概要
上野の寛永寺に手の幽霊が出るんだって・・俺は江戸に飛んだ
俺は村越源四郎。東京の町工場で旋盤工をしている。だが、俺にはもう一つの顔があった。それは、時間管理局の職員だ。緊急指令を受けて、俺は延享元年(1744)の江戸に飛んだ。そこで、俺を待ち受けていたものは・・
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- ★★★ Excellent!!!お江戸の情緒を満喫!
寛保3年 12月10日彗星が現れた当時の記事(この天文事象は実際に記録に残っている)から話は始まる。
一転、さびれた町工場で仕事をする大将とたった一人の部下である源四郎。彼らに飛び込んできたのはお江戸からのSOS。実は、彼らは時間管理局の職員であった。
お江戸の寛永寺で起こった奇妙な事件に立ち向かう源四郎とお江戸支部の美女お蘭の冒険SF。
ストーリーも奇想天外で面白いが、綿密に調べられた知識の厚みが、情緒や話の面白さを増している。源四郎の脳内学習知識を共有しながら、お江戸を散策している気分になった。
大将とおかみさん、そして源四郎のからみもとても味があって面白かった。