参加作品数

69

参加受付期間

  • 開催中
  • 6日後終了 2026年5月12日(火) 23:59まで

企画内容

実写映画で言えば「アバター」や「アベンジャーズ」、「スターウォーズ」など。アニメなら「鬼滅の刃」や「千と千尋の神隠し」、「君の名は。」といった作品。

ジャンルは千差万別だが、いずれもトップクラスの興行収入を誇る名作たち。共通して言えることは「圧倒的なオリジナリティ」と「類いまれなる表現力」、そして「メジャー級のエンタメ性」であろう。真の名作というのは、これら三つの要素を兼ね備えた作品だけが名乗りを許される。

この三拍子揃った作品が、今の日本の小説には見当たらない。全くないとは言いたくないが、限りなくそれに近い状況だ。

例えば純文学寄りの名の売れた小説コンテストの場合、選出作品のほとんどが「類いまれなる表現力」を持つ一方で、「オリジナリティ」や「エンタメ性」が弱い。特に「エンタメ性」に関しては絶望的。評価する側の感性が古く、文学の存在意義を特定の古い時代に限定して捉えているせいで、いまだに古典的な文学作品のジャンル枠に支配されている。具体的には、重箱の隅をつついたような狭い日常に焦点をあてた地味で退屈な物語ばかりを好む。これだけ物語が多様化した時代にありながら、頑なに古い因習に拘り続け、ストーリー性や世界観に多様性を見いだす気概がないのだ。

一方で、投稿サイトでよく見かけるマイナーな小説コンテストの場合、選出される作品はほぼマニア向けラノベ。純文学寄りのコンテストに比べて「エンタメ性」はそこそこあるものの、「表現力」と「独自性」が圧倒的に低い。極端な嗜好にひた走るマニア層をターゲットにしているため、これでもかというほど類似品を大量生産し続ける。そのため、オリジナリティはほぼ皆無。特定のマニア向け要素さえ含んでいればよいと評価され、小説では欠かせないはずの文章表現も二の次。出てくる作品は小説の風上にも置けない三流揃いで、辛うじて中の下くらいのものが片手で数えるほどあるかないかという状況。唯一の売りである「エンタメ性」も、井の中から一歩出れば鳴かず飛ばず。残念ながら、広い世の中では通用しない水準だ。

こんな惨状ゆえ、小説はひたすら地の底へと落ち続けている。古びた感性のインテリ気取りや偏った嗜好のマニアなど、人口の0.1%にも満たない連中に媚びるためだけに存在し、残りの99.9%の人々が新たな魅力ある物語の発見に期待を寄せるメディアではなくなってしまった。

おそらくこれは、文章という表現手段の劣位性だけで説明できるものではなく、関係者の意識の低さに起因する点も多々あると言わざるを得ないだろう。時代遅れな古びた感性が多くの人の興味を失わせた。あるいは素人同然の拙い文章が、それを表現手段にする小説の存在価値を失墜させた。そういった現実に即した素直な自省をできず、結果を伴わない無価値なプライドだけに縛られた業界関係者のなんと多いことか。

そんななか、前述のような三要素をそれなりに含んだ本来なら主流であるべき小説たちは、行き場もなく投稿サイトの泥中を彷徨うばかり。なんともひどい話だ。

というわけで、無駄とは知りながらも、この企画では「表現力・独自性・エンタメ性の三拍子揃った作品」を募集する。読み合いではないので、読む読まないは各自の自由。物語であればジャンルは問わない。

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「表現力・独自性・エンタメ性の三拍子揃った作品の本棚」を選択してください。

運営より

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参加作品一覧

一緒の二人

★0 ホラー 完結済 4話 3,878文字 2026年5月5日 11:13 更新

短編

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主催者

趣味で小説を書いています。長編小説はいくつか書き終えてますが、自身の目標水準に達していないためここには載せていません。 サイト上の作品は、水準に拘りなく気晴らしに書いた短編やエッセイのみ。よって、本…もっと見る

近況ノート

参加者 61