鷹仁（たかひとし）

古賀コン10「ぼくにもできそう」応募作

うだつの上がらない若手ジョッキー・橘川朔八（きつかわ　さくや）。 元ダービージョッキーにして現・調教師の実父の橘川勘吉(きつかわ　かんきち)厩舎に所属するそんな彼の目の前に、一頭…

カクヨムコンテスト11で、少しずつ気になった作品を読ませていただいています。 基本的に、鑑賞したものに関してアウトプットすることが好きなので、感想を書かせていただこうと思いまし…

誰だって死にたいと思ったことはあるだろう。 ほんの1/10秒思っただけなのに、呼び寄せてしまったようだ…

1990年代、モスクワの数理寄宿学校。 十六歳のフェオフィールは数学の才能に恵まれながら、「証明されないもの」に心を惹かれていた。ある日、廃屋で拾った祈祷書をきっかけに、彼は突然…

絵が嫌いな男の子 絵が得意な女の子 ブリキ職人の叔父 獅子舞の実行委員の男 偏屈な父親 きっと誰もかれもがどこかつながっていて、それが最後のひとつの願いにつながるような そんなお…

忘年会への参加を求めてくる上司、俺を忘年会に参加するか否かの判断材料に利用しようとする後輩。彼らにどう対するべきか。 その時、俺が思い出したのは高校の頃の一幕だった。

二十九歳、会社員、市原凛音（りね）。 その正体は……十五年間も現役を続けている、ベテラン魔法少女である。 暗黒の王、アモール・ヴァンデロスとの長きに渡る戦い。 しかし、魔法少女に…

三くみのユカリちゃんが結婚するらしい。 そんなうわさを聞いてぼくが真っ先に思ったのは、まだ小学生なのに、ということだった。 ※中受したことはないので解像度は低いです。

すっごいオシャレなバーで浸ってたらすっごいドラマが起きて部外者になっちゃいました。すっごい。

（おらすじ）週末にホームレスをしていた話 カクヨムコン９短編　エッセイ・ノンフィクション部門特別賞作品

最近書けていなかったので、眠れない時間を利用してリハビリで書いたもの。 ただの年増女の独白です。

なんか思い付きの、駄文なので。

彼女は、最後の晩餐にカップ麺を選んだ。 それはささやかな儀式であり、別れの宣告でもあった。 湯気が消えるとき、愛もまた跡形なく消えてなくなるのだろうか。

肉フェスに参加します。あるある話です。

ぼくの好きな人に、好きな人ができたらしい。 ぼくは彼女に笑顔でありがとうと言ってもらいたいので、彼女の恋愛を手伝うことにした。 ーー ※性的な描写、自傷行為の描写を含みます ー…

ブレサリアン＝不食者 「学校になんて行きたくない」 そう思っていた矢先、陽翔はある施設に連れていかれた。 そこでの暮らしは楽だったが、施設で一緒に暮らしていた母親が出かけたきり戻…

旅人との約束を、待ち続けた一途な女性料理人の愛を、料理で描く。 祐里 様主催「【書き下ろし新作】「肉料理」の物語を書こう」への参加作品。 -----------------…

第2回人生逆噴射文学賞大賞受賞作品。 振り向きません。渾身の逆噴射です。

第二回人生逆噴射文学賞「大猫昔話賞」受賞作品。 作品公開OKとのことなので投稿します。 フィクションですが超絶激重シリアスなのでご注意ください。 https://kakuyom…

一時代を築いたパンテラ帝国の歴史のダイジェスト。

軽音サークルに所属する「わたし」の、なんてことのない日常。 ドラマティックな出来事なんて、ここにはひとつもない。

雨粒が苦かったから、証明写真を撮りに行くことにした。

タイトルが全てです。それ以上でも以下でもなし。

夜回り中の同心の、川べりでの出来事。 診断メーカーさんに『「月の見えない夜だった」で始まり、「忘れたままでいてください」で終わる物語をできれば840文字以内で書け』と言われてし…

僕が先輩からミニベロという小径の自転車を譲り受けたことを知ると、ハルアキは奇妙な提案をしてきたのだった。 めいめい街を走らせて、第二の故郷になるだろう、横浜への理解を深めつつ、恒…

褌(ふんどし)に宿るは、和の魂。 褌(ふんどし)でよみがえる、男の物語。 お題は「褌」。祐里さん依頼より。 馬鹿小説です。

夏祭り。お神輿渡御で、担ぎ手の装束は――。 同級生男子の六尺ふんどし締め込み姿に心を乱す女子の話です。 祐里さまの自主企画、「ふんどし」の物語を書こう https://kaku…

昔のアジカンのライブをYou Tubeで見ていて閃きました。社会や市場に、ファンが求めるものに従わずに、それでも先に行こうとすることについて書きました。書いてるとき、ほんの少しだ…

親の再婚を機に、新たに家族になった翠さんはお茶目で可愛い女性だった。 部誌「空、想ふ」への寄稿作品。 https://kakuyomu.jp/works/16818093084…

エッセイの本文内と応援コメントの返信で書いた掌編小説を掲載。 特定のユーザー名を使っていた箇所と、これだけ読むとイミフな箇所は変更してありますが、他は同じ内容です。 もうお読みに…

女は妊娠さえしなければ何人の男と関係を持っても浮気にはならないという母親の言葉を本気で信じて複数の男と浮気しまくった挙げ句、結婚を決意していた彼氏から別れを切り出される。 女は何…

面会した男は、仕事の勧誘に来たという。 そりゃおかしい。オレは服役の最中だぜ？ この男は、囚人に何をさせたいんだ？ 奇妙な状況に興味がわいたオレは、男の話につき合った。 このと…

人生に行き詰まり自暴自棄になった芸人の男は、命を賭けた大舞台に挑む。 降りしきる記録的豪雨。頭上で轟く雷鳴。観客はゼロ。 最悪のシチュエーションが産み出す最高の輝きのために、男は…

とある私立高校の同窓会に出席した教師の『ワタべ』はかつて自分が顧問を務めていた陸上競技部の元部員と名乗る『サノ』という青年に声をかけられる。 『サノ』のどろどろとした独白が始まり…

ラーメン屋で「チャーシューメンのネギ抜き」を注文したところ、隣の席の人から「そのネギ、私の方に貰えませんか？」との申し出があり……

ママのお誕生日にプレゼントを買ってあげようとする話です。

【祝！カクヨム甲子園2025 中間選考突破！】皆様ありがとうございます！ －実話を元に書いた、子供が関わる闇について－ 処女作となりますので、上手くはないのですがよろしくお願いし…

勇者と御一行様、そして彼らを支える裏方たち。ファンタジー世界の、ある意味でプロフェッショナルたちの本音とは。

舞台は、少し先の未来──2141年の日本。 高度な人工知能とロボットが人々の心まで支える世界で、僕はなぜかカウンセリングロボットになってしまった。 手も足も動かせないまま、目の前…

大学の教員である風間賢人は十年前に卒業した教え子の雲井瞭子に呼び出された。彼女は〈雨恐怖症〉＝オンブロフォビア（ombrophobia）なのだと訴えた――。

元は【三題噺 #111】「透明」「参考」「味」から

大学時代、ヤリサーで女を堕としNTR動画を女の恋人に送り付ける、といった所業を繰り返していた「島　鈷介（しま　こすけ）」は、その悪行が露見し、入社したばかりの一流商社をクビになる…

わたしの幸せについてのお話です。

第二次世界大戦終戦直後の横須賀で弘が送る日常の一片。 第二回GOAT×monogatary.com文学賞に落選したため公開します。 この賞は応募作品に対するお題がありました。 …

https://kakuyomu.jp/user_events/16818792439684487851 眼高手低、レギュレーション違反お断り。書き下ろし新作『カッコいいミステリ…

　高校二年生の市谷柊は、ある日、学校で悪目立ちしている一年の藤原あかりと知り合いになる。金髪ロングでストレートヘア、子犬みたいなあかりから勉強を教えてほしいと頼まれ困惑する。名前…

ある日、友達のナオちゃんはあたしの制服を新しく作ってくれると言った。 ※フィクションです。 2025年9月10日、不破安敦さん主催の暗黒文学祭にて大賞をいただくことができました。…