人が書いたラブレター。マナー的にはあんまり人に見せるものじゃない……とはわかっているけれど、やっぱり見られるものなら見てみたい。
そして、堂々とラブレターを回し読みできる機会があったら、まず間違いなく盛り上がる。卒アルと同等かそれ以上の盛り上げパワーのあるガジェットであることは確定している。
本作では舞香とヒロくんの夫婦が家の中で「舞香の父」が書いたラブレターを見つける。
お父さんがお母さんに向けたラブレターなので、もちろんその場で読んでしまう。
字が綺麗。そして誤字もある。「手書きあるある」な特徴の一つ一つがなんとも興味深いし愛おしい。
そうやって盛り上がったところで、舞香は「ラブレター」として不可欠な「あるもの」があにのでは、と気づかされるが。
その先の展開はとにかく「オシャレ」の一言。
とある文豪にまつわる「このエピソード」は一回知ったらどこかで使ってみたくなるようなワードでベスト10に入ること間違いなし。
このワードが本気で「この用法」で使われているラブレター。それは間違いなくオシャレな一品で、読めて良かった逸品であること間違いなし。
ほんわりとした楽しい時間。そして最後にやってくるワンポイントのオシャレ感。読み進める事にどんどん舞香たちと一緒に楽しさいっぱいの心境になっていきます。