概要
仕事はチョー簡単。お椀に水を注ぐだけ。それで2万、全部お前のもんだ
地元の先輩に誘われて始めた怪しいバイト。
水を注ぐだけの簡単な作業のはずだった。
水を注ぐだけの簡単な作業のはずだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!闇バイトの不気味な正体
悪い先輩の紹介で「簡単に稼げるバイト」に手を出した主人公が、正体の分からない不気味な作業に関わり、やがてその裏にある恐ろしい実態を知ってしまう話です。
導入はかなりリアルで、若さゆえの軽率さや、目先のお金に流される感じに妙な説得力がありました。
その分、後半で明かされる仕事の正体がよりぞっとします。
水を注ぐだけという単純作業の異様さと、後から真相が見えてくる流れが印象的でした。
大げさに叫ばせる怖さではなく、現実の延長みたいな空気でじわじわ追い詰めてくるのがこの作品の魅力だと思います。
短くまとまっているのに読後感は重く、強く印象に残るホラーでした。 - ★★★ Excellent!!!作業時間二十分。報酬、二万円。
雑居ビルの一室。
パイプ机の上に並べられたお椀。そこに水を浸すだけ。
お椀中には……赤黒いシミのついたガーゼが入っている。
でもそこに、水を浸すだけ。
それだけで二万円もらえるそうです。
作業にして二十分程度。
私が昔やった引っ越し屋のアルバイトが、丸一日力仕事をやらされてもらえたのが一万円。
それが馬鹿馬鹿しくなる値段です。
世の中にはこんなに美味しい仕事があったのだ。
……ただ、騙されてはいけません。
物事に理由がないわけがないのです。
ゴム手袋はちゃんとつけたか? お椀を丁寧に触ったか?
とにかく、中の水に体は触れてないか?
細心の注意は必要でしょうな。
何せ、…続きを読む