昊明よ、それを兄さんに言ったらおしまいよ・・・・・・。
全編でもとくにつらかった今日更新の回、「駒」。
いや、わかるんですよ。昊明の怒りは。
息子の父として、半分しか血がつながっていない「傍観者」として。
巻き込まれるのはごめんだし、個人の感情を無視して「家」の論理を押し通す長老への怒りもわかる。
しかし。
「あの子の人生を奪う決断を下してくれ」
これを、昊天に言うのは酷だ。
1976年のあの夏の日、赤土と重機の音の中で、彼は「李昊天」という名の設計図として定義されました。
幼なじみの水蘭との長年の恋を実らせた昊明のように「個の幸福」を叶える機会も与えられず、李家という巨大なインフラを支えるために自分を消してきた。
その「名」を継ぐことが人生を奪う決断であるのなら、
俺の人生は、誰が奪ったんだ??
「弟分」として最も近くにいたはずの昊明から「家の論理の代弁者」として扱われた瞬間、彼の40年間の忍耐は、ただの「虚無」へと変質し始めます。
昊天はその名の呪縛を捨て、「自分自身」と向き合うことができるのでしょうか。
