と平近怜央は、「簡易版コックリさん」という降霊術をやってみることに。 しかし教室の天井から、「人間ではない存在」冬野玲奈が見ていた―。

１３歳になった優乃には大好きな人が居る。 その人の名はせつ子さん！　亡くなったママの古くからのお友達で、ママが病気で入院したのを機にお隣に引っ越して来てくれて、本当の家族みたい…

「また、聞こえるわね」 母のその一言から、すべては始まった。

カワリモノの両親を持つ、鈴木スピカ、16歳。 それは思春期、青葉の頃。 16歳を迎えた夏、秘密を抱え、大人への脱皮を迎える。

突然 青年の元に現れた「神」を名乗る男。 青年にああしろ、こうしろと口出しする。

平凡なサラリーマンの彼は、ある日の交通事故で妻を失い独りの生活になった。それからは、働く気力が無くなり、会社を辞めて加害者からの保険の賠償金でささやかな生活をするようになっていた…

吹けば飛ぶような会社にお勤めしてン十年？？　カレシ居ない歴１０年越えのお局様だけど……どこか可愛いアラフォー女子の華恵さん！ 今夜はどこの飲み屋で、どんな“やらかし”をやるのだろ…

運転手がパンダの格好をした奇妙なタクシー。 家路に向かう車内で交わされる会話はいつしかパンダの身の上話に。 疾走していくタクシー。 剣呑さを増していくパンダの自分語り。 その行き…

私の隣には詩人が住んでいる。彼と私とはただの知り合いにすぎないが、かつて訳もなく死について語り合った仲だった。 それ以上でも、それ以下でもない。 ――今際の際に、あなたはどんな…

借金まみれの猿子猛は、天人に金塊をもらった、という伝説がある山へ行く。なんと本当に天人（？）から金塊をもらう猿子。しかし、再び山へ行ってみると…？

4月に就職する井上は、職場に近い破格の条件の部屋に引っ越すが、深夜に血まみれの女の幽霊を見て恐怖に陥る。 ホラーファンの友人青柳に相談し、その部屋が事故物件だということを知るが―…

男の家にやってきた"あいぼうロボット" 自分とまったく同じ性格に作られたそのロボットは、友人のようであり、新しい気づきをくれるかけがえのないパートナーだった。

夢を覚えていない男。 夢を現実だと思う女。 夢が消えずにいることを願う女。 ただの眠っている間に見た夢でしかない幽かなつながりが、三人の運命を変える。 始まりも終わりも夢。 …

お腹が空いたとしても、他人の書いたメッセージを読む方が楽しい。彼は朝早くから起きて、自慢のAI人型ロボットから語られるメッセージに耳を傾ける。その至福の時は永遠に続く。