参加作品数

38

参加受付期間

  • 開催中
  • 7日後終了 2026年5月4日(月) 23:59まで

企画内容

登場人物や設定に目新しさがある内は、他人の興味を引きやすい環境と言える。

書く側にとっても、主要キャラの登場やら世界観のご披露やらで、非常に筆が進みやすい部分だ。比較的簡単で、素人でも思い付きでそれなりの分量を書けてしまう。

難しいのは、そこを過ぎてから。世界観やキャラが固定化し、ストーリー性のみが活きてくる段階。短編にはない、長編ならではの難しい部分だ。力不足の作者は、大抵ここで筆が遅れ、物語の面白みが極端に落ちる。

最悪の場合、更新が止まったままになり、やがて耐え切れずに新たな作品へと逃げ出す。いわゆる「エタる」と呼ばれる状況だ。

執筆経験のある方ならお分かりだと思うが、スタートダッシュだけのエタり作品をどれほど量産しても、それ以降のストーリー展開を書き上げる技術は決して身に付かない。そこから逃げ続けている限り、大勢の鑑賞に耐え得る優れた長編小説を仕上げることなどできないのだ。

ただ皆さんもご存知の通り、今のWeb小説界隈は出だしの勢いだけが重視され、その甘みを吸い尽くされた作者が次々と使い捨てられていく世界。打ち切られた作品は誰の記憶にも残らず、わずかな音さえも立てずに塵となって消えていく。そんな羽目になっても出版の夢さえ叶えばそれでいいという人は、そのまま突き進めばいいだろう。

だが、もし人々の記憶に残る長編小説を世に出したいと願うのであれば、楽なスタートダッシュばかりを延々と繰り返すような真似はやめた方がいい。そこから先の展開こそが、真に優れた作品か否かの判断の分れ目になる。

ある著名な長編作家が、創作論の中でこんなことを言った。

「まずはひとつ長編を仕上げてください。そこがスタート地点です」と。

どの芸術分野でもそうだが、作品づくりというのは全工程を経験して初めて「作ったことがある」と語る資格がある。単にろくろを回しただけで、焼き物を仕上げた経験があると語る者などいないのだ。

というわけで、この企画では「序盤以降のストーリー展開に自信のある作品」を募集する。読み合いではないので、読む読まないは各自の自由。物語であればジャンルは問わない。

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「序盤以降のストーリー展開に自信のある作品」を選択してください。

運営より

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参加作品一覧