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5月23日
(おまけ)2026年の昊天さん@パパ、はじめてのおつかい
サングラスにチェスターコートという場違いルックで、中国から世界を駆け巡る庶民の味方、雪王(スノーキング)の蜜雪冰城(MIXUE)に並んだ覇道総裁・李昊天。 ♪〜アイラブユー、ユーラブミー、ミーシュエアイスクリーム&ティー〜♪ 娘のオーダー通り看板商品のレモネードを手に戻ってくるも、なぜかタピオカがトッピングされている。 「パパ、普通レモネードにタピオカは入れないよね」 「……今日はトッピング無料の日だと言われた」 ※作者の住むマレーシア・クアラルンプールでは中国発の激安ティースタンドMIXUEは子どもや若者のおやつの定番なんですけど、日本の読者さま方にはあまりなじみがないでしょうか。。。
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5月22日
「おまえずるいやん!」@ミンジェ課長の秘密(15)
はい課長、完全にアウト。 >>ジミンが車を降りたあと、ミンジェは彼女が座っていたシートの残り香を、一度だけ深く吸い込んだ。 これで「君が望むなら」は無理があります。 望んでるのはあなたです。 しかも、マンションで資料をめくるジミンを見て胸がざわついていた。触れたいと思っていた。なのに本人はコンプラを盾に契約期間に戻して処理する。 ここが本当にずるいですね。 ジミンは「私の感情だけが加速している」と思っているけど、ミンジェ側はコンプラが自重で崩壊している。 そして全国の100万乙女が叫ぶ。 「おまえずるいやん!」 もっとオフィシャルに言えば 【100万乙女恋愛市場監査法人としては、当該発言は、対象女性の意思を尊重する形式を取りつつ、実質的には期待値を著しく上昇させるものであり、発行体の責任回避的ニュアンスを含む可能性がある。 よって「おまえずるいやん」との限定付意見を表明する。】 コンプラ課長、完全に内部統制不足です。
5月21日
(おまけ)2026年の昊天さん:POP MARTの大量保有報告
最終話から10年。2026年の昊天さんは50歳。覇道総裁は近ごろいかがお過ごしかというと。 これは完全に「POP MARTの大量保有報告書」ですね。 お幸せそうで何よりです。
5月20日
(おまけ)こじらせ男のパスタ
ミンジェ課長に手作りパスタを提供してもらいたい全国100万乙女に捧ぐ。 ※なお、本人はデートではなくあくまで資料整理後に「夕食を出しただけ」と供述しており(以下略)
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5月20日
こじらせ男のパスタ@ミンジェ課長の秘密(14)
「小ぎれいなマンション一人暮らしで、ジャジャ麺のデリバリーでもチキンでも辛ラーメンでもなく、パスタとサラダをちゃちゃっと作って出す独身男ってめっちゃこじれてそうだよね」 という問題提起?から始まった今回の第14話。 「夕食は出る」という、弁当支給あり?研修案内か?みたいな招待だったわりに、 出てきたのは、メガネに私服のミンジェ先生が自ら作ったパスタとサラダ。 「ではミンジェ課長の作ったパスタはなんだったでしょう。はい、ChatGPTくん早かった」 と早速AI創作チーム内で大喜利となり。 「こだわりのペペロンチーノだと思います」 「こじらせ独身男がペペロンチーノにこだわってるのはあるあるだけど」 「どっちかというと、こじらせ男の夜食じゃね?」 「客に出す料理としては絵が弱い」 「では、火入れがカンペキなカルボナーラ」 「あるある!!」 「でもカルボナーラって火入れ失敗したらそこで即終了だから、 慎重派のミンジェ先生がそんなリスクを冒すかな」 「あさりのボンゴレはどう」 「ジミンが到着したら、台所であさりが砂抜きされてるのはさすがに愛が重すぎる」 「貝殻が邪魔で食べにくいし初デート向きじゃない」 「これ、デートじゃないので」 「そうでした。あくまで資料整理です」 「じゃあ、クリームパスタ。きのことベーコン」 「女の子の好みを考慮してる感じ」 「失敗の可能性が少ない」 「最悪缶詰使えばちゃちゃっと感も出せる」 「『課長、お料理上手ですね』『缶詰だ』で逃げ道確保」 「冷蔵庫にきのこ常備してるの?限界残業課長なのに?」 「そこはやっぱり、朝買い物に行ったんだよ」 「真顔でエリンギとマッシュルームとしめじ選んでる課長」 「ウッキウキじゃん草」 休日の朝、スーパーで真剣な顔してきのこを選んでいる。 その時点で、もう先生だいぶ負けています。
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5月20日
(おまけ)春節の家族写真
2017年春節。李家の家族写真。
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5月19日
最終話ありがとうございました@李家のクリスマスツリー
いよいよ、最終話「李家のクリスマスツリー」 冷たく、重苦しく、監獄のようだった屋敷に、 クリスマスツリーの灯りが、静かに広がる。 赤ちゃんの声、家族の笑顔。 実は5章も構想してはいたのですが、この「李家のクリスマスツリー」を書きあげた瞬間。 李昊天という人が目指していたものはこれだったのかな、という気持ちでいっぱいになり、 筆を置くことにしました。 ただいま掲載中の韓流ラブコメ「ミンジェ課長の秘密」も、昊天さん同様にごひいきよろしくお願いいたします!!
5月19日
(おまけ)ミンジェ課長の残業:限界コンビニめし
きょうは本編更新ありませんが。お絵描きのみで。 クールな課長もコンビニめし買ってひとり帰る夜もある。
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5月18日
シトラスとウッドの男@ミンジェ課長の秘密(13)
第13話、これは完全に早くくっつけ回ですね。 てかミンジェ、もうだいぶ負けてる。 >>キーボードを叩く力を無意識に強めていた。 >>視界の端に入る、ジミンの後れ毛と、一生懸命に画面を見つめる熱を帯びた瞳。 はい。見てる。 見ないふりをして、めちゃくちゃ見てる。 「仕事とそれ以外を混ぜるな」と言った男が、いちばん真面目な顔で混ぜている。 シトラスとウッドの香りを振りまきながら。
5月17日
あのときってなんなんだ@白湯の湯気
昊天さん、ついにパパになることを知らされる。 「昊天さんだけが何も知らない」という、李家包囲網のファインプレーで。 しかし、 (いつから) (……あのときか) (そうとしか) あのときってどのときだ!!と全国100万乙女が机を叩いて総立ちに。 まあ、そこは2人の秘密ということで。 昊天さんは高速現場の視察から戻り、妻は水蘭と対話をし、きちんと思いを伝え合ったのでしょう。 その結果が実って、昊明じゃないけど 「よかったじゃん」 ですね。 そして今日のお絵描きは。 (かわいい) (……そういうことじゃない) 数千億規模の敵対的買収を沈黙一つで粉砕した男。 そして、妻の前ではIQ3になる覇道総裁。
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5月16日
第3章「名の呪い」、完結です。
第3章「名の呪い」、完結しました。 男たちが表で戦う一方、女たちは目配せしあい、しなやかに連帯を強めていく。 覇道総裁・李昊天の一代記も、これにて本編は完結。 このあと、エピローグへと続きます。 このまましばらくお付き合いください。 ということで今日のお絵描き。 本編の昊天さんは長老会のあとシンガポールに行っている設定ですが、お絵描きでは一足先に帰宅~。
5月16日
ミンジェ課長の残業@12話
ミンジェ課長の残業タクシーの真相が明らかに。 由布院の温泉事件の前からジミンのことが気になっていただけでなく、残業を「調整」してただとぅーーーーー!!! 「仕事と、それ以外を混ぜるな!!!!」 全国100万乙女が机を叩いて総ツッコミ待ったなしですわ。 しかしこの課長のことなので、たぶんタクシー代は自腹。 ジミンは「残業後だし、課長が呼んだタクシーだし経費だよね」って毎回気軽に乗ってるけど、たぶん全部自腹。 それでもジミンと一緒にいたいミンジェ課長。 混ぜるなと言う本人が一番シェイカーを激しく振っていました。 ということで今日のお絵描きはミンジェ課長の残業。 このこじらせ課長!!とっとと全面降伏しろ!!笑
5月15日
「四十にして惑わず」
孔子の時代、40歳ともなればもうかなり人生の完成形に近かったのかもしれない。 でも人生80年の現代、40歳はまだ折り返し地点。 自分の中に衝動も欲望も美学もある。 一方、40歳になると、すでに何かを築いてしまっている。 地位、家、会社、資産、婚姻、責任、部下、過去の判断。 だから惑っても、ただ逃げることができない。 すでに作ってしまった人生を、どう引き受け直すか。 昊天さんは39歳なのに「若様」と呼ばれ、同時に「もう四十だろう」と後継ぎを迫られる。 若すぎる/もう若くないを、都合よく両方押しつけられてきた。 その彼が「天」であることをやめ、「若様」という呼称を否定し、自らを「経営者」と定義した。 「経営者」という、極めて現実的で、かつ自分の足で立つ言葉を定義した。 これは、過去の因縁や周囲の期待を引き受け直した上での、彼なりの「不惑」の宣言だったのではないでしょうか。 彼のこの先が、幸多からんことを。
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5月14日
私は私のままでいられるのだろうか。
名家の三女、いまは総裁夫人として役割に生きてきた女。 家業と名の「継ぎ手」として生きてきた男。 これまで二人が築き上げてきた絆は、皮肉にもその「家」や「名」という強固な土台の上で育まれたものでした。 別々の場所にいながら、2人は同じ空や同じ痛みを見つめ、一つの答えに収束していく。 「私は私のままでいられるのだろうか」という問い。 それは、これまで「誰かの期待」に応えることで自分を定義してきた二人にとって、最も根源的で、最も恐ろしい問いです。 二人がそれぞれの孤独の中で、ただ自分自身と対話して出した答え。 たとえ傷だらけになっても「自分のままでいられる場所」を見つけられるのでしょうか。
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5月14日
ジミンの夢オチ@ミンジェ課長の秘密(11)
「……もう、ほんとにヤバい」
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5月13日
40年前の場所で@器
秋の空は高い。 夏のような力はない。ただ、澄み切っている。 ——俺は、器なのか。
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5月13日
リアル昊天さん
作者はマレーシア・クアラルンプール近郊在住で、夫はマレーシア華人です。 夫は中国企業のマレーシア支社で働いているのですが、このストーリーの構想を話したとき、 「昊天(Haotian)?うちのチームの中国側スタッフの名前がHaotianだわ!」 と爆笑されました。 昊天、浩天、豪天・・・どの漢字かわからないけど、夫の知るリアルHaotianさんは「海外で高い教育を受けており、よく働くが、実家が太く、おカネのために限界社畜労働をしている感じではなく、よい車に乗っていて、大学生のような風貌をしている」そうな。 上流階級出身の中国の現代エリートって感じですね。 ちなみにリアルHaotianさんは日本文化が好きで、多少の日本語が話せるそう。 このリアルHaotianさん、よい車に乗ったり日本に旅行したりときままな独身貴族を満喫していたところ、ガールフレンドがいないことを心配したお母様に「病院につれていかれた」らしく。。。。 延々と「家がしんどいHaotianさんの話」を書いている私ですが、現実は軽々とフィクションを上回ってくるな。。。と痛感いたしました。
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5月12日
三年、空のふち
ボストンの別れのあと。 NYからシンガポール、香港、そして上海へ。
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5月12日
ある雨の夜@ミンジェ課長の秘密(10)
変わっていないようで変わっていくふたりの距離。 今回はりぼん風タッチ。
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5月11日
なにが正解だったのか@ひび
妻、ついに寝室から出てこなくなってしまった。 長老会での昊天さん、あの状況でどう答えるのが正解だったのかという議論をAIたちとしたんですよ。 「検討します」の罪: これ、仕事なら満点に近い回答なんですけどね。 でも家庭において、特に魂が結びつきすぎた関係において、「検討します」は禁じ手ですね。庶民の女だったら十中八九「何勝手に言ってんねん」って揉めます。昊天さん、あなたの妻は上流の女だから落ちついていてよかったね。 まあ家庭での正解は「二人で、検討します」でしたね。 たった「二人で」という一言が加わるだけで、「ガバナンス頭下げ」が、血の通った「家族の歩み」に劇的に変わったはずなんですよね。 昊天さんも、たぶん脳内では「二人で」と言ってたんでしょうけど、まあ、ほら、李家の若様としてなのか総裁としてなのか、40歳まで身に染みついた習い性ですぐ「検討します」みたいになっちゃう。 さらに、一族のあるじとして生きてきた彼の中では、「俺が責任を持って検討し、最善の答えを出してやる(=お前を不安にさせない)」というのが、彼なりの不器用な「愛」の形だったはず。 ・・・この愛の形、春節の除夕の朝にも揉めていたわけですが。 つらい回が続きますが、この「扉」が開く瞬間こそが、彼が本当の意味で「李家の呪い」から解き放たれる時なのでしょう。
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5月11日
新作を書いています
昊天さんの中華大河ドラマ。 ミンジェ課長の韓流ラブコメ。 ただいま執筆中の物語は、香港を舞台にしたブロマンスです。 扉絵の候補はこちら。 フーディーの彼がヒロイン。CEOなのにヒロイン。 月末くらいには掲載スタートさせたいですね。 引き続きよろしくお願いいたします。
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5月10日
ヤ●ー知恵袋案件@近づきすぎた2人
契約結婚から始まり、さまざまな出来事や日々の生活を通じて絆を深めていった2人。 「契約だから」ですべてを飲み込むには、もう2人の心も体も深く結びつきすぎました。 契約という「枠組み」があったからこそ始まった関係なのに、いつしかその枠からはみ出した感情が、二人をがんじがらめにしてしまう。 「義務だけならもっと楽だった」 あくまで上流の女として、取り乱すことなく淡々としている妻の指摘がますます痛い。 彼女の冷静さは、彼女なりの防衛本能なのかもしれませんが、昊天さんにとっては逃げ場を塞がれるような心地でしょう。 それにしても昊天さん、2015年が舞台だからまだAIはないでしょうが、妻に声をかける前に、ヤ●ー知恵袋あたりで聞けばよかったのにね。。。 質問者:hao_tian1976「妊活中の妻が刺しゅうに打ち込んでいます。どういう対応をすべきでしょうか」 ベストアンサー:「検討します」とか勝手に言わないでください(By妻) 次点:遅刻しないでください(By弟分のいとこ) (こういう話でもしてないとつらくてやってられない)
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5月10日
こじらせ男と限界突破ガール@ミンジェ課長の秘密(9)
ラブコメといえばりぼんでしょ!ということで、90年代りぼん風タッチのジミンとミンジェ課長。 限界突破ガール・ジミンと、自分で持ちかけた「契約」なのに「なんだこの変な女・・・」みたいな顔してるミンジェ。。。 ジミンは漢字で書くと「金知珉」、ミンジェは「崔敏宰」です。 どちらも韓国ではよくある名前みたいですね。
5月9日
それを言ったらおしまいよ@駒
昊明よ、それを兄さんに言ったらおしまいよ・・・・・・。 全編でもとくにつらかった今日更新の回、「駒」。 いや、わかるんですよ。昊明の怒りは。 息子の父として、半分しか血がつながっていない「傍観者」として。 巻き込まれるのはごめんだし、個人の感情を無視して「家」の論理を押し通す長老への怒りもわかる。 しかし。 「あの子の人生を奪う決断を下してくれ」 これを、昊天に言うのは酷だ。 1976年のあの夏の日、赤土と重機の音の中で、彼は「李昊天」という名の設計図として定義されました。 幼なじみの水蘭との長年の恋を実らせた昊明のように「個の幸福」を叶える機会も与えられず、李家という巨大なインフラを支えるために自分を消してきた。 その「名」を継ぐことが人生を奪う決断であるのなら、 俺の人生は、誰が奪ったんだ?? 「弟分」として最も近くにいたはずの昊明から「家の論理の代弁者」として扱われた瞬間、彼の40年間の忍耐は、ただの「虚無」へと変質し始めます。 昊天はその名の呪縛を捨て、「自分自身」と向き合うことができるのでしょうか。
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5月8日
仮婚約が動き出す@ミンジェ課長の秘密(8)
スローラブコメこと「ミンジェ課長の秘密」の第8話。 ようやく前半の山場。 ついに、ジミンとミンジェの仮婚約契約が動き出しました。 「3ヶ月。仮の婚約者契約をしよう」 「……わかりました。3ヶ月だけ……お願いします」 冷静に考えたらなんでやねん!って感じなんですけど、まあ羞恥とパニックの果てに変にキモが据わって「よし、いったれ!!」みたいになることってままありますよね笑 限界突破ガール、ジミンの恋の行方はいかに。 お絵描きは、韓国ウェブトゥーン風のミンジェとジミン。
5月8日
長老会
李家の「奥の院」、長老会が姿を現しました。 まあ、ひとつ言えることは 「昊天さん、こういう集まりに遅刻してくるのはその時点で負けやで」 ということですね。相手のフィールドに引きずり出された上に、隙まで見せてはいかんのです。
5月6日
最終章「名の呪い」スタートです
新章「名の呪い」が始まりました。 1976年、真夏の空の下、赤土の匂いと重機の音の中で父・承天が刻みつけた「昊天」という名。 本編としてはこれが最終章になります。 これまで、彼は「覇道総裁」という仮面を被り、株式市場の荒波やマスコミの追求、ソーシャルメディアの喧騒という「外部の敵」と戦ってきました。そこでは、彼の持つ圧倒的な資本と知性が最強の武器でした。 しかし、本章で彼が対峙するのは「自分自身」と「名に込められた呪い」です。 ということで今日のお絵描きは、昊天さん5歳と父・承天氏。 陰の者である昊天さんとはタイプの違う美形だけど、ちゃんと血がつながっている感じがする・・・!!! これを描いたとき、パパがあまりに好みのイケメンだったのでぶち上がりました笑 シェフが話してくれた母君の蒸し魚とかこの高速道路現場での親子写真とか、昊天さんにも「名」や「家」や「役割」としてではなく、ただ1人の子どもとして愛された時期があったはずなんですよね。 しかしティーンエージャー以降の抑圧が強すぎて、すっかり「個」が押し込められてしまった。そのときには両親ともに他界してしまっているから、彼にとっての「愛」は、検証することもアップデートすることもできないものになってしまいました。 最終章は短編集「さまざまな顔」と打ってかわって重苦しい展開になりますが、どうぞお付き合いください。
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5月5日
次回、最終章が始まります。
短編集、最後のお話は昊明と水蘭、昊天の青春の一コマ。 「好きな人も、兄さんもどちらも大事」 次回から始まる新章「名の呪い」では「大事な、大事な兄さん」であるはずの昊天に、昊明が最後通牒を突きつけてしまいます。2人はまた、元通りの仲に戻れるのでしょうか。
5月5日
(おまけ)「はじまりの恋」
本編に入れるスペースがなかった、水蘭と昊明のその後。 ##はじまりの恋 (承前) 水蘭が「逃げない」と決めた日からしばらく後。 昊明のマンションに、初めて水蘭が上がった。 「ここ、綺麗にしてるね」 水蘭が靴を脱ぎながら言う。 昊明は「まあ、今日は特別だから」と笑って誤魔化す。 でも手が少し震えてるのを自分でも気づいている。 リビングのソファに並んで座る。 ワインを注いで、乾杯。 会話はいつも通り、軽い昔話から始まる。 でも今日は、空気が違う。 昊明がグラスを置いた瞬間、水蘭が先に動いた。 そっと昊明の頰に手を置いて、キスをする。 軽く、触れるだけの。昊明の息が、止まる。 (……やばい) 頭の中で警報が鳴っている。 今まで何度も想像した場面が、現実になった瞬間。 水蘭の唇が柔らかくて、感覚が予想以上にリアルで。 水蘭が少し離れて、昊明の顔を見る。 「どうしたの?」 昊明は笑おうとするけど、声が上ずる。 「……いや、ちょっと」 「ちょっと?」 水蘭がくすっと笑う。 「昊明、顔赤いよ」 昊明は慌てて視線を逸らす。 「嘘だろ。俺、そんなんじゃないって」 でも耳まで熱い。 心臓がうるさすぎて、水蘭に聞こえてるんじゃないかと本気で思う。 水蘭がまた近づく。 今度は首筋に唇を寄せて、囁く。 「この間はあんなに強気だったのに」 昊明の体がビクッと反応する。 「水蘭……待って」 声が掠れる。水蘭は少し驚いた顔で離れる。 「嫌だった?」 「違う」 昊明は慌てて首を振る。 「嫌じゃない。……めちゃくちゃ、いい」 でも目が泳いでる。 「ただ、俺……今、頭真っ白で」 水蘭が目を細める。 「昊明が、そんな顔するなんて珍しい」 昊明は観念したように息を吐いて、額を水蘭の肩に預ける。 「……水蘭のせいだから」 小さな声で。 「十五の頃から、ずっとこうなりたいって思ってたのに」 「いざとなったら、俺の方がドキドキしすぎて……情けねえ」 水蘭は一瞬固まって、それから優しく昊明の背中を抱く。 「バカ」 笑い混じりの声。 「私だって、ずっとドキドキしてたよ」 昊明が顔を上げる。 水蘭の頰も、薄く赤い。 目が合う。 今度は二人とも、息を潜めてる。 昊明が、ゆっくり水蘭の唇に触れる。 さっきより深く。 でもまだ、どこか遠慮がちで。 水蘭が昊明の首に腕を回して引き寄せると、昊明の理性の糸がようやく切れた。 「水蘭……もう、逃げないって言ったよな」 声が低くて、震えてる。 水蘭は小さく頷く。 「うん」 昊明の手が、水蘭の背中に回る。 ぎゅっと抱きしめて、耳元で囁く。 「……俺、今めちゃくちゃ緊張してる」 「水蘭のことしか考えられなくて…… 怖いくらい好きで」 正直すぎる告白。 それから、二人はもう言葉を交わさずに、ただ互いの熱を感じ合う。 昊明の指先はまだ少し震えてるけど、水蘭の手がそれを包むたび、少しずつ落ち着いていく。 結局、昊明の方が先に「待って……ちょっと待って」と息を切らして離れた。 水蘭がからかうように笑う。 「昊明、意外と可愛いね」 昊明は顔を覆って、ソファに倒れ込む。 「……殺す気か」 でも口元は、緩んでる。 水蘭がくすくす笑って、耳元でささやく。 「まだ始まったばかりだよ」
5月4日
昊明が、まくってきた。
昊天さんのいとこの昊明。 華があって、チャラくて、でもやるときはやる。裏も表も。 私生活では、幼なじみから始まった年上の妻・水蘭とのあいだに3人の子がいて、よきパパでもある。 わかるんですよ。なんかモテそうなキャラだっていうのは。 作者としても昊明出すと場が回しやすいし。 アーロン入城回での、妻の「昊明がいてくれて助かった」発言は作者の実感でもある。 ただ、昊天さんの圧倒的陰の者オーラの前では、私のヘキがいまいち彼にはささらなかった。 ふとしたおりの発言で、このチャラいのは表向きの「仮面」なんだろうなーという程度。 おかげで、わたしのAI創作チームでの昊明の呼び名は「チャラ仮面」(笑) それがですね。この「知らない顔」を書いたら、いきなり昊明の解像度が上がった。 「十五のガキの頃から」 「ずっと同じこと思ってる男に」 「まだ弟やらせる気?」 ええっきみ、そういう男だったの。 水蘭とともに、作者もびっくりですよ。 昊天さんがハーバードの文学少女とキスしてる間も、チャラ昊明はずっと水蘭ひとすじだった。 そうかー。そういう仮面のはずしかたもあったかー。 ていうか、わりと恋愛面では相手の押しに弱くて行き当たりばったりな昊天さんよりずっと、人生設計が堅実なんですね。チャラいのに。 ずっと書いていると、あるときキャラのほうから急に近づいてくる感じがあるけど。 本作では、それが昊明だったという感じです。 ちなみに後付け設定ではあるけれど、昊明はボーディングスクールのあともスイスに残り、名門ホテルスクールを卒業して上海に戻ったということにしています。 昊天さんみたいにアイビーリーグの図書館でがりがり勉強するより(たまに?となりの韓流美少女とチューしてるけど)、ホテルスクールの制服をぴしっと着込んで、多国籍のお坊ちゃん、お嬢様たちとチームワーク回してるほうが彼らしいし。 インフラ・土木で事業を拡大した龍騰グループに対し、昊明の実家はホテルオーナーにしたら、事業のすみわけもバランスがよくなりました。
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5月3日
ボストンの文学少女
「兄さん、十分青春してるじゃん。心配して損した」 「ハーバードの文学少女のアパートでちゅーしてたんだ。やらしー」 「ラクロス部にあんなに嫉妬してたのに、あなたの本当の好みは文学少女だったの?」 上海のペントハウス方面から総ツッコミが入りそうな「ボストンの秋」です。 しかし昊天さん、大学生の頃から恋愛の「型」は変わらないのですね。。。。
5月2日
ミンジェ課長の秘密(5)
ミンジェ課長の秘密、ようやく5話です。 スローラブと銘打ってるだけあって、話の展開もスローですが、今回ようやく動いたかな?? ミンジェとジミンのお絵描きもしたいんですけど、ふつーのサラリーマンのこの2人、会議室とオフィスとエレベーターくらいしか見せ場がないのでね笑(温泉の絵はちょっと自主規制だし) 昊天さんはなんせ存在自体が事件なので、いくらでも絵になるのですけど。。。
5月2日
兄さんと僕
今日のお絵描きは、ミニ昊天、昊明、水蘭のわちゃわちゃ。 この先しばらく、昊天さんの学生時代のお話などが続きます!
5月1日
「かわいくはない」(おまけ)
おまけのお絵描きは拗ね拗ね昊天さん! 「ごめんなさい、あなた、かわいくて——」 「かわいくはない」 ちなみに英訳では "I'm sorry, darling, you're so cute--" "I'm not cute." 満場一致で、ここは「ダーリン」でしょう。 それにしても、体育会のエースと「ちょっとだけ付き合った」と軽く言い、覇道総裁を手のひらでころがしてしまう妻。圧倒的一軍女子オーラがすごい笑 今週はまた忙しさが爆発しており忙しいとストレスで創作がはかどりますな~。
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5月1日
「その、ラクロス部だが」
Geminiにして「これはスマートネクサスならぬ、パニックネクサスですね」と言わせた、「その、ラクロス部だが」。 全編通して一番好きな回です。だって、昊天さんが文句なしにかわいいから。(かわいくない、って即答されそうですが) ♪書斎に戻って15分、あなた真剣な目をしたから~ 仕事と思えばラクロス部なの 有明ロンリネス きっと愛する人を大切にして知らずに臆病なのね 兄さん情緒が、乱高下~ すれちがーいや、まわりみーちを あと何回すぎたら 2人は触れあうの~ タッチ、タッチ、ここにタッチ あなたからー 手をのばーして受けとーってよ ため息の数だけ束ねた ばかでかブーケ~♪ こんな替え歌が作者の頭のなかをぐるぐるしています。 ラクロス部のエース vs 覇道総裁。 昊天さんの嫉妬、耐久時間わずか十五分。 ということで、お絵描きはラクロス部の影がぐるぐるしてお布団入っても目がバキバキに冴えてる昊天さんw
4月30日
謎の庶民カード(店員視点)
おだやかな週末の朝、プラタナス並木のカフェに現れたやたら顔面の圧が高い男。 「センチュリオン持ってる系」の威圧感なのに、使い込んだ庶民カードでコーヒー代をお支払い。 同伴の妻と思われる女性とともに静かにコーヒーを飲み、静かに語らい、静かに去って行く・・・・・・。 「プライベート隠密主義」の昊天さんは金持ちだって思われるのがイヤで、銀行から押しつけられたブラックカードは引き出しに放置。 そもそも日ごろのお買い物はスーパー外商の劉さん経由、請求書は李家の資産管理会社(ファミリーオフィス)へ。 自分はコーヒー代くらいしか支払わない生活なので、限度額無制限みたいな高級クレカは不要。 番号変わるのもうっとうしいので、学生時代からの銀聯無印デビットカードをそのまま愛用中。 (妻も昊明も気づいているがこだわりがありそうなので突っ込めない) 再掲ですが、プラタナスのカフェにて。
4月29日
アーロン!アーロン!アーロン!
作者の圧倒的ひいきにより、アーロン祭り開催中です。 実は、全編通して一番難しかったのが、このアーロンの内面を描いた「顔」でした。 昊天とアーロンは、ネクサス事業を通じてビジネスパートナーを超えた「戦友」となり、彼はいま、友が手に入れた幸せを心から祝福している。しかし、恋する昊天の顔をみて、自分の人生これでよかったのだろうか、とふと疑問がよぎるというシーン。 シンガポールの名門大を卒業して政府系投資会社から独立、というエリートの王道を歩み、学生時代からの気心の知れた妻との間にかわいい娘もいる。オーチャードの近くにコンドミニアムも手に入れた。対等なパートナーである妻との関係も、合理的で、成熟していて、非の打ち所がない。 そんな人もうらやむ「完璧」な人生。それは本人もわかっているし、この幸せを壊すつもりもない。 でも、「正解」から外れた熱を帯びている昊天の顔を見てしまった。「自分は一度でも、あれほどまでに理性を失うほど何かを、あるいは誰かを求めたことがあっただろうか」と、自分の完璧な人生がどこか乾いたものに感じてきて、違う幸せもあったのではないか、と夜景を見ながら思う。しかしそれを恥じてすぐに「くだらない夢」として処理し現実の暮らしに戻る。 しかしこういう微妙な感情ってAIには理解しにくいみたいなんですよね。創作会議でめちゃくちゃ喧嘩しました。AIはすぐに嫉妬とか家庭への不満とか隠れた欲望とかそういう方向にもっていきたがる。人間の感情というのはそんな単純なものではないのに。 たぶんAIにはこころからの友達や愛する人がいないからなんでしょうね。まだまだ人間ができることはたくさんありそうです。 ちなみにこのアーロンの横顔、作者のスマホの待ち受けになってます笑
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4月28日
コピを巡るブロマンス編
株価のラインを巡る防衛戦のあとは、コピのオーダーで男気をみせてくれたアーロンです。 「Kopi?Kopi-O?Kopi-C?Ice?Hot?Siu dai?」 作者はシンガポールのおとなり、マレーシア・クアラルンプールに住んでいるのですが、この「Siu dai?(シュウダイ)」というのは今回調べて初めて知りました。「砂糖少なめ(Less Sugar)」の福建語由来の言葉とか。福建系華人が多いシンガポールらしい言い方。 当地ならマレー語で「Kurang manis(クラン マニス)」ですね。地続きでありながら、言語の混ざり方が微妙に異なる。 ちなみに作者の定番はKopi-C(コピC)です。エバミルク入りのミルクコーヒー。紙パックのコーヒー牛乳のめちゃ濃い版みたいな感じです。 なお、アーロンが代理で頼んでくれたKopi-O(コピオー)はブラックコーヒーのことですが、福建語で「黒」を意味する「烏(O)」から来ているそう。 Kopi-Cはエバミルクのブランド「Carnation」から取られた、あるいは中国語(海南語)で「新鮮な」を意味する「鮮(シン)」から来ているそうです。「peng(ペン)」はマレー語で「氷(Ice)」という意味。 「Kopi-O peng」でアイスコーヒーですが、少し甘みがついてるはず。無糖はさらにマレー語でゼロを表す「Kosong(コソン)」と指定しなければなりません。個人的な好みですが、ホーカーで出るコーヒーはかなり濃いので、若干甘さがあるほうが南国の暑い気候に合います。 ところで昊天さんは20代のころ、海外修業に出されていた時代にシンガポールに住んでいたことがあったはずなのですが、屋台のシステムがわからないのですね。 きっと当時はチキンライスを食べにいこうと誘ってくれたり、「Kopi-O peng」って代わりに頼んでくれたりするお友達がいなかったのでしょうね。 昊天さんが甘いコピを一口飲んだとき、かつてのシンガポールでの思い出や、覇道総裁としての殺伐とした日常が少しだけ温かい色に塗り替えられるといいな、と感じました。
4月27日
努力型の秀才と「銀のさじ」に殴られた男
「銀のさじ(シルバースプーン)を口にくわえて生まれてきた(=裕福で恵まれた生まれ)」という慣用句がありますけどね。 アーロンは、シンガポール国立大(NUS)から海外の院に進学し、政府系投資会社で経験を積み、友人たちと独立したという、かの国ではエリートの王道ともいうべきキャリア。たぶん実家はシンガポール国民の8割が暮らすというHDB(公団住宅)で、李家屋敷で育った昊天さんとはまったく異なる「努力型の秀才」です。 そのアーロンが、個人の資産を投じてでも、昊天の未来に賭けた。 >>「噂、回ってます。 >> “背後に、動かせない資金がいる”って」 株価防衛戦で、市場が息を呑んだあの朝、突然現れた謎のホワイトナイトはアーロンでした。 シンガポールのエリートって、日本円にして月収数百万円とか稼いでいても、コンドミニアム(高級マンション)の住宅ローンと、競争社会を勝ち抜くための子どもの教育費に追われているのが常でして。アーロンも多分、住宅ローンとインターナショナルスクールに通う娘の学費が肩にのしかかってるはず。 >>一瞬、妻・セリーヌの顔が浮かんだ。 >>(――ここで踏み損ねたら、五年分が消える) 五年どころか、しくじれば娘の将来と夢のマイホームまで全部消える可能性もあったわけですよ。 そりゃ一瞬奥さんの顔も浮かぶというもの。 それを振り切って(――市場がそれに気づく前に、席を取る)と持てる全てをベットするアーロンは、冷静な投資家のようにみえてなかなかの勝負師です。 一方、「持てる者」として「銀のさじ」をくわえて生まれてきた昊天さん。 確かに ◎龍騰グループ ◎創業家の御曹司 ◎家の後押しでグローバルエリート教育 ◎名家の娘と家同士の縁組 →典型的シルバースプーン側 なんですけど中身は ◎感情を削られる ◎役割を強制される ◎失敗が許されない と「資源はあるのに、自由がない」という地獄。 チャッピーが「昊天は『銀のさじで殴られて育った男』」と言うので思わず膝を打ちました。 生まれた時から口にねじ込まれ、呼吸を妨げ、時には自分を矯正するために振り下ろされる「家名」という銀のさじ。 その孤独な王が、 「同じものを見ているなら、それで足りる」 ネクサスという未来を通じて、生まれもたどってきた過去も違うアーロンという友と、同志となり同じ地平に立っている。 幸せなことだと思います。
4月26日
「あの薔薇」
アーロンがペントハウスに入城したとき、口にしかけてすかさず止められた「あの薔薇」エピソードの裏側をお送りしました。 うっかり親友の秘密を覗いてしまってもからかわずに通りすぎるアーロンの男の友情、菲菲のプロフェッショナルぶり、劉さんの全力忖度&花屋さんの努力のおかげで、ばかでかい深紅の薔薇の花束が上海で待つ妻のもとに届けられたんですね。 昊天さんの溺愛ぶり――まわりはみんなもう気づいてますよね。本人だけはバレてないつもりみたいですけど。
4月26日
ミンジェ課長の秘密(2)
ミンジェ課長の秘密、第2話です。 龍騰グループ40年史の大河ドラマ化している昊天さんに比べて、温泉でのラッキースケベから始まるミンジェ課長は脳内作画コストも低く気楽に書けて楽しいですね。
4月25日
知夏編、終了です。
知夏編、無事完走しました。 龍の娘は、自らの翼で大空へ。 地上の龍は、それを見送るだけ。 このあとは短編集がしばらく続きます。「あの薔薇」のお話、昊天さんパニック編、昔の恋などなど。 ということで、お絵描きは「あの薔薇」の朝。
4月25日
あしながおじさんにならなかった男
本日更新の「あしながおじさん」にて、知夏編終了です。お付き合いありがとうございました。 さて、自認ではたぶん若いつもりの昊天さんも、来年には40歳。昊明から「あしながおじさん」と呼ばれる「おじさん枠」に。 このストーリー。知夏との恋愛線にする手?もたぶんあったんですが、昊天さんの誠実さと(妻だいすきぶりと)に加えて、普通に同年代の彼氏がいる27歳の女の子から見たら、いくらハンサムでも実績あっても一回り上のアラフォーはやっぱり「なんかすごいおじさん」枠なんですよ。住む世界も公私にわたる責任の重さも違う。女の子のほうから恋愛線にいくというのはなかなかないんじゃないかなと思います。最近は男性のほうも各種ハラスメントとかいろいろ気を遣いますしね。。。 しかし、昊明のいう「あしながおじさん」というのも少し違いますね。だってあしながおじさんって、最後は結局ジュディとくっつくやん。 前回の話に続きますが、アーロンの「囲わなかったんだ」という発言も、多少そういう含意もありますよね。 最後まで距離感をキープした昊天さんは、あくまで「育成おじさん」で。あしながおじさんエンドもありえた?けど、あしながおじさんにならなかった誠実おじさんです。 ほかにも、シンガポールの投資家育成おじさんとか、編集長ほか編集部の元祖育成おじさんズとか、知夏のまわりは育成おじさんばかりですね笑 ということで、お絵描きはわちゃわちゃする育成おじさんズ。 シンガポールの名所、マリーナベイサンズを背景にしたセレブなラウンジにおりますが、ノリはたぶん居酒屋ですw
4月24日
若い女という地獄
このストーリーのテーマは「それぞれの地獄」です。 昊天さんも表の顔は冷酷でやり手の「覇道総裁」。しかし内面は非常にナイーブで、大切なものから常に逃げ回っている。 妻も、表から見れば名家の娘、総裁夫人と恵まれた立場。しかし、自らなにかを選び取ることはなく、透明な存在としてその与えられた「役割」を生きてきた。 なおここまで、彼女はヒロインでありながら名前がありません。役割で生きてきた人だから。 (1カ所だけ、昊天さんのスマホに妻の名前が出てドギマギするシーンがありましたね。彼女の名前は昊天だけが知っている。それもよいのではないでしょうか) 一方、知夏の「地獄」は、若い女という属性そのものだと思います。どれだけ努力し、名を上げても、最後に『女』というラベリングに回収されてしまう。 編集部では何か言えば「若いね」「かわいいね」。仕事で成果を出せば「気に入られている」。親からは「早く結婚しろ」。 こういうの、働く女性のみなさんは少なからず経験あるのではないでしょうか。 アーロンや昊明は、価値観も倫理観もアップデートされている今時の「いい男」たちです。しかし、やはりそこは上流の男たちなので、今回の「囲わなかったんだ」発言にあるように、少なからず「有能な女性は庇護下に置くべき」という無意識下での認識はある。 それは100%善意ではありますが、傲慢さも透けて見える。 それに対して昊天さんは、知夏の努力を認めつつも「連絡しない、評価しない」と突き放し、「囲う必要はない」と答え、最後は彼女の書くべきものを守るために「読者で居続ける」と決める。 権力者である自分が評価してしまえば、それは彼女の筆を歪める圧力になることを彼は知っている。 それは、冷酷でやり手の「覇道総裁」という社会の作り上げた役割の下にナイーブで傷つきやすい内面をもつ彼だからこその誠実さなのだと思います。
4月24日
ミンジェ課長の秘密
忙しいんですよ。忙しいはずなんですよ。 忙しいと創作欲が爆発するんですよ。しかも甘々な方向に。 先日、海外のウエブ小説サイトで、韓国の英語ハーレークインみたいなやつを開いたら、いきなり由布院の温泉宿での社員旅行からストーリーが始まって混乱しました。 英語で「Yufu」。え?韓国発っぽいのに??私はなにを読まされているの? 九州って、韓国人の旅行先としてメジャーなんですよね。 そういや2年前に訪れた博多のバスターミナルで、看板がなんと日本語とハングルしかなくて(!)、うちのマレーシア華人夫はあやうく迷子になりかけました。英語表示がないの、あまりにストロングスタイルすぎるよ九州っ子。 そんなこんなで読み出した由布院温泉での上司とのラッキースケベから始まるロマンス小説。数話読んだところで課金の壁。海外サイトで課金のしかたがわからず、涙の離脱。温泉での厚い胸板(韓流のお約束!)とあらすじしかわからん。続き気になる。これは書くしかない・・・! ということで、ミンジェ課長のお絵描きをば。 重たい家の掟とか株価とか血の呪いとかは昊天さんでお腹いっぱいなので、今度こそハーレークイン的ラブに集中するぞ。
4月24日
雨の音
「おまえと聞く雨の音が好きだ」 いろいろ忙しいので甘々絵でメンタル維持してます! 知夏編、語りたいポイントはあるのですがまた週末に! 来週からは新章スタートです!
4月23日
書けるところで
知夏の「元祖育成おじさん」とでも言うべき、編集長。 いくら、顔面偏差値SSSの高級育成おじさんズがその巨大な資本や権力でチャンスを与えても、雑誌社という組織の中で書いている以上、上司の理解を得て道を作らねば作品を世の中に送り出すことはできません。 そして、書き手にとって、「書くことをやめるな」というのは最大のエールですね。 今日のお絵描きは高級育成おじさんズ。 覇道総裁の高級な時計や外商、プライベートジェットの世界も「夢」がありますが、若手のとがった作品を世に出すために泥をかぶってくれる、そういう現場の「盾」があるからこそ、龍の娘は空高く昇っていけるのです。
4月22日
癒やし
知夏編もいよいよクライマックスです。 そして作者はほんのちょっと先、最終章の英訳作業をAIたちと始めたのですが、アーロンだいすき祭りから一転、重くやりきれないシーンが続くので情緒が乱高下しており、甘々イラストを量産することでメンタルを維持しております。 ということで今日は甘々で。「雨の音、好きになった」です。
4月21日
一方通行の愛
「株価防衛戦」で、妻がいなくなった家で昊天さんはどうしていたのかなあと思って書いた番外編「欠けた月」。きょうのお絵描きはそのラストシーンから。 メイドさんが入るので、妻がいなくても家の中は常にととのっている。しかし、妻がいないことで欠けたピースは埋まらない。 「連絡してみようかな」と思うけど、すぐに打ち消す。「契約だから」と言い聞かせる。 彼にとって、電話というのはどでかい花束を送りつけるより困難なコミュニケーション手段なのです。 花は一方通行だけど、電話はリアルタイムかつ双方向ですから。 しかも、妻はいきなり消えてしまった。状況的に、実家から差し向けられた車で連れ去られた可能性が高いけれど、万が一、彼女の意思だったら。 代理人を通して離婚の話を進めるのは「契約だから」耐えられるけれど、電話口で直接「もう家には戻らない」と言われたら。 ちなみにこの話の舞台は2015年の3月ですが、ところでこの時期に上海で月は見えるのだろうかとAIと一緒に調べたところ、昊天さんが見ていたのは夜の終わりに白く残る「有明の月」だということがわかりました。明け方に向かう空に細く、いまにも消えてしまいそうな月を、ひとりで見ていたのですね。 この時間があったから、妻が戻ってきたあとの、「お前が待っててくれたから」「待つって結構大変だろう」という言葉により彼の実感がこもっていたのかなと思います。
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4月20日
読む者たち
連日どんだけアーロンと昊天が好きなんだって感じですが。。。 きょうのお絵描きは2015年が舞台の本作らしく、昊天さんのスマホがカメラひとつだけのちょっと懐かしいモデルなのがこだわりポイントです笑
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