概要
高校一年生の僕がはじめて恋したひとは、空に焦がれるひとでした
昭和五十年代の、とある町。
高校一年生の「僕」は、毎朝バス停から病院の時計台を見上げる。
屋上で洗濯物を干す若い看護婦さんは、いつも空を見上げていた。
百人一首の歌とともに、その記憶はこれからも僕の心にきらめき続ける――
ほろ苦くて、いとおしい、ノスタルジー青春掌編。
クロノヒョウ様の【第68回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画:お題/天女の住む時計台】参加作品です。
高校一年生の「僕」は、毎朝バス停から病院の時計台を見上げる。
屋上で洗濯物を干す若い看護婦さんは、いつも空を見上げていた。
百人一首の歌とともに、その記憶はこれからも僕の心にきらめき続ける――
ほろ苦くて、いとおしい、ノスタルジー青春掌編。
クロノヒョウ様の【第68回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画:お題/天女の住む時計台】参加作品です。