概要
貴族の姫らしくない姫君と曰く付きの横笛を奏でる少将。定めが動き出す…!
わたしたちの知る平安京とは、少し違う平安京の物語。
揚羽(あげは)は、大納言の姫でありながら姫君らしくあることを厭い、好きなものに一途だった。
虫も鳥も獣でさえ、彼女は素手で触れている。長く美しい黒髪を紐で一つ結びにして、庭を駆けまわっていた。
そんな様子から、人々からは『蟲狂いの姫』とあだ名されるようになる。
けれど、揚羽は全く頓着していなかった。
誰にも邪魔されず、生き物たちと戯れる日々が好きだから。
しかしある時、変わり者の彼女を愛してくれた両親が何かに襲われ、邸にも住めなくなってしまう。
揚羽は偶然出会った少将・柊(ひいらぎ)と共に、両親を殺した相手探しをすることに……!
化人(けにん)と呼ぶ不思議な従者たちとも協力し、揚羽は敵を捕えることが出来るのか?
〘学生時代に書いた
揚羽(あげは)は、大納言の姫でありながら姫君らしくあることを厭い、好きなものに一途だった。
虫も鳥も獣でさえ、彼女は素手で触れている。長く美しい黒髪を紐で一つ結びにして、庭を駆けまわっていた。
そんな様子から、人々からは『蟲狂いの姫』とあだ名されるようになる。
けれど、揚羽は全く頓着していなかった。
誰にも邪魔されず、生き物たちと戯れる日々が好きだから。
しかしある時、変わり者の彼女を愛してくれた両親が何かに襲われ、邸にも住めなくなってしまう。
揚羽は偶然出会った少将・柊(ひいらぎ)と共に、両親を殺した相手探しをすることに……!
化人(けにん)と呼ぶ不思議な従者たちとも協力し、揚羽は敵を捕えることが出来るのか?
〘学生時代に書いた
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お転婆姫と化人たち、そして少将の織りなす妖調伏ファンタジー
主人公・揚羽は虫を愛する奇特な姫君。術師の血を引く彼女は、従者である化人たちとともに、都に夜な夜な出没する妖を調伏していました。そんな彼女と偶然出会った少将・柊は、自らの受け継いだ笛に宿る不思議な力を用いて、やがて揚羽たちの妖調伏に加わることになります。次第に揚羽と柊は、お互いにとって大切な存在となっていきますが、彼らの行く道のりは平坦なものではなく……。
揚羽と柊の心の揺れ動きの描写や、戦闘シーンの迫力には目を見張るものがあります。私たちの知っている平安京とは少し違う古都で繰り広げられる、妖調伏譚を是非堪能ください。