概要
街を裸で歩く彼女は、猫だった。
街を歩く猫が、死んだ婚約者の姿に見えるようになった。
交通事故で明日香を失ってから半年、僕は驚くほど平然と日常を送っていた。彼女の喪失を悲しめていない自分に違和感を抱いていた僕は、その異常にどこか安堵していたが……。
これは、悲しみを理解するまでの時間を描いた物語。
交通事故で明日香を失ってから半年、僕は驚くほど平然と日常を送っていた。彼女の喪失を悲しめていない自分に違和感を抱いていた僕は、その異常にどこか安堵していたが……。
これは、悲しみを理解するまでの時間を描いた物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!どんなレビューを書くのが正解かわからない
是非、ご一読を。
それ以外、なにを書けばいいだろう……。
とてつもなくすごい。
私ごときが、知り得る言葉を全部出しきっても正しいレビューなんか書けないと思う。
「正しく狂うこと」
この安心感というのは、とても大きい。
想像を絶する何かが起こった際、客観的に自分を見つめて、
「ああ、今自分は狂っているな」
と思えた時の、あの安堵感というのは、経験した人間にしかわからないかもしれない。
本当に、心底嬉しくなるのだ。
それをきちんと語源化できているのが、とにかくすごい。
読んだ後、泣いたし、ちょっと震えが来た。
とにかくすごい。
読めてよかった。
そして、凹んだ。(笑) ←駄々洩れる嫉妬心w