瑞々しい言葉遣いが売りの作家さんです。「瑞々しい言葉遣い」とは、なんと言いますか、作品を読んだ後にフレッシュな気持ちになれる言葉の選び方をしている、というようなニュアンスです。なのでこの夏、涼を求めていい気持ちになるためにこちらの短歌集、いかがでしょう。
僕は「窓」の一首が好きかな。切ない気持ちと大切な青春時代の思い出、どちらもピリピリと青々しく感じられました。
ナツガタリの企画で詠まれた短歌たち。一夏の思い出に、また夏の思い出の締めくくりに。
「そういえばあの夏、こんな短歌と出会ったな」と、後で振り返るだろうな……そんな気がする作品です。