「彼女」の独白から始まる物語。「私は、人を殺した」そんな台詞が放り投げられ、思わずのけ反ってしまう。ゆらゆらとした走馬灯のような描写から最後、深いため息をついてしまうような結末。心地よくはないかもしれませんが、それだけに深い読書体験が味わえると思います。
【レビューコンテスト応募】誰を待ってるのだろ?と思いながらついぞ誰かはわからない。沢山の人がひしめき合う都会の中の日常の暗い部分を淡々と書き出している。そう、笑ってるけど、それ、ほんとの笑顔なのって聞きたくなる。皆んな、わかってるけど、本当の事を知りたくないと思ってるんだ。知ったところでいい事なんかないからね。彼氏は彼女に甘いことばで嘘をつく。ホストは飴とムチを使い分けて女を操る。死んだ彼女の本当の事なんか誰もわからない。そうやって、わたしはここで誰をまつ?
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