月相

世界は二度目の世界大戦に突入した。ヒトラー率いるナチス・ドイツがフランス侵攻を開始する。同時にスターリン率いるコミンテルン・ソビエトは満州に侵入した。ヨーロッパから極東まで世界を…

「還行（カンギュル）」が宣布された。アグルクは共に暮らすサリムを儀式場に連れていくと偽り、彼女を生かすための静かな戦いに踏み出す。過酷な旅路は、やがて二人に容赦ない死と選択を突き…

ヒロインと攻略対象に殺されるラスボス悪役令嬢なんて真っ平御免っ！ 悪役令嬢の運命から逃れるために、冒険者になって自分の手で運命を覆してみせます！ 王立学園に入学する直前で、自分…

特に人気もないんだけど桃子の趣味で書いています。 短編「大家キリコの秘密の依頼」に出てきた縁戸津不動産。 短編「縁戸津不動産です！　いい物件ありますよ？」 「縁戸津不動産」シリー…

剣と魔術、そして銃と飛行船が生まれ近代化が進みつつある異世界。 ソルロンド伯爵家の十男として転生した主人公。 元服の日を迎えると同時に無能力者の烙印を押され、追放される。 …

とある王国の騎士団と魔導士団は、上層から末端に至るまでとにかく全員が犬猿の仲。 国軍の両柱がそんな有様では敵わないと、王はある命令を下す。 それは、次代の長だと言われている二人の…

日本語の語彙であるのにカナ書きをよく見かけるものを列挙してみた。 ワタシ、コクる、セリフ、ブス、オシャレ、モテカワ、ケンカ、マジメ等そんな感じの単語たちです。

様々な語尾をその話者の特徴とともに紹介します。 語尾以外にも、人称、あだ名、親族の呼び名などの種類についても書きました。

中学二年生の夏休み、若葉は引っ越した先の海辺の町で新しい友だちを得る。彼らと過ごす、穏やかで楽しい夏。そんな中、若葉の持病が悪化して、友人たちは……。 （以前に公開していたものの…

　腕っぷし最強の女騎士団長、フューガ・ミュラー。 　しかし彼女には致命的弱点があった。 　ここは騎士ともなれば魔法が使えて当然の世界。 　しかしフューガはせいぜい干し肉を炙るの…

致死性ウイルスにより人類の多くが死滅した世界で、ペットのロボット犬と共にひとり取り残されてしまった主婦の話。 　■　■ 一初ゆずこさん主催の『光と闇アンソロジー　狭間を旅する…

異世界転移した高校生男子とドラゴンの少女とのほのぼの飯テロ観光旅日記。 高校生の優也は、なぜか来てしまった異世界で、ずっと閉じ込められていたドラゴンの少女──シルと二人で旅をし…

短編の純文学です。 円城塔賞のために加筆しました。

2022年ロシアはウクライナ侵攻を開始した。 大日本帝国はウクライナ支持を即座に表明し、人道支援を開始し、武器弾薬の供与を先駆けて行う。しかし、現地で人道活動中の民間人がドロー…

「日本には裏の政府があった…」 後に世界中の政治家や資本家が身震いした存在が日本にあった。 半世紀以上に渡る大戦略を策定する総合戦略研究所は対米決戦回避と対独決戦の『日本必勝…

八八艦隊案を押しのけて勝利した金田俊太郎中佐の『50万トン戦艦』計画だが、軍縮条約を逃れるため『50万トン空母』と称する。条約の効果が切れた後に戦艦に切り替える方向が定まった。し…

自作『大日本帝国必勝論』の戦後を一話完結方式でポンポン投稿しています。 大日本帝国必勝論はこちらから↓ https://kakuyomu.jp/works/1681733065…

愛国者たちは同胞を集い秘密結社を組織した。日本の永遠なる栄光を掴むため、政治、外交、軍事、経済等々に介入する。より良い日本を目指して辣腕を振るう。 ※要は自作『大日本帝国必勝論』…

金田中佐の私案は八八艦隊計画を呑み込んだ。彼の構想から30年が経過して大日本帝国は対英米決戦に突入している。連合国に対して連戦連勝を重ね、日本軍が次に狙うはミッドウェー島だが、米…

安倍晋三元首相はテロリストの凶弾に蝕まれて生死をさまよった。彼は祖国の没落を静かに見届けることを拒み、この世に大復活を遂げ、死線を搔い潜った大政治家は覚悟を改める。偉大な大日本を…

ほんの軽い気持ちで架空戦記を書き始めてはや数年が経過した。大変ありがたいことに初期の『大日本帝国必勝論』から多くの方にお付き合いいただけている。賛否両論に溢れた。良くも悪くも個性…

大日本帝国がいわゆるチートバグで超強化された世界線のお話しです。今までよりも圧倒的にメチャクチャなコメディーと認識してください。真面目な考察や現実的なご意見はご遠慮ください。日本…

舞台は異世界の交易都市《ミストラ》。 魔導具や魔法が存在するが、生活は意外と質素で、食文化はそこまで発達していない。 特に「焼き立てパン」「平たいパン生地」程度はあるが、“ピザ”…

大ゲルマンの民よ、どうも、ごきげんようである。私はアドルフ・ヒトラーを纏った一般人である。不慮の事故から並行世界へ移動した上に激動の時代に遡った。それもアドルフ・ヒトラーに転生す…

ナッシュベル王立召喚士学校に通う落ちこぼれ召喚士リズーニア・シェルダン。彼女が召喚術の授業中に召喚したものは――キモい“手”だった。

人魚が浜辺に打ち上げられていたから、助けようとしのだ。だが彼女は言った「人魚ではない、ジーロだ」と。すさまじく迷惑そうな顔で。

結婚相談所のコンサルタントとして働く“私”が担当することになった“B”は、一見すると地味で生真面目な女性なのだが……。 【他掲載先　※敬称略】― 許可なくコンテンツまたはそ…

闇の中に隠された記憶は、少女と青年貴族をどこへ導くのか――。 時は平安。記憶を失くし、少年従者として紀貫之に仕える少女・朱鷺（とき）と、彼女を想う貫之の甥の鷹晴。 貫之の任地で…

大河歴史×ブロマンス 紀元前6世紀、欒書は山西省に位置する晋で生まれた。 数百年を続く名家、古い貴族として。 約束された栄光と重い責務を生まれながらに背負いながら、彼の人生は…

「峠の上から初めて村を見た時は、くらくらしました。切り立った崖にはさまれた谷底に、赤い瓦屋根の家が並んでいて、教会のような建物があって、学校があって、集会場があって、その向こうに…

コンピューター男子、工藤マナカにはミニスカ美少女、幼馴染ハルがいた。ハルは「私も情報科、受けるからね。これは決定事項でーす」と言ってくる。無事合格し、工業高校へと進学。二人はずっ…

人の恋愛観とか歴を聞くの楽しくないですか。某海鮮居酒屋で、時にぶつかり共感したりなんだかんだする話を書いてみたくなったので、のんびりと書き連ねます。 くれはさん主催の自主企画『…

年末の帰省、今年は長めの休暇をもらってクリスマス・イブ当日に。大混雑の最終列車、その向かう先の故郷の町では、もしかしたらあの彼女が待っていてくれるかも知れない。知らんけど。 く…

遊牧の民の族長の娘ナランツェツェは、青い瞳の異邦人ポーリャと同じゲルでしばらく暮らすことになった。 長い夜、ポーリャははるか遠くの生まれ故郷の話をして聞かせる。それは取り戻せない…

『旅をする──ドラゴンの少女と巡る異世界』の番外編集。 本編はこちら → https://kakuyomu.jp/works/1177354054935110451 このお話は…

税が払えないなら１人兵役に出せ。 そんな取り決めのためにクエルは村から出ることになります。 ただ、この兵役は過酷で今まで無事に帰って来たものはいません。 古傷の為に２０歳まで生き…

復讐をテーマにしたダークファンタジーです。 【あらすじ】 　商家に生まれ１８歳になったテニアスの故郷エウボニアはある日突然灰燼に帰した。 　隣国シュッツガルドの新王トゥボレニア…

ふと思った答えが明確でない感じの質問や未来の話をして、AIに回答してもらうコーナーです。 単純に調べてこないような質問などをしていきたいです。 AIくさいデータを並べたり、妙に人…

秋も終わりに近いある日の午後、森に囲まれた小さな村に、 不思議な旅人が現れた。道化姿で『狩人』を自称する謎の男は、美しい笛の音と巧みな話術で村の子どもたちを禁断の森へと誘う──。…

江猟市（こうりょうし）で暮らしていた市民の声を集めています。 これは今は亡き貴重な記録です。 このデータが以後の活動に役立てられることを願います。 　　　　　　　　　　　　　…

貴族令嬢エレナは、前世のワイン愛好家記憶に目覚め、時空魔法とアイテムボックスで辺境の荒れ村マークバラードへ旅立つ。武装メイド・エルルゥと風魔法使い・シルビアを相棒に、葡萄畑を耕し…

植民地連帯・ボビンレースと識字にまつわる百合ラブコメ 南洋に位置するアーヌエヌエ王国の尚書であったイネスは、女王ハシンタの廃位により、彼女の嫁ぎ先である北西の辺境の島、ダムハン…

戦争後のこの世界を支配する、唯一最大の大都会、市《シティ》。そこで働く私はある出来事によって、社会のメインルートから脱落することになった。そして降誕祭《ナビダード》の夜、この巨大…

　零合百合文芸コンテスト　最終候補作品 　エリート舞台少女 東山透子は、音楽高校進学後初めて自分以上の才能 紀平吉良に出会う。 　照明を背に立つ彼女の立ち姿があまりにも眩し…

11月を彩るお題企画【#novel首塚2025】 光顕には首しかありませんがラブコメのはず。 お題はゆっくり追いかけていきます。

母に会わせてくれ——他の集落への妻贈りの儀式で花嫁に選ばれ、旅立ちの日が迫った少女ララ。彼女は親のいない精霊の子として育てられた。旅立ちの日までにこの地にいるはずの精霊の母を探そ…

本当の世界に連れて来られた主人公ユーリは、救世主として迎えられ、戦士たちと共に魔物と戦う事となった。

＜作者より＞ 10月中に1万字、やれると思いましたが無理でした。ざんねん（遅筆なくせにとりかかりがおそい）！ というわけでゆっくり更新してまいります ◎登場人物 ▼白蓮／レン…

　安倍セイメイの名は二つある。史料には晴明、説話には清明。幼名も同じく二つ、童子丸と尾花丸。 　一つの伝承に二つの名前。それが示すところは一つ――安倍セイメイは二人いた。その片方…