最近は流行を越えてスタンダードになりつつある、いわゆる【異世界転生モノ】に慣れていると少し驚いてしまうかもしれない【王道】ど真ん中を進む作品です。叙情詩のように紡がれる言葉は主人公の記憶の欠片を集めるように一人称視点で進行するため、読者も同じような感覚で物語を疑似体験できるのではないでしょうか。村を出て、いよいよ本格的な旅が始まったことで、少しずつ動き始めた物語の推移をこれからも見守りたいです。