衿乃　光希

　私には、6つ下の妹がいます。 　男兄弟の下だからでしょうか？ 　男勝りで、意地悪をする同級生の男の子を泣かしてしまうような子でした。 　そんな妹との在りし日々と今現在を、エッ…

自分がカクヨムコンに本気の参戦をして、受賞した時に実行した戦略を公開します。 いちおう、これでカクヨムコン８のコミックウォーカー賞受賞したで。 ただし、この内容を実行するのは…

「これは政略結婚だ。君を愛するつもりはない」 どこぞの大衆娯楽小説で読んだ様な、オリジナリティの欠片も無い台詞から始まった結婚生活。 アナスタシアは傷付いて俯……かなかった。 …

「犬の十戒」をモチーフにした犬目線のショートショートです。飼い犬の一生を描いています。

『1分で読める創作小説2025』応募作品となります。 とある子連れの夫婦が公園に娘を連れていったら、そこで幼い娘はある光景を目にして……。

駅にたたずむある男の一歩

我が家には、マルチーズが落ちている。 ※ペットロスにまつわる話です。苦手な方はご留意ください。

旧友から久々にかかってきた電話。 内容はなんとも奇妙なものだった。

私はコスモ。ドクターが作ってくれたAI。 私、ドクターのことが大好き。 だけど、ドクターは全然、気づいてくれないの……

高校二年生の嶋津和奏（しまづわかな）はシングルマザーの母、真理子と共に深見市の中古マンション「ロイヤルステージ深見」で暮らし始めた。ある夜、部屋の中で壁をとんとんと叩く音が聞こえ…

ホームセンターに来た俺が出会ったのはなんらかの怪異だった

衝動のまま、たった一日で書き上げた短編。 それが短編特別賞を受賞したというメールが届きました。 しかし肥前ロンズのもとには、同時にもっと衝撃的なメールが送られてきました。 …

薄給の夫を支えるためパートを探していた資格マニアの主婦・ナターシャがショッピングモールで見つけた求人とは――！？ ※レイティングは保険です。そんなに残酷でもないし、暴力もアレで…

久しぶりに帰省したら、幼なじみの両親に会った。 「会ってやってよ」という言葉に頷き、会いに行った幼なじみは……傷ついて、落ち込んで、今まで見たことない表情。 たまりかねて「私…

成人間近のシルフの女性「フィア」。 彼女が『不滅の魂』を求めるお話です。 (シルフは風の妖精) ハッピーエンドって、一体何でしょうか？ ※暴力もありますが、特に残酷描写が…

夏真っ盛り。人々が汗ばむ車内で、雪のような真っ白な肌に目を惹かれた。 息をのむような一目惚れだった。

美男美女が多いと噂されるクラスで、学園祭で妖精カフェだと？　そんなの予約するに決まっているでしょう！ 悲劇はそこから始まった。

教師の日高は半年前に妻を亡くし、傷心のまま故郷の奄美に帰省する。妻を看取れなかった後悔、居場所を無くした虚しさを抱えて妻の幻影を求めていた。 たまたま立ち寄った食堂の老店主から不…

二十九歳の日波は、長年付き合っていた恋人に振られ、意気消沈していた。 そんな中、突如として幡ヶ谷3丁目の自宅に転がり込んできた、高校時代の友人カオル。 自由奔放なカオルと過ごすう…

【お知らせ】 カクヨムコン9のエッセイ・ノンフィクション部門にて、短編特別賞を受賞いたしました。 コミカライズ化＆単行本発売決定！！！！ 発売日は6月18日です！ 二〇…

大学生の頃、「風邪、もう大丈夫？」と聞いただけで、佐藤君を泣かせてしまった。 ☆ 「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテストへの応募作です。

魔法のiランド「ありがとう。またね、大好き」ショートストーリーコンテストに投稿する為に書きました。 〜二月の思い出〜

子どもから大人まで全ての読者を飯テロする異色の本格スイーツ・ファンタジー！ 物語の全てを食べ終わる頃、あなたはこの世界の謎にたどり着く……。 菓子作りが趣味の男子高校生・一ノ瀬…

『透吾、ばーちゃんなぁ、聖女様って言われちょるんよ』「……へ？」 高森透吾は不登校で引きこもりの高校一年生。 周囲の優しさに逆に疎外感を覚え、家族との関係も微妙。昼夜逆転でネトゲ…

毎日規則正しい生活がモットーの佐倉リンの週末ルーティンは、土曜の夜にアボカドサラダを作ること。多めに作ったサラダの半分は日曜の朝、パンに挟んで食べる。そして、食べたアボカドの種を…

ハドリア王国にはかつて文字があった。文字によって豊富な知識が伝承、共有され、文明は大いに栄えた。しかし、ハドリア王が突然文字の使用を禁じ、王国から文字を排除してしまった。 ハドリ…

限界集落に移住した高齢夫婦が、キツネとタヌキと同居して、４人で一緒にパンを焼いて食べます。 現実は厳しいことばかりだけれど、ほんのささやかなことが幸せだと感じる瞬間はきっと誰にで…

自分なりに神経を使うお仕事をしている、かず。 お仕事終わりにはすっかりと疲弊して、ひとり暮らしだが自炊なんてとんでも無い。 なので、食べたいものを食べたいだけ食べていた。 ある日…

青く溶ける永遠の恋が確かにあった。 夏休み前に転校し、孤独を感じていた海音（みおん）は、 夜の砂浜で神秘的な人魚の少年・燈（ともり）と出会う。 月夜だけの二人の秘密の時間は、…

　親友の絵里子に彼氏の順平を寝取られたまどか。頼りにしていた友達と、大好きな彼氏に裏切られて絶望していた。 　そんなまどかを「俺が、忘れさせてあげるから」と言って連れ去ったのは、…

地雷系女子がバンギャからバンドマンに転身する話ですね。4000字にちょっと届かないぐらいなのでサクっと読めます。

浅草の下町情緒あふれる街並みと祭りを背景に、主人公の野々村百合子が家族や恋人との絆を深める物語です。彼女の家族は三代続く江戸っ子で、父は銭湯の壁画を描くペンキ絵師、祖母は団子屋を…

誰もが知るこたつの快楽に囚われた主人公は、底知れぬぬくもりに溺れ、生きる意欲すら失いつつあった。だがある日、自分自身の存在がこたつの中で朽ち果てていく恐怖に気づき、寒さへの挑戦を…

目が覚めると、そこはダンジョンの中。 俺ことヒムロ・マコトは、気がつくとミミック（宝箱に擬態しているやつ）に転生していた。 喋ることも文字を書くことも移動することも出来ず、ひたす…

和仁 透は大野 竜弥率いる悪ガキ共に追われて廃線のトンネルに逃げ込んだ。 長く暗いトンネルを抜けると、そこにはのどかな山里の風景が広がっていた。不思議なことに里には人影がない。 …

遠距離恋愛だった恋人との結婚が決まり、上京してきた琴子。 しかし二人で住むはずの家には婚約者の姿はなかった。 婚約者から裏切られ、家族も友人もいない東京に一人で暮らし始めた琴子…

――ピヨピヨ、ピヨピヨ 「小児用ＩＣカードを改札口にタッチした時の、あのバカにしたような音が大嫌い」 中学受験塾に通う小６の子どもたちの、小さな成長物語（短編）です。

後悔ばかりの感覚派&柄の悪い神経質 運び屋バディアクション、長編版！ 完結しました。 遥か昔から、「地球」には雲と並んで空に浮かぶ大地が目撃されていた。 その大地に築かれた日本…